機動戦士ガンダム 第17話 アムロ脱走

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アムロ:「リュウさん、スタンバイOK」
リュウ:「おう。アムロ、ドッキングスタンバイ、いいか?」
アムロ:「いきます、リュウさん。5、4、3、2、1」
リュウ:「レーザーサーチャー同調。5、4、ガンダムBパーツ投下!」
アムロ:「コアチェンジ、ドッキングゴー!」

ナレーター:「少年達は訓練を続けながら中央アジアへと進んでいた。サイド7以来、終わることのない戦いの日々が続く」

タイトルコール:「アムロ脱走」

カイ:「えらくご熱心じゃねえか。何やってんだ?」
アムロ:「戦闘シミュレーションを作ってるんです」
カイ:「え?」
アムロ:「手に入れたザクのおかげで具体的な性能がわかったんです。その数字とガンダムの性能を組み合わせて、今より正確な戦闘のパターンを作れないか試しているんです」
カイ:「けどよ、捕虜の言ってたグフって新型のモビルスーツにはどうにもなるまい?」
アムロ:「ザクの性能より20パーセント増しでやってます」
カイ:「ほーう、さすがアムロ君ね」
「代わろうか?」

ミライ:「・・・ありがとう、頼むわね」
「アムロも寝てちょうだい」
アムロ:「はい」

ミライ:「どう?ブライト」
コズン:「また若すぎる女兵士かよ」
ブライト:「この船の責任者が私だという事を認めてくれなくてね。コズン・グラハム少尉、ランバ・ラルのギャロップとかいうのはどこにある?」
コズン:「将校には将校の扱い方があるのは知っているだろ」
ブライト:「南極条約は調べましたよ、コズン少尉。マ・クベの鉱山の事、話してくれませんか?」
コズン:「そう簡単にしゃべる訳にはいかんよ」

アムロ:「ああっ!!」
キッカ:「ああーっ、水、アムロ、なおして、ねえ、水道なおして!」
アムロ:「水道?」
「ん?あっ!キ、キッカ・・・ミライさんいるんだろ?見てもらえよ」
キッカ:「ミライ、水道ね!」
ミライ:「どうしたの?・・・あっ!・・・キ、キッカ!」
キッカ:「お洗濯してたら止まんないのよ!」
ミライ:「アムロ、まだいて?蛇口見てやって」
アムロ:「は、はい。入ります」
「キッカ、どいて」

キッカ:「う・・・」
アムロ:「キッカ、水道の取っ手はどうしたんだ?」
キッカ:「洗面器の中」
アムロ:「えっ?あ・・・」
キッカ:「あ、なおった、なおった」
ミライ:「助かったわ、アムロ。もう完全?」
アムロ:「いえ、・・・ちゃんと直してもらわないといけないと思います。じゃ、僕これで」

ラル:「このザクとてかなり使い込んであるやつだ。クランプ、大丈夫なのか?」
クランプ:「はい。オーバーホールの状態はいい様です。関節部分は新しいのに替えてありますし」
ラル:「うむ。ファットアンクルは帰還していい」
クランプ:「ご苦労!」
ラル:「その後の木馬の動きはどうなっている?」
ハモン:「あなた」
ラル:「ん?」
ハモン:「今後の作戦、どういうおつもりで受けたのです?」
ラル:「不服なのか?」
ハモン:「いえ」
ラル:「お前の言う通り、今度の作戦はザビ家の個人的な恨みから出てはいる。しかしだ、この戦いで木馬を沈めて、ガルマ様の仇を討ってみろ、わしは二階級特進だ。わしの出世は部下達の生活の安定につながる」
ハモン:「兵達の為?」
ラル:「お前の為でもある。ザビ家により近い生活ができる。まあ見ていろ」
ハモン:「信じております」

ジョブ:「当分出られると思うな」
コズン:「素人どもめ。碌な身体検査もしないで」
「お・・・」

コズン:「お前、ジオンの人間だな?一緒に逃げるんなら連れてってやってもいいんだぞ」
セイラ:「勘違いなさってるようね。脱走するんなら人を呼びますよ」
コズン:「なに?」
セイラ:「誰か!捕虜が逃げます!誰か!」
コズン:「あっ、こ、こいつ!」
セイラ:「誰か来て!捕虜が脱走します!誰か!」

マーカー:「ミサイルです」
ブライト:「ミサイル水平発射」
「発射地点はわかるか?」

マーカー:「地上かららしいです、11時の方向です」
ブライト:「マ・クベの基地がこんな東にもあるのか」
ミライ:「・・・ごめんなさい」
ブライト:「スコープ、最大望遠。前方の基地を。アムロ、ガンダムを発進させろ」
アムロ:「了解、アムロ、発進します。空中換装もあり得ます。ブライトさん、ガンペリーの方を用意しといてください」
ブライト:「了解。空中換装?アムロ、どういう事だ?」

ハヤト:「アムロ、本当にいいのかい?ブライトさんにしかられるぞ!」
アムロ:「大丈夫、ブライトさんを説得する自信はある。発進するぞ、いいな?」

オスカ:「ガンタンク、発進しました。ハヤトとアムロです」
ブライト:「なに?リュウじゃないのか。どういう訳だ?」
リュウ:「ブライト!」
ブライト:「リュウ、どこにいるんだ?」
リュウ:「セイラが教えてくれた。捕虜が脱走した!」
ブライト:「なに?」
リュウ:「セイラに捕虜を捜させます、俺はガンタンクで・・・」
ブライト:「ガンタンクは出動した」
リュウ:「えっ?」
ブライト:「やむを得ん、捕虜の発見を急げ。場合によっては射殺するのもやむを得まい」
リュウ:「頼みます」
セイラ:「ブライト、ありがとう。なんとしてでも捜し出します」
ブライト:「い、いや・・・オペレーター、艦内チェック急げ」
セイラ:「・・・あの捕虜のことだから本隊と連絡をつける事を考えるはずだわ」
コズン:「・・・ええい、なんて合わせにくいんだ、こいつは。き、来た!」
「ムスタング2、ムスタング2、こちらコズン。木馬より発信」

クランプ:「あ、ここでありましたか。コズンから入電です」
ラル:「なに?コズンからだと?」

コズン:「ガンダム、ガンタンク、ガンキャノンの三つのタイプが存在する。木馬にはこいつが各一機ずつしかない。戦闘機の存在は不明だが・・・」

オスカ:「第二通信室に誰かいますか?」
ブライト:「なに?そんなはずはない」
オスカ:「通信回路、作動しています」
ブライト:「モニターを出せ」
オスカ:「テレビ回線が切られています」
ブライト:「通信のマスター回路を切れ」
オスカ:「はい!」

コズン:「チッ、この野郎」

セイラ:「ああっ!」
コズン:「おっ!」
セイラ:「は・・・うっ」
コズン:「く・・・」
セイラ:「は・・・」
コズン:「おっ」

ミライ:「ブライト、どの程度の情報が漏れたと思って?」
ブライト:「わからん」
ミライ:「正面の敵もそうだけど、これであのランバ・ラルのグフ部隊を呼び込んだようね」

アムロ:「右に来るぞ、ハヤト」
ハヤト:「見つけてる!」
アムロ:「いいぞ、ハヤト。この程度の地上基地ならこのガンタンクの機動力と火力で十分に対抗できる。用兵の問題はまだブライトさんにはわかりはしない。なんでもかんでもガンダムで戦わせればいいってものじゃない」

ジオン士官A:「マ・クベ大佐からは?」
ジオン兵A:「は、ドップを援護に出してくれたそうです。その後の連絡は取れません」
ジオン士官A:「ええい、どういうつもりだ。戦略的にたいした意味のないこんな鉱山をむきに攻撃してくるとは!」
ジオン兵A:「少尉」
ジオン士官A:「何か?」
ジオン兵A:「ランバ・ラルのギャロップが応援してくれるそうです」
ジオン士官A:「ランバ・ラル?おお、ガルマの仇討ち隊か。という事は、ここを攻撃してくるのはあの噂の木馬なのか?」

アムロ:「よーし、ハヤトいいぞ。敵の基地を黙らせるのも時間の問題だ」

ラル:「コズン、うまく逃げおおせてくれよ・・・」

アイキャッチ

カツ:「来るぞ、来るぞ・・・」
キッカ:「防衛攻撃、行け、ハロ!」
コズン:「うおっ!!う・・・」

ブライト:「捕虜は第18ハッチに向かっている。誰かいないか?」
マーカー:「ドップです。続いて地上を接近する物があります」
ブライト:「なに?捕虜が言っていたギャロップだな」
ミライ:「捕虜はセイラがなんとかしてくれるはずよ。リュウとカイを、それにアムロをガンダムに換装させて」
ブライト:「リュウ、カイ、聞こえるか?敵の支援部隊が現れた」

リュウ:「よーし、発進する!」

カイ:「ガンキャノン、カイ、発進するぞ!」
「いいぞ、バランス良好だ。着地する」


ラル:「フフフフ、見えてきたぞ、木馬め」
ハモン:「あっ、支援のドップの編隊です」
ラル:「行ってくる。今度こそという言葉はあまり使いたくないものだな」
ハモン:「木馬は3機のモビルスーツを展開しているようです。お気をつけて」
ラル:「グフが3機あればとは思うがな。コズンが脱出してきたら救助してやってくれ」
ハモン:「勿論です、あなた」
ラル:「ギーン、ステッチ、遅れるなよ。発進だ!」

ハヤト:「アムロ、ドップだ。左旋回」
アムロ:「ドップの5機や6機・・・」
ブライト:「アムロ、聞こえるか?」
アムロ:「な、なんですか?ブライトさん」
ブライト:「ガンキャノンとコアファイターがカバーしてる間に後退しろ。ガンダムに換装するんだ」
アムロ:「し、しかし、うっ・・・ハヤト、よく狙え!このガンタンクの性能ならドップなんか」
ハヤト:「や、やってる。け、けど、うわっ!!」
アムロ:「ハヤト、大丈夫か?」
ハヤト:「大丈夫だ。左、ザ、ザクだ!」
アムロ:「ザク?新型のモビルスーツも。グフって言ってたな、あの捕虜・・・ハヤト、いけ!」
ハヤト:「了解」
アムロ:「ザ、ザクめ、計算より動きが速いぞ」
ブライト:「アムロ、戻れ!」
アムロ:「ハヤト、後退する。動いてる相手にガンタンクは不利だ!カイ、聞こえるか?援護を頼む」
カイ:「ええっ、冗談じゃないぜ。ホワイトベース、前進してくれ、ガンキャノンだけじゃ・・・」

ブライト:「了解した。ミライ、ホワイトベース、突撃だ」
ミライ:「はい」
ブライト:「左、ギャロップを近づけさせるなよ」
「アムロ、聞こえるか?ハッチ開くぞ。後退しろ」

アムロ:「り、了解」

コズン:「こいつさえあれば」
セイラ:「う!」
オムル:「セイラさん、捕虜は?」
セイラ:「こ、このエアロックの中。外に逃げられてしまうわ」
コズン:「拳銃で開くほどチャチじゃなかろう」
オムル:「セイラさん、下がってください」
コズン:「よーし、いいぞ」
「うおおっ!!」
セイラ:「は・・・」
オムル:「セ、セイラさん」
セイラ:「気にする事はないわ。私達だっていつああなるか」
オムル:「は、はい」

アムロ:「操縦系切り替え終了、発進スタンバイ!」
セイラ:「アムロ、換装は終わって?どうなの?」
アムロ:「セイラさん、いいんですか?」
セイラ:「ごめんなさい、とりあえずここにいるわ」

ブライト:「セイラ、捕虜のコズンは?」
セイラ:「すみません、し、死にました」
ブライト:「そうか。これでこれ以上情報が流れないで済む。アムロ、カイを援護しろ。急げよ。ホワイトベースの援護は?おい」
オスカ:「敵も巧妙です。四方に展開して」
ブライト:「一番手ごわいのは?」
オスカ:「中央の新型モビルスーツ・グフです」
ブライト:「グフ。グフか」

カイ:「ああっ!」
ラル:「これでおしまいだ、連邦のモビルスーツめ」
カイ:「ああっ!ば、爆発しちまう!!」

セイラ:「アムロ、発進して。正面のガンキャノンをなんとかしてね」

アムロ:「行きまーす!!」

アムロ:「カイ!」
「だ、駄目だ。コンピューターのパターンだけでは追いつかない。データーが甘いのか?」
「うわあっ!!」

ブライト:「ガンダムを援護する。正面のグフのみに集中砲火」

ラル:「うおおっ!し、しまった、爆撃のショックで関節が。ええい、戦わずして後退か」
「地上部隊がもう少しもってくれればなんとかなったものを。ギーン、ステッチ、後退する。ポイント3Rでギャロップに戻れ!」

ブライト:「私はガンダムで出動しろと言ったはずだ。敵に力がなかったからいいようなものの」
アムロ:「要塞攻撃にはガンタンクが適していたのは間違いありません」
ブライト:「しかし、ギャロップが来たな?」
アムロ:「はい」
ブライト:「兵士には作戦全体を見通す事ができる訳ないんだ。命令は絶対に守れ、軍規違反だ」
アムロ:「軍規?」
ブライト:「そう、戦いには必要な事なのだ」
アムロ:「わ、わかりますが、僕ら軍人なんですか?」
ブライト:「気をつけてくれよ」
アムロ:「はい」
ミライ:「アムロなりに考えてやっているのよ、ブライト」
ブライト:「それをわかってやったら皆殺しに遭う。な?リュウ」
リュウ:「ああ、理屈わな・・・」

アムロ:「完全に失敗か・・・ザクもグフも操縦者とか環境でまるっきり動きが違っちゃうってことか・・・根本的にやりなおさなくっちゃいけないのか・・・」
「はぁ・・・」

ミライ:「あんまり賛成できないけど・・・」
ブライト:「ジョブだっていいし、オムルだってシミュレーションはやらせてある」
ミライ:「・・・でもね」
ブライト:「ん?キャノンの修理はやってないのか?」
ミライ:「スペアの腕を工作室で整備中よ」
ブライト:「ああ。どう思う?ミライ」
ミライ:「若過ぎはしても、決して不適格者じゃないわよ」
ブライト:「リュウにガンダムを任せてた方がいいと思うな」
ミライ:「ブライトは決めたんでしょ、アムロをガンダムから降ろすって」
ブライト:「ああ。我々は一人の成長を待ってるほどのんびりはしてられないんだからな」
ミライ:「教習所じゃない事は確かだけれど、一時アムロを休ましてってことね?」
ブライト:「しかし・・・」
ミライ:「アムロは特別な子よ。あたしそんな気がするの」
ブライト:「ミライ、賛成してもらいたいな」
ミライ:「は・・・」
「あ!?・・・ア、アムロ」
ブライト:「聞いていたのか」
アムロ:「う・・・う・・・」
ミライ:「アムロ!」
ブライト:「・・・やめたまえ。かえってくどくど説明する手間が省けたというものだ」
ミライ:「そうかしら?」

フラウ:「ア、アムロ!どこ行くの!?」
アムロ:「ホワイトベースを降りるんだ。元気でな」
フラウ:「えっ?なに?」
アムロ:「船を降りるんだよ」
フラウ:「どうしたの?」
アムロ:「ブライトさんとミライさんが僕は不必要だって言うんだ。だから、船を降りるんだよ」
フラウ:「ちょ、ちょっと!」
アムロ:「止めるな!!」
フラウ:「アムロ!!」
アムロ:「ぅ・・・」

マーカー:「ブライトさん、ガンダムが発進します!」
「応答せよ、ガンダム。搭乗者は誰か?ガンダム!応答せよ!」
ブライト:「マーカー、ハッチを閉じられんのか?」
マーカー:「無理です。カタパルト発進!」
フラウ:「アムロです!アムロが!」
「アムロー!」
ブライト:「アムロめ・・・」

次回予告:「一人ガンダムを駆ってマ・クベの鉱山基地を強襲するアムロ。そこで見た、ザビ家の一党キシリア・ザビを、マ・クベの基地殲滅なるか、アッザムがガンダムを溶かすのか?機動戦士ガンダム、次回、『灼熱のアッザム・リーダー』。君は、生き延びることができるか?」


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