∀ガンダム ターンエーガンダム 第7話 貴婦人修行

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あらすじ:「ホワイトドールのお祭りに使うみこし小屋の下に、縦のトンネルがあった。そこにはヒゲのモビルスーツに合う武器もあったのだけれど、使い物になる物はなかった。そういうことで僕は取り乱したのではないのだけれど、僕は、悲しかった」

タイトル:「貴婦人修行」


シド:「武器の発掘は、わしに任せておけ!」
ジョゼフ:「頼みましたよ」
メシェー:「どう、使えそう?」
ジョゼフ:「わからないなー」
ソシエ:「何よ、気合いで直すぐらい言ってよ!」
ジョゼフ:「同じ形の物の部品は、他の奴の修理用に取っておく必要もあるから無駄にはならないけどね。問題はあいつだよ、1機しか見つかっていない」
ソシエ:「みこしの陥没した所にもなかったの?」
ジョゼフ:「また土砂が流れ込んで、埋まってしまっているからね」
ソシエ:「ロラン起こそ。これを運ばせなきゃ!」
メシェー:「待ってよ!」

ロラン:「あ・・・」
ソシエ:「いつまでも寝てるんじゃないの、ロラン!」
ロラン:「お、お嬢さん」
メシェー:「ソシエほめたよ」
ロラン:「えっ?」
メシェー:「ハイム家の運転手は、やるときはやるってね」
「ね?」
ソシエ:「言ってないわよ!」
メシェー:「言っただろ、ふふっ」
ロラン:「・・・ねえ、今は停戦中なのにさあ、戦ったりしてまずかったんじゃないかな?」
ソシエ:「は?」
メシェー:「機械人形が増えないうちに潰すには、いいチャンスじゃない?」
ロラン:「停戦をそんな風に考えるのか?」
ソシエ:「グエン様の工場でも、機械人形の部品を造り始めてるらしいわ」
ロラン:「まさか!」
ソシエ:「ほんとよ!ミリシャの人もみんな言ってるわ!」
メシェー:「こっちにはホワイトドールがいるから、手出しはさせないわよね」
ロラン:「地球と月のお偉いさんが、話し合いはしているんだろ?戦争にならないように」
メシェー:「そう思いたいけど、どんな話し合いになっているかね。力づくで一方的に言いくるめられているかもしれないよ」
ロラン:「僕、会ってみたいな」
メシェー:「誰に?」
ロラン:「月の女王さんとかにさ。どうやったら会えるかな?」
ソシエ:「くだらない事言わないでよ!」
ロラン:「くだらなくないよ!」
ソシエ:「くだらなくなけりゃ、あほ、すっとんきょう!そんなに会いたけりゃこのホワイトドールの機械人形で、会談してるところに乗り込んだら?」
ロラン:「無茶言わないでください!」
ソシエ:「無茶はどっちよ?変なこと言いだして!あーあ、見損なったわ。見直して損した」
メシェー:「なに考えてんだか」
ロラン:「はぁ・・・」

フィル:「私が独自の判断で行動したのは、それなりのわけがあったからです!」
DC士官A:「どのようなわけがあっても、言い訳にはならんだろ」
フィル:「あなた方は前線にいないからそう言えるのです。今日の偵察でわかったことがあります。地球はマウンテンサイクルからモビルスーツを発掘しているのです。しかも、そのマウンテンサイクルのような山はひとつとは限らんのですよ!」

ディアナ:「マウンテンサイクルに似た山の調査は、前線部隊に任せろというのですね?」
ミラン:「地球が力を持てば、交渉どころではなくなります。戦争にならないようにする為です」
ディアナ:「戦争はいけません」
ミラン:「はい」
ディアナ:「パーティーを催しましょう」
ミラン:「は?パーティーですか?」
ディアナ:「お互いの理解を深めれば、むやみな争いも起きなくなりましょ。は・・・」

ベルレーヌ:「キース、やっぱり売りに出るの?」
キース:「おはようございます。来ることなかったのに」
ベルレーヌ:「ごめんなさいね。お父さんが入院しなければキースに・・・」
キース:「いいんですよお嬢さん。客が来なければ、こっちから出てくだけです。街中まわればなんとかなりますって」
ベルレーヌ:「田舎に疎開することも考えてるのよ、父は」
キース:「まだわかりませんよ。行ってきます、お嬢さん」

キース:「パンはいかがですか!安くておいしいパン、いかがですかー!」
子供A:「パンだ」
キース:「うまいぞ、うちのパンは!」
母親A:「ほら、列車に乗ったら食べさせてあげるから!」
子供A:「だって!」
キース:「はぁ」

キース:「思った以上に、街からは人がいなくなってんだ・・・」
農民A:「ムーンレィス反対!」
農民B:「こっちには来るな!」
農民A:「月の人間は出てけ!」
キース:「こんな所に」
農民A:「どこにも行かせねえってんだ!ひゃっ」
農民C:「この野郎、人の土地で!」
農民B:「そいつを轢き殺す気か!」
キース:「うっ、あ、あ、あ、ああーっ!」
農民C:「このっ、思い知らせてやる!」
農民B:「うわああっ、あいつら撃った!」
キース:「おいおい、どうしてくれんだよ。今朝焼いたんだぞ!」
DC士官A:「おい」
キース:「俺は何もしてませんよ。売り物をこんなにされちまって」
DC士官A:「うまいのかよ?このパン」
キース:「えっ、うまいかって?食ってみろよ」
DC士官A:「おっ、おお・・・」
キース:「新参者はさ、土地の者には口のきき方を気をつけたほうがいいんだぜ」
DC士官A:「うまいもんだな。どおりで地球に降りたがっていたわけだ。口のきき方、難しいよなー」
キース:「ああ」
DC士官A:「これさ、軍に持って来たら売れるぜ、みんなが買うよ」
キース:「ほ、ほんとですか?」
DC士官A:「うまいもん。ここにあるの、買ってやるよ」
キース:「全部ですか?」
DC士官A:「うまいからさ」
キース:「毎度、ありがとござーい!!」

グエン:「交渉を再開しなければ、話は始まらないでしょう」
領主A:「わしの領地からノックスに援軍を向かわせている。侵略者を追い出す!」
グエン:「今、戦いを仕掛けても、勝てる見込みは万にひとつもないのです!」
キエル:「ディアナ・ソレルからの通信です」
領主B:「ディアナから?」
グエン:「なめられたものです。親睦パーティーを開きたいと言ってきました」
領主C:「パーティーだと?」

領主A:「目立たぬ所へ援軍を向かわせるのならよろしかろう」
領主C:「機械人形を発掘してる山なら、ノックスからも近いし、まさに一石二鳥ですな」

ソシエ:「あれが昨日出てきたっての?」
メシェー:「ロランが持ってきたのは見るからに武器だったけど、あれはわからないわね」
ジョゼフ:「いや、あれも武器だろうな。ロランと相談しなくちゃ」
ソシエ:「あら、ロランはグエン様からお呼びがかかって行っちゃったわよ」
ジョゼフ:「いつ戻る?」
ソシエ:「さあ」
ジョゼフ:「自分とこの使用人の予定がわかんないのか?」
ソシエ:「うちの使用人はホワイトドールのパイロットっていう名誉ある仕事に就いてるから、私の手には負えませんね」

グエン:「待っていたよ、ローラ・セアック」
ロラン:「お話は下で聞きましたけど、パーティーですか?」
グエン:「親衛隊のハリー中尉が、ホワイトドールのパイロットと会ってみたいと言ってきた」
ロラン:「ハリー中尉?」
グエン:「親睦の為のダンスパーティーだ。手荒なことはされない」
ロラン:「ダンスなんて無理ですよ」
グエン:「これはミリシャのパイロットとして、命令している」
ロラン:「ふ、服だってないし」
グエン:「そういう心配は無用だ。その為にキエル・ハイム嬢をつける」
「キエル嬢、頼みます」

キエル:「はい」
「ロラン、こちらへ」

ロラン:「あ、はい」

ロラン:「すごい衣装ですね・・・」
キエル:「そうね。外からのお客様の為の予備とか、ローラの為の物ですって」
ロラン:「ローラですか?」
キエル:「任務の為よ」
「グエン様はね、こちらにもディアナ・カウンターと同じような機械人形の兵器があってね、それを女でも運転してるって見せたいのよ。でも、なぜ断らなかったの?やなんでしょ?」

ロラン:「・・・、バランスを取らなければ、地球が一方的に負けてしまうような事になるんでしょう?」
キエル:「多分ね」
ロラン:「じゃあ、やりますよ」
キエル:「なら、パーティーの日までレディとしての立ち居振舞いのレッスンをしましょ」
ロラン:「えっ、レッスンですか?」

DC士官B:「こういうケーキだ」
キース:「雪だるまですか?」
DC士官B:「地球と月だよ」
キース:「地球と月」
ベルレーヌ:「そうなんだ」
DC士官B:「2メートルは欲しいな」
キース:「2メートル」
「受けていいんですか?」

ベルレーヌ:「材料はあるわ。キース親方」
DC士官B:「手付金だ。残りはケーキと引き換えだ」
キース:「す、すんません」
DC士官B:「じゃあな」
「待たせたな」
キース:「いいのか?敵の注文を受けてさ」
ベルレーヌ:「今はこのお金、助かるわ。ありがとう、キース」
キース:「いやですよ、お嬢さん。2メートル以上のケーキか」

ロラン:「・・・」
キエル:「へっぴり腰はだめと言ったでしょ」
ロラン:「うわっ」

キエル:「どうぞ」
「おかしい?」

ロラン:「おかしいです・・・」
キエル:「そうかな?ふふふふっ」
ロラン:「キエルお嬢さんがやったんですよ。ははははっ」

キース:「軍人のデザインよりは、いいだろ?」
ベルレーヌ:「いいセンスだと思うけど、あ」
キース:「あっ、重すぎたか」

ロラン:「嘘でしょ?」
キエル:「コルセットはね、腰を細く見せるもんなんだから!」
ロラン:「うっ、うわっ!」

キース:「おっ、おっ、おおっ!」
ベルレーヌ:「キース!」
キース:「ぷはっ!」

ロラン:「・・・」

アイキャッチ

キエル:「はい、はい、はい、はい!そこで回って、はーい、そんなに振らなくっても相手が動いてくれます。はい、もう一度回る」
ロラン:「・・・うへっ」
キエル:「パートナーにやさしく!」
ロラン:「パートナーっていったって・・・」
キエル:「レディはお相手に文句言わない。はい、1、2、3、2、2、3、3、2、3」

紳士A:「ようこそおいでくださいました」
フラン:「ここじゃ、いい画が撮れないな」
記者A:「おっ、ミリシャの機械人形だ」
フラン:「ホワイトドールが来た?」
「いよいよホワイトドールのパイロットのご登場というわけね」

警備員A:「それ以上前へ出るな」
記者B:「グエン・ラインフォードが婦人をエスコートしてるぞ」
記者C:「女性は2人いるんじゃないの?」
記者D:「ミリシャの護衛はいないのか?」
警備員A:「下がれってんだよ」
フラン:「ホワイトドールのローラが出てくるのよ!」
警備員A:「えっ!?」
ヤーニ:「何が起こるか、わかんないんだからな」
フラン:「え?グエンにキエル、真ん中のがホワイトドールのパイロットだろ?あれ、どこかで見た顔だ。まさかあれロランじゃない?」
キエル:「あ・・・」
フラン:「ディアナ・カウンターの親衛隊だ」
ロラン:「グエン様、ハリー中尉ですよ。中へ入りましょう」
キエル:「ロランはパイロットなのです。皆があなたを見ています。ちゃんとしていればいいのです」
ハリー:「やあ、グエン殿。そちらのご婦人がヒゲのモビルスーツのパイロットなのですか?」
グエン:「はい、ローラと申します。地球ではこのような乙女でも機械人形を操るのです」
ロラン:「はじめまして」
ハリー:「ご挨拶は、後ほどゆっくりと」
ロラン:「はい」
グエン:「では、よいパーティーを」
「行こうか、ローラ」

ロラン:「はい」

キース:「よいしょっと」
コックA:「ホールの方は準備できたらしいぞ、急げ!」
キース:「はあっ、天地創造の苦労がわかったよ」

ウェイターA:「地球のワインをどうぞ」
婦人A:「い、いえ、お酒は結構ですの」
婦人B:「地球人といっても、私達と変わりませんわね」
婦人C:「あちらがディアナ様」
婦人D:「珍しいお召し物ですこと」
紳士A:「初めてですね、こんなパーティー」
紳士B:「誰が戦争なんて歴史を繰り返しますか」
紳士C:「軍事の事は御法度御法度」
ディアナ:「お互いに様子を伺いあっているだけになってしまいましたね」
ミラン:「何かきっかけがないと、難しいのでしょう」
紳士D:「同じ人間同士と確認できただけでも、結構なことです」
ロラン:「・・・、ディアナ様が見えないや」
キエル:「ローラ、ローラ、口を閉じなさい」
ロラン:「あっ、なんか僕」
キエル:「私」
ロラン:「私、こんなの初めてだから」
キエル:「せっかくの親睦の為のパーティーなんだから、遠くから見てるだけではだめでしょ」
ロラン:「みんな同じですよ。地球の人同士集まってるだけですし」
キエル:「そういえば、月の人達も同じようね」
ロラン:「お嬢さん、話しかけてみたらどうですか?」
キエル:「ムーンレィスに?なぜ私のほうから?」
ロラン:「そんなこと言ってたら、いつまでたったって仲良くなれないじゃないですか」
ミラン:「そうですね。誰かに誘うように言いましょう」
ハリー:「私が参ります。ここはお任せください」
ディアナ:「任せます。よしなに」
ハリー:「はい」
「ワルツの曲をお願い致したい」

ウェイターB:「はい。かしこまりました」
ハリー:「どなたか、私と1曲踊っていただけませんか?」
婦人E:「ディアナ・カウンターの方?」
婦人F:「んふっ、趣味が悪いこと」
ロラン:「お嬢さん、これは失礼なんじゃありませんか?」
キエル:「その通り。さ、お行きなさい」
ロラン:「そんなっ、ぼ、私は無理です・・・」
キエル:「せっかくのレッスンの成果を披露しなくってどうするの」
ロラン:「うぅ・・・、こ、こんばんは」
ハリー:「おや、あなたは」
ロラン:「さ、先ほどは失礼致しました、中尉殿」
ハリー:「お手をどうぞ、ローラ嬢」
ロラン:「よ、よろしく、よろしくお願いします、中尉様」
ハリー:「どうぞ」
キエル:「ふっ」
紳士E:「私達も行こう」
紳士F:「任務遂行」
紳士G:「お相手をお願いできますか?」
婦人G:「私でよろしければ」

コックB:「やっとパーティーらしくなって、料理の売れ行きもよくなってきた」
コックC:「残るは、月の女王のケーキ入刀だな」
コック長:「おい、パン屋。ケーキは完成したのか?」
キース:「できましたよ。でも、台座が来ないんです」
コック長:「なんでないの?」
キース:「ミリシャの人があとで届けてくれるって言ってたんだけど」
コック長:「お前、ちょっと調べてやれ!」
コックD:「はい」
コックE:「あれじゃねえのか?」
ミリシャ士官A:「遅れてすまんな。ドンキーに頼まれたケーキの台座だ」
キース:「ああすんません。心配しちゃって」
コックF:「よーし、急げよ」

ロラン:(ディアナ様)
ハリー:「ローラさん」
ロラン:「はい?」
ハリー:「君はあのモビルスーツを、どこで手に入れたのかね?」
ロラン:「山で、偶然にです」
ハリー:「それでは、ミリシャがモビルスーツを揃えるのは、気の遠くなる話ですね」
ロラン:「私が見つけたときは偶然でしたが、そのあとは次々と見つかっておりますから、どうでしょうか」
ハリー:「ほう」
ロラン:「それに、モビルスーツの埋まっている山は他にもあるようです。あなた方の武力が一方的に勝っていると思うのは、危険だと思いますけれど」
ハリー:「それが本当ならばな」
ロラン:「本当です」
グエン:「お2人の仲を引き裂くようで申し訳ないのだが、ローラ嬢をディアナ様に紹介したいのですが、お許しいただけるかな?」
ハリー:「どうぞ」
ロラン:「ディアナ様に?」
ハリー:「ローラ嬢、よろしければ、またお相手を」
ロラン:「喜んで」
「・・・」

グエン:「ディアナ・ソレル様、彼女がミリシャの誇るホワイトドールのパイロット、ローラ・ローラであります」
ディアナ:「美しいお嬢様ですこと。よろしく、ローラ・ローラ」
ロラン:「拝謁させていただき、心より御礼申し上げます、ディアナ・ソレル閣下。ディアナ様」
ディアナ:「はい?」
ロラン:「あなたがいらっしゃったのに、なぜ戦争が続くのでしょうか?」
ミラン:「ご婦人、このような場所で何を言うか!?」
ロラン:「・・・」
グエン:「ローラ、無礼だぞ!」
ロラン:「ディアナ様は、戦争をするおつもりで、地球に降りてこられたのですか!?」
ディアナ:「まずは、挨拶が先ではありませんか?ローラ・ローラ」
ロラン:「は、はい、陛下・・・」
ディアナ:「誰も戦いなどは望んでおりません」
ロラン:「では、月と地球がなかよくやっていけるように、取り計らってくださいますね?」
ディアナ:「勿論です。あなたと私は立場は違いますが、思いは同じと感じました。お互いに頑張りましょう」
ロラン:「・・・はい!」
ディアナ:「グエンさん、お互いに大切に思う人々を、いつまでも不安にさせておくのはよくありません。交渉を再開していただけますか?」
グエン:「勿論です」
ミラン:「・・・」
紳士淑女達:「おおっ、素晴らしい」
「ケーキか」
「これは、地球と月だぞ」
「どうやって作ったんでしょ?」
「これは食べ甲斐がありますな」
「砂糖の塊ではないのか?」
ミラン:「記念のケーキです」
ディアナ:「なんと立派な」
ミラン:「ディアナ様、御前へ。グエン閣下もどうぞ」
グエン:「・・・」
ロラン:(ディアナ様とグエン様が)
グエン:「ああ」
ミラン:「お2人には、お互いの大地にバラの花を捧げて、友好のしるしとしていただきます」
ディアナ:「月と地球の平和を象徴するこのケーキを、皆で分かちあいましょう。あっ!」
ミリシャ兵A:「お命・・・」
グエン:「貴様らぁっ!!」
ロラン:「はぁっ・・・、動かないで!」
ミリシャ兵B:「ディアナーッ!」
ミリシャ兵C:「でやっ!」
ロラン:「うっ・・・」
ミリシャ兵A:「ディアナが来なけりゃ」
ミリシャ兵B:「戦争になんかならなかったんだ!」
ハリー:「こいつらっ、外で?」
ミリシャ兵A:「こっちだ」
ミリシャ兵B:「おう!」
グエン:「警備員、反乱者を捕らえさせろ!」
ロラン:「ええいっ、このーっ!」
キエル:「あっ、ローラ!」
ハリー:「追うぞ!」
ミラン:「お怪我はありませんか?」
ディアナ:「幸い・・・」
グエン:「ディアナ様」
ミラン:「まずは、ディアナ様のお部屋を用意していただきます」
グエン:「そ、それはもう・・・」
ミラン:「何が起こったのかわかっていらっしゃいますね?もう、交渉は無理だと思っていただきたい」
グエン:「無理、ですか・・・」

ロラン:「・・・」
ヤーニ:「何が起こったんです、ローラさん?」
ロラン:「ディアナさんが狙われた!」
ヤーニ:「へ!?」
ハリー:「ローラ嬢?モビルスーツで追うのか?」
親衛隊A:「あれか」
ハリー:「あれ?」
「それで追うのか?」

ミリシャ兵A:「うおっ」
ロラン:「あなた達、なぜっ!!」
ミリシャ兵B:「うわあっ!」
ミリシャ兵C:「はあっ!」
ロラン:「1人逃がした!」
ミリシャB、C:「く・・・」
ロラン:「細かいコントロールができない、逃がしてしまった?」
ハリー:「なぜしっかり捕まえなかったのだ!逃がしてやったのか?」
ロラン:「強く握ったら潰れてしまうでしょ、中尉!」
ハリー:「その程度のパイロットですか!」
親衛隊A:「これ、なんでしょう?」
ハリー:「なんだ?」
親衛隊A:「携帯用酸素呼吸器です」
ハリー:「酸素呼吸器?奴ら、ムーンレィスか・・・」
ロラン:「酸素呼吸器を使う暗殺者?」

ミラン:「取り逃がしたようですが、あれらがミリシャの兵であることは明白です。一部の独断であろうとも」
グエン:「そうおっしゃられるなら、首謀者は捜し出します」
ミラン:「それよりも、2度とこのような事態が起きないように、ミリシャを指導していただきたい。よろしいですな?」
グエン:「・・・、交渉は再開していただけると?」
ミラン:「さいわい、ディアナ様もお怪我はなく、交渉再開のお気持ちは変わりありません。では」
グエン:「ふーっ」
キエル:「何をなさいました?」
グエン:「何をかね?」
キエル:「何か、仕掛けをなさったのではないでしょうか?」
グエン:「私はそれほど策士ではないよ」

ミラン:「面倒になりましたな」
ハリー:「ディアナ様は、お気付きなので?」
ミラン:「薄々。警備をよろしく」
ハリー:「勿論」
(ローラもローラだが、キエル嬢は確かにディアナ様と瓜二つか)


次回予告:「月から帰還してきた一家と知り合いになるのも不思議ではないけれど、クーエンさんは赤ちゃんに飲ませるおっぱいが無かった。ディアナ・カウンターは民間人の心配などはしないから、僕達がミルク探しを始めた。それにソシエお嬢さんがついて来てしまった。次回、ターンAガンダム『ローラの牛』。風はミルクを運べない」


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