機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 第6話 ポケットの中の戦争

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バーニィ:「アル聞こえるか?」
アル:「聞こえるよ」
バーニィ:「今スイッチを入れるからな」
アル:「うん」
バーニィ:「モニターに変化はないか?」
アル:「まるでなし!」
バーニィ:「今度はどうだ?」
アル:「表示が出た!D14が点滅してる」
バーニィ:「右側のモニターはどうだ?」
アル:「Aの15が光ってる」
バーニィ:「そうか」
アル:「直せるの?」
バーニィ:「もちろん!」
アル:「ガンダムやっつけられる?」
バーニィ:「楽勝!」

スナップショット 1 (2015-06-19 19-15)

バーニィ:「必要なのは工具、ザクのパーツ、武器、この3つだ。工具は買えばいい」
アル:「パーツは?」
バーニィ:「盗む」
アル:「泥棒すんの?」
バーニィ:「ジムの残骸がコロニー中に転がってる。使える部品をその中から探す」
アル:「宝探しみたいだね」
バーニィ:「連邦に捕まる危険だってあんだぞ」
アル:「覚悟のうえ!」
バーニィ:「よくぞ言った!では、武器を入手しに参ろうぞ!」

バーニィ:「武器を積んだトレーラーが2台残ってる。ミーシャの置き土産ってわけだ」

連邦兵A:「オーライオーライ!」
アル:「連邦兵が持っていってるよ!」
バーニィ:「まだ1台残ってる。駐車場だ。少し急ぐぞ」

駐車場職員:「あのトレーラーが3日ほど駐車してますがね。まあ調べたきゃどうぞ。あー傷はつけんようにしてください。預かりもんなんだから」
連邦兵B:「わかったわかった」
連邦兵C:「ナンバープレートはレンタカーのもんだな」
連邦兵B:「パーキングメーターを調べてくる」
アル:「バーニィ、僕にいい考えがある」
連邦兵B:「3日前から駐車しっ放しになってる」
連邦兵C:「よーし、中を見てみるか」
アル:「連邦軍はこのコロニーから出ていけー!!」
連邦兵B:「おい坊主何すんだ!?」
連邦兵C:「やめないか!」
アル:「出てけー!!」
連邦兵C:「おいやめろ!」
連邦兵B:「やめろこら!」
連邦兵C:「やめるんだ!」
連邦兵B:「やめるんだ!」
アル:「父さんを返せ!」
連邦兵B:「な、何のことだ?」
アル:「お前達が父さんを殺したんだ!!」
連邦兵B:「えっ?」
アル:「連邦軍が基地なんか作るから・・・うっ・・・戦争が起こって・・・父さんが・・・ううっー・・・父さんを返してよー・・・うぅー・・・」
連邦兵B:「なあ坊や気持ちは分かるがな、悪いのはジオン軍なんだ。だからもう2度とこんなことしちゃ駄目だよ」
連邦兵B、C:「おっ・・・」

アル:「ヒートホーク1丁にハンドグレネード12発、大収穫だね」
バーニィ:「よくやったぞアル。このトレーラーを捨ててから新しい車を手に入れよう」

アル:「バーニィ」
バーニィ:「ん?」
アル:「何考えてるの?」
バーニィ:「武器が足りないんだ。飛び道具がないとガンダムに近づく前にやられちまう」
アル:「盗めない?」
バーニィ:「そいつは難しいなー・・・何かいい手がありゃなぁ。ん?・・・あれだ!」
アル:「いい考えが浮かんだの?」
バーニィ:「ああ、凄いのがな」
アル:「聞かせて!」

バーニィ:「こいつだ」

警備員:「うわっ!・・・」
アル:「殺さなかった?
バーニィ:「気絶しただけだ」

バーニィ:「この発煙筒と風船を使って、罠を仕掛けるんだ。場所は連邦基地の側の森がいいと思う」
アル:「どうして?」
バーニィ:「あそこなら他人を巻き込む心配がないだろ」
アル:「そうかぁ。で、次はどうするの?」
(バーニィ):(ガンダムを誘い込んで不意打ちをかける。そうすりゃヒートホークでも勝てる。ふっ楽勝だなこりゃ)

アル:「あっははははは!」
バーニィ:「あっははははは!」

バーニィ:「なさけない顔すんなよ。明日親父さんが帰ってくるんだろ?」
アル:「だってぇ一緒に戦えないなんて・・・ホントに手伝えることもうないの?」
バーニィ:「戦いの方は俺1人で十分だよ。明日のお前の任務はこれだ。この包みを届けて欲しいんだ」
アル:「どこに届けるの?」
バーニィ:「ディスクに指示が入っている。作戦が失敗したら・・・俺が死んだら、そのディスクを見て俺の命令どおりに行動しろ。大事な仕事だ。頼んだぞ」
アル:「バーニィが死んだら?」
バーニィ:「万が一の時の用心だ。ま、使う必要はないだろうがな。明日の2時ガンダムやっつけてこのコロニーを守ってみせるさ」

バーニィ:「いいクリスマスをな。アル」
アル:「バーニィもね」
バーニィ:「おやすみ」
アル:「バーニィ死なないよね?勝てるよね?」
バーニィ:「もちろんさ!任せとけって!ほら!」
アル:「おやすみバーニィ・・・」

アル:(神様、お願いを叶えて下さい。もう2度といたずらしないと誓います。本当です。約束します。カエル殺して遊ぶのやめます。ヘビやトカゲを女の子の机に入れたりしません。だから・・・だからお願いです。バーニィをお守りください。このコロニーを・・・皆の命をお救いください。・・・アーメン)

アイキャッチ

港内アナウンス:「NTW-205便の搭乗手続きを開始致します」
アル:(もうすぐ出撃の時間だ・・・バーニィ・・・)
イームズ:「おーいアル!母さん!いやー、待たせて悪かったな」

イームズ:「船のすぐ近くで戦闘が起きてね」
ミチコ:「まあ・・・」
イームズ:「ジオンの船が沈んでいくのが窓から見えた。こちらも危ないとこだったよ。連邦軍に降伏したジオン艦には、核ミサイルを積んでいたものもいたらしい」
ミチコ:「まあ核兵器を積んでたなんて・・・」
イームズ:「連邦軍の調査ではリーアの方に進路を取っていたらしい。何でまた中立のこのコロニーに」
「アルどうしたんだ!」
ミチコ:「アル!降りるのはここじゃないわ!」
アル:「・・・」

(アル):(もう戦う必要はないんだ、バーニィを止めなきゃ)

スチュアート:「何だと!」
連邦兵D:「ザク接近中、あと3分で当基地に接触します」
スチュアート:「アレックスの残弾状況は?」
連邦兵E:「右腕に500発だけ残っています」
連邦兵F:「リーア軍より連絡!支援行動断るとのことです!」
スチュアート:「むぅ・・・マッケンジー中尉、出撃だ!」
クリス:「了解」

アル:「あぁ!」

バーニィ:「来たな」
「どうした追ってこないのか。よーしいい子だ」

連邦兵F:「両機とも斜面に向かっています」
スチュアート:「マッケンジー中尉引き返せ!平地で戦う方が有利だ!」
クリス:「斜面は無人地帯です」
スチュアート:「なんだと!」
クリス:「森で戦います」
スチュアート:「中尉!引き返せ!」

クリス:「はっ?」

アル:「バーニィー!!」
「バーニィー!!」
「バーニィ!!逃げるんだ!!」


クリス:「これはっ!?はっ!?」
バーニィ:「うっ!あっ!」
クリス:「ううっ!あっ!」
バーニィ:「はぁ・・・」
クリス:「う、はぁ・・・」

アル:「やめてー!!」

アル:「バーニィー!!」
「うぅ!」
「うわぁぁぁぁ!ううう!うっうっあっ・・・」
「バーニィー!!もう戦わなくていいんだ!!」


バーニィ:「はぁはぁはぁはぁはぁ・・・」
クリス:「う・・・はぁはぁ・・・」

アル:「ふっ、うう・・・」

バーニィ:「・・・!」
クリス:「・・・!」

アル:「バーニィー!!!」

アル:「ああっ!」

アル:「ああ・・・」
「・・・」


ルムンバ:「マッケンジー中尉は!?」
連邦兵G:「生きてます!気を失ってるだけです!」
連邦兵H:「ザクに乗ってたやつは?」
連邦兵I:「バラバラに吹っ飛んじまってる。ミンチより酷ぇよ」
連邦兵J:「坊や、大丈夫か?こんなとこで何してたんだ?」
アル:「ぁ・・・」
連邦兵J:「おい大丈夫か?」
ルムンバ:「ストレッチャーを!急いでくれ」
アル:「あぁ・・・あぁ・・・あぁ・・・」
連邦兵J:「おい!大丈夫か?おい!坊や!しっかりしろ!おい!」

バーニィ:「アル、いいかいよく聞いてくれ。この包みの中には俺の証言を収めたテープや、証拠の品が入っている。このコロニーが核ミサイルの目標になった訳を知る限りしゃべった。もし俺が死んだらこれを警察に届けてくれ。大人が本当だと信じてくれたら、このコロニーは救われると思う。俺が直接、警察に自首しようかとも思ったんだが、何て言うか、そうするのは逃げるみたいに思えて、ここで戦うのを止めると自分が自分でなくなるような・・・。連邦が憎いとか、隊長たちの仇を討ちたいとか言うんじゃないんだ。うまく言えないけど、あいつと・・・ガンダムと戦ってみたくなったんだ!俺が兵士だからなのか、理由は自分でもよく分からない。アル、俺は多分死ぬだろうが、そのことで連邦軍の兵士やガンダムのパイロットを恨んだりしないでくれ。彼らだって、俺と同じで自分がやるべきだと思ったことをやってるだけなんだ。無理かもしれないけど、他人を恨んだり、自分のことを責めたりしないでくれ。これは俺の最後の頼みだ。もし運良く生き延びて戦争が終わったらさ、必ずこのコロニーに帰ってくるよ。会いに来る。約束だ!これでお別れだ!じゃあなアル!元気で暮らせよ!クリスによろしくな!」

ミチコ:「アル、アル!どうしたの?うなされてたわよ」
アル:「夢見てたんだ。何時なの?今」
ミチコ:「・・・8時半くらい。うーん今日はいいお天気よ。神様が新学期を祝ってるみたい」
イームズ:「母さん、ちょっとタオルが見つからんよ」
ミチコ:「あっ父さんたら、台所を水浸しにする気?」
イームズ:「あーちょっと貸してくれ」
ミチコ:「あらっ父さん、ちょっとあーあもぅ困ったわねー!」

ミチコ:「アルそろそろ出なきゃ遅刻するわよ」
アル:「うん」

ミチコ:「ハンカチを持った?」
アル:「持ったよー。いってきます」
イームズ:「大人になったのかな・・・落ち着きが出てきたんじゃないか」

クリス:「アルー!間に合って良かったわ。私地球に転任することになったの」
アル:「行っちゃうの?」
クリス:「ちゃんと会ってお別れを言いたかったの。急な知らせで驚かせちゃった?」
「バーニィにも挨拶をしておきたかったんだけど・・・アルから伝えてくれる?私がよろしくって言ってたって」

アル:「うん・・・バーニィもさ・・・きっと・・・きっと残念がると思うな・・・」
クリス:「アル」
「さよなら、アル」

アル:「さよならクリス」

校長:「長く苦しかった戦争もついに終わり、平和の日々が訪れました。しかし、このコロニーにも戦争は深い傷跡を残していきました。私達は校舎を失っただけでなく、幾人もの親や兄弟、友人を失ったのです。この平和はまことに多くの犠牲の上に勝ち取られたものです。君達にはそのことを忘れないでほしいと思います。」
アル:「うっうぅぅ・・・」
校長:「そして、君達が大人になったとき」
ドロシー:「アルどっか痛いの?」
アル:「うぅぅ・・・」
校長:「2度と戦争が起こらぬよう、平和な時代を築くために」
ドロシー:「先生呼んでくるから待ってて」
アル:「うぅぅぅ・・・」
校長:「真剣に努力してほしいそれが残された者の務めであり義務なのです。」
チェイ:「アル泣くなよー戦争はまたすぐ始まるって、今度はさ、もっともっと派手で楽しくってでっかいやつだぜきっと!」
アル:「うううう・・・」
テルコット:「そうだよ。そしたらさ、薬莢なんかじゃなく、実弾も拾えるしさ、ひょっとすると軍隊のレーション食えるかもしれないぜ」


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