機動戦士ガンダム 第4話 ルナツー脱出作戦

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ナレーター:「人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に半世紀が過ぎていた。地球の周りの巨大な人工都市は人類の第二の故郷となり、人々はそこで子を産み、育て、そして、死んでいった。宇宙世紀ダブルオーセブンティーナイン(0079)、地球に最も遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。この一ヶ月あまりの戦いでジオン公国と連邦軍は、総人口の半分を死に至らしめた。人々はみずからの行為に恐怖した。」


タイトルコール:「ルナツー脱出作戦」

連邦兵A:「マダガスカル、ビーコンキャッチ。入港基準速度、上限マイナス2。姿勢良好」
連邦兵B:「マダガスカル入港!各員、係留先の配置につけ」
連邦兵C:「武器装填班、急げ」
連邦士官A:「レクリエーションサービス、どこに行っている?兵員接待の準備できているのか?」
連邦兵D:「第二桟橋、係留準備完了。各員、マダガスカル係留後、ただちに第二戦闘備品の搬入を行う」
連邦兵E:「了解!」

ブライト:「我々は民間人を百人以上連れているんですよ。それだってサイド7が攻撃されてやむなく脱出してきたんです」
連邦士官A:「私らだって降ろせるもんなら降ろしてやりたいよ。けどな、ルナ2の基地だって緊急事態の連続なんだ」
ブライト:「味方の基地に着いたというのに休むこともできないなんて、そんなことありますか?」
ワッケイン:「君の質問には私が答えよう。ルナ2方面軍司令ワッケインだ。君がブライト・ノア君だな?」
ブライト:「は、はい!」
「避難民達はとても疲れています。基地で落ち着ける場所を探していただきたい」

ミライ:「ジオン軍の追跡を受けて休まる間もなかったんです」
ワッケイン:「民間人を収容しておく余地はないな」
ブライト:「そんな!」
アムロ:「・・・あ」
ワッケイン:「皆さん方はこのままここにいていただきます。地球連邦軍本部の指示を仰いで、しかるべき艦でただちに地球へ移動してもらうことになります」
避難民A:「ええっ」
避難民B:「地球?」
避難民C:「せっかく・・・」
避難民D:「サイド7に戻りたい・・・」
ワッケイン:「次の者は一般避難民とは隔離する。ブライト・ノア、ミライ・ヤシマ、リュウ・ホセイ、セイラ・マス、カイ・シデン、ハヤト・コバヤシ、アムロ・レイ」
キッカ:「なによなによ、お兄ちゃん達を!」
レツ:「そうだそうだ、なんだよ!」
フラウ:「おやめなさい、ね」
ブライト:「訳を!訳を聞かせてください!」
ワッケイン:「士官候補生と民間人がみだりに軍のトリプルAの秘密、すなわちホワイトベースとガンダムを使用したことによる。全員軍事裁判にかけられるものと覚悟しておくことだ。ホワイトベースは没収、ガンダムは封印して軍の管轄下に戻す。以上だ」
アムロ:「身勝手じゃありませんか!サイド7がどういう状態だったか調べもしないで、よくもそんなことが言えますね?」
パオロ:「・・・」
ワッケイン:「艦長、ルナ2司令ワッケインです」
パオロ:「・・・ホ、ホワイトベースの修理と、・・・こ・・・子供達を・・・」
ワッケイン:「あとはわたくし私にお任せください。お心置きなく傷のお手当てを」
連邦兵F:「ガンダムの封印が終わったらガンタンクだ」
連邦兵G:「ガンタンクはどうする?こいつはバラバラだぜ」
連邦兵H:「封印しとけ。ワッケインはあれでうるさいんだから」
ブライト:「ムサイが来ます。あのまま赤い彗星のシャアが追撃をあきらめたとは思えません。今ガンダムを封印することは」
ワッケイン:「君に戦略をうんぬんする資格はない」
ブライト:「あなたは赤い彗星の恐ろしさを知らないんです」
ワッケイン:「正規の軍人でない君の判断ならそうも思えるだろうな。だがな、赤い彗星といえば名立たる戦士だ。彼がムサイごとき軽巡洋艦でこのルナ2に挑むような馬鹿な真似はしない」
連邦兵I:「さあ」

シャア:「ルナ2のレーダーには捕捉されていまいな?」
ドレン:「はい、ミノフスキー粒子の濃度はやや少な目ですが、大丈夫でしょう」
シャア:「敵を目の前にしても捕捉されんとは奇妙なものだな。科学戦も詰まるところまで来てしまえば大昔の有視界戦闘に逆戻りという訳だ」
ドレン:「少佐、ルナ2をやりますか?」
シャア:「ドレン、貴様も言うようになったな。あれだけの装備を誇っているルナ2だ。並の軍略家ならばこのムサイごときがしかけてくるとはよもや思うまい」
ドレン:「だからおやりになる」
シャア:「手はあるよ、ドレン」
ドレン:「期待します」
シャア:(もしやあの時の少女が十年前に別れた妹の・・・いや、アルティシアにしては強すぎる・・・)

セイラ:「お捨てなさい!動くと撃ちます」
「・・・あっ」

シャア(そう、アルティシアはもっとやさしい)
「ノーマルスーツで敵の懐に潜入する!」

ドレン:「えっ?」
ジオン兵A:「え?」
シャア:「第一目的は連邦軍のモビルスーツを奪うことだ。第二に敵の新造戦艦の木馬も奪うことである。手にいらずんば撃破するのみ。以上!」

連邦兵J:「食事だ」
ブライト:「君!ワッケイン司令に会わせるんだ!」
アムロ:「無駄じゃないんですか?ブライトさん」
ブライト:「だがな、シャアが襲ってこないとは断言できないだろ!」
アムロ:「そうですが・・・」
カイ:「それより、腹がすいちゃしょうがないぜ。食べられる時に食べておかなけりゃ、いざって時に何もできないぜ、逃げることだってな」
アムロ:「・・・」
リュウ:「カイ・シデン君の言う通りだよ、アムロ・・・食事は銃に弾を詰めるみたいなもんだ。兵士は食べたくなくても食べなきゃいけない」

シャア:「うむ・・・」
フィックス:「少佐、行きますか?」
シャア:「待て、見ろ」
フィックス:「おっ、こ、これは?」
シャア:「赤外線探知機だ。あれにひっかからんように機雷を仕掛けろ」
フィックス:「は!」

アムロ:「だからブロック接続レバーが二段になってる点を忘れなければいいのさ。この操作がジオンのザクと決定的に違うってことなんだ」
カイ:「ほんじゃあさ、ガンダムが最高にジオンのザクより優れてるってのはなんなんだよ?」
アムロ:「戦闘力さ。今までのザクタイプのモビルスーツと違って、戦いのケーススタディが記憶される」
カイ:「ケーススタディが記憶される?ってことはガンダムって、戦闘すればするほど戦い方を憶えて強くなるって理屈か?」
アムロ:「そうさ。しかも操縦の未熟な僕でさえ歴戦の勇士のシャアとどうにか戦えたのは、僕の上手下手よりガンダムの教育型コンピューターの性能がいいってことだよ」
リュウ:「ははははっ、ご謙遜ご謙遜!」
アムロ:「・・・、うわっ!」
カイ:「うわっ!」
ハヤト:「ああっ!」
アムロ:「あっ!」
ハヤト:「うわあっ!」
カイ:「うわああっ!」
リュウ:「うっ、・・・がはっ!」
ブライト:「・・・遠心重力装置が止まったぞ」
カイ:「どうやら電源部分がやられたらしいな!」
アムロ:「シャアだ!」

ワッケイン:「監視レーダーをくぐられたというのか?」
連邦兵K:「は、司令、敵はおそらくノーマルスーツによる特殊工作隊と思われます」
連邦士官B:「ブライトの言った通りだ・・・はっ・・・」
ワッケイン:「マゼランを出撃させる!」

アイキャッチ

ブライト:「ここを開けろ!」
アムロ:「僕達のことなんか忘れられたんじゃないですか?」
ブライト:「しかしこのままでは。このっ・・・ん?開くぞ」
アムロ:「え?そうか、電源が切れたんで電子ロックも効かなくなったんだ」
リュウ:「行こうぜぇ!」
アムロ:「ミライさんとセイラさんは?」
ブライト:「隣の部屋にいるはずだ。ミライ!セイラ!」
ミライ:「ブライト・・・」
セイラ:「ブライト・・・」

ワッケイン:「マゼラン、急速発進。ドッキングロック解除急げ」

フラウ:「ジオンの攻撃が始まったというのに、なぜあたし達を安全な所に避難させてくださらないんですか?」
連邦兵L:「司令からはなんの命令も出てないから」
フラウ:「じゃあ、あたし達にここで死ねって言うんですか?」
連邦兵L:「い、いや、そう言ってる訳じゃないんだ」
フラウ:「だったら早いとこ司令と連絡を取ってなんとかしてください」
連邦兵L:「し、しかし、司令は今それどころじゃないだろうし」
キッカ:「えいっ」
連邦兵L:「うおっ。何をするこいつ。こっちへ来い、こいつめ」
「だあっ」
連邦兵M:「うおっ」
リュウ:「やったあ!」
ブライト:「仲間を集めろ。ホワイトベースを港から出すんだ。アムロはガンダムの封印を解け」
アムロ:「はい!」

フィックス:「マゼラン艦が出て行きます」
シャア:「行くぞ!」

ワッケイン:「おおっ、うっ」
連邦兵N:「うわっ」
連邦兵O:「うっ」
ワッケイン:「うおっ・・お・・・、・・・しまった、謀られた」

ブライト:「なんだと?マゼランが港の出入り口を・・・エンジン始動、機関急げ!リュウ、カイ、アムロ、ガンダムの封印は解けたか?」
カイ:「怒鳴りなさんな、今始まったばかりじゃないですか」
ブライト:「・・・、セイラ、避難民は?」
セイラ:「今、重力ブロックに移動中です。フラウ・ボゥが指揮してくれてます」
ブライト:「よし、僕もガンダムの所へ降りる。ミライ!エンジンパワーが臨界に達したら微速前進だ!」
ミライ:「はい」

連邦兵P:「司令、お怪我は?」
ワッケイン:「大丈夫だ、ただのかすり傷だ」
「だ、誰がホワイトベースを?着けろ、ホワイトベースに着けるんだ」

ワッケイン:「貴様らそこで何をしとるか!」
「ホワイトベース立ち入り禁止は厳命したはずだ」
アムロ:「シャアと戦えるのはガンダムしかないんです!」
ワッケイン:「すぐに退去したまえ!」
ブライト:「反逆罪は覚悟の上です、ワッケイン司令。あなたの敵はジオン軍なんですか?それとも私達なんですか?」
ワッケイン:「貴様・・・」
「今、君に軍規がなぜ必要なのか説明したくはないが、定められた命令は厳守だ」
ミライ:「軍規軍規、それがなんだって言うんですか。軍人が軍規にのっとって死ぬのは勝手です、でも、ほかの民間人がその巻き添えになるのは理不尽ではないでしょうか?ワッケイン司令」
ワッケイン:「な、何?」
パオロ:「ワッケイン君」
ワッケイン:「は、パオロ艦長」
パオロ:「・・・どうだろう、ワッケイン君・・・ホワイトベースにしろ、ガンダム、ガンキャノン、・・・ガンタンクは今まで機密事項だった・・・」
ワッケイン:「はい!」
パオロ:「だからなのだ、不幸にして我々より彼らの方がうまく使ってくれるのだ。・・・すでに二度の実戦の経験がある彼らに」
ワッケイン:「しかし、艦長・・・!」
パオロ:「・・・そう、しかし彼らはしょせん素人だ。司令たる君が戦いやすいように助けてやってくれたまえ・・・わしが責任を持つ・・・」
「・・・」
ワッケイン:「・・・わかりました、艦長のお言葉に従います」

アムロ:「ん・・・」
リュウ:「くっ・・・」

シャア:「マチュウ、フィックス、いいな?港に潜入、一気に木馬型戦艦とモビルスーツを叩く」
マチュウ:「了解!」
フィックス:「了解!」
シャア:「行くぞ!」
アムロ:「シャアだ。・・・」
「うあっ!」
「おっ!」

リュウ:「うおっ!」

ブライト:「ワッケイン司令、あのマゼラン艦を排除しないかぎり、ホワイトベースは港から出られません。このままでは戦わずしてルナ2艦隊は全滅です」
ワッケイン:「ん・・・」
ミライ:「ムサイだわ!」
ワッケイン:「マゼランを排除する!」
ミライ:「・・・」
連邦士官C:「司令」
ワッケイン:「ホワイトベースをこの場で固定。各艦防護体制をとれ。主砲スタンバイ!」
連邦士官C:「はい!」
ワッケイン:「防護壁降ろせ!」
「照準、マゼランの熱核反応炉。各自、衝撃に備えろ!」
ブライト:「アムロ!通路の前からどくんだ!」
アムロ:「え?」
ワッケイン:「発射!」
ミライ:「うわっ!」
ブライト:「ぐっ!」

アムロ:「はっ・・・」
シャア:「おっ・・・」
ドレン:「うおおっ・・・」
アムロ:「シャア、い、いったいどんな男なんだ?」

ブライト:「・・・艦長、やりましたよ!・・・?あっ・・・」

連邦士官D:「司令」
ワッケイン:「うむ。少なくとも地球までは彼らに任せた方がよかろう。パオロ艦長のおっしゃった通り」
連邦士官D:「司令」
ワッケイン:「ジオンとの戦いがまだまだ困難を極めるという時、我々は学ぶべき人を次々と失ってゆく。寒い時代だと思わんか?」

ブライト:「艦長、あなたのホワイトベースは、私達の手で必ず地球にお届けいたします!」
アムロ:(と、父さん・・・どこに行ったんだろう?)

次回予告:「重力に任せて落ちれば燃え尽きてしまう大気圏突入。その瞬間にシャアはホワイトベースに奇襲を掛けた。我も危険なら彼も危険、共に大地を見ることができるのか?機動戦士ガンダム、次回、『大気圏突入』。君は、生き延びることができるか?」


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