鉄血のオルフェンズ 第30話 アーブラウ防衛軍発足式典

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メリビット:「アリアンロッド艦隊総司令官、ラスタル・エリオン。彼を出し抜かんとするマクギリスは鉄華団に協力を要請。共に駆け上がった先には何がある。次の舞台は鉄華団地球支部」

蒔苗:「アーブラウの防衛軍も鉄華団のおかげで何かと形になってきてな、発足式を行う段取りになった。」
クーデリア:「ええ。アレジさんから案内状頂きました。ですが・・・。」
蒔苗:「まあ難しいだろうな。いろいろとうわさは届いておるよ。」
クーデリア:「お恥ずかしいかぎりです。火星の独立に向かって直実に進んでいるはずなのです。経済や雇用の問題も含めて自分なりの具体的な目標を設定できたと・・・。なのに・・・。」
蒔苗:「焦ることはあるまい。目標へ到達するためには順序が必要だ。最短を選ぼうとすれば必ずしっぺ返しが来る。まっ、気が向けば顔を出すといい。」
クーデリア:「はい。」

タカキ:「あれ?今日はアーブラウの人たちは?あっ例の発足式典の打ち合わせか。」
団員:「アーブラウ防衛軍のな。」
団員:「だからしばらく訓練は休み。」
団員:「あんな使えねぇじじいどもが防衛軍かよ。」
団員:「なあタカキこれから俺らどうなるんだ?」
団員:「あいつらに教える必要なくなったら俺ら火星に戻んのか?」
タカキ:「いやそんな話は・・・。」
アストン:「俺好きだな、地球。」
団員:「俺も同意。飯はうまいし街に出りゃ鉄華団は優遇されっし。」
団員:「まああのむかつくおっさんはいらねぇけど。」
団員:「ほんとだぜ。なあラディーチェの野郎いつまでいんの?」
タカキ:「いつまでって・・・。ラディーチェさんはもう鉄華団の一員・・・。」
団員:「鉄華団なんかじゃねぇよ。テイワズが俺たちの見張りによこしたんだろ?細けぇことうるせぇしよ。」
タカキ:「うん・・・。」

チャド:「う~ん・・・んん~?」
タカキ:「チャドさん!すっごく似合ってますよ。」
チャド:「そ・・・そうか?慣れないもんでよ。本当に俺でいいのかな?それこそラディーチェさんとか・・・。」
タカキ:「チャドさんが地球支部の責任者ですよ?蒔苗先生が指名してくれてるんだし堂々としてくださいよ。」
チャド:「あっ・・・やっぱ似合わねぇか。」
アストン:「いやそうじゃなくて・・・。」
ラディーチェ:「失礼。今度執り行われるアーブラウ防衛軍発足式について最終確認を・・・。」
タカキ:「あっ任せてください。チャドさんが式に出ている間、会場の警備はちゃんと俺たちが受け持ちますから・・・。」
ラディーチェ:「会場内の警備はアーブラウ側で受け持つことになっています。」
チャド:「ああ分かってる。俺たちは会場外の警備を。あくまでサポートに徹し余計な動きは慎んでください。アーブラウ防衛軍とこれ以上余計な軋轢が生まれないよう慎重にお願いします。そちらに式典の詳細が入っているので目を通しておいてください。では。」
アストン:「あいつ・・・。」
チャド:「まああの人もいろいろ考えてくれてんだよ。」
タカキ:「確かに。前はなんでも頭ごなしに否定されてたけど、最近はだいぶ俺たちの意見ものんでくれてますよね。」
チャド:「まっ俺たちがアホすぎるってんで諦めただけかもしれないけどな。」
ラディーチェ:「・・・そのとおりですよ。」

タカキ:「チャドさんかっこよかったな~。」
アストン:「ああ。チャドさんって・・・。」
タカキ:「ん?」
アストン:「俺と同じもともとはヒューマン・デブリなんだよな?」
タカキ:「そうだよ。」
アストン:「そっか。」
タカキ:「ねえ、今日も寄ってくだろ?フウカも喜ぶし。」
アストン:「フウカ学校のテストがあんだろ?こないだ勉強してた。」
タカキ:「えっ?うん。でもご飯くらい・・・。」
アストン:「俺が行くといろいろ気を遣ってくれるから今日はいい。」
タカキ:「そっか。」

タカキ:「ただいま。フウカただい・・・。」
フウカ:「すぅ~すぅ~・・・。」
タカキ:「・・・」
フウカ:「あっ・・・。ああ~おかえりお兄ちゃん。勉強に夢中になってて。すぐご飯の支度するから。」
タカキ:「いいよ俺作るから。」
フウカ:「でも・・・。」
タカキ:「フウカは勉強続けて。」
フウカ:「アストンさんは?」
タカキ:「今日はいいって。」
フウカ:「ほんと?じゃあお兄ちゃんだけなら甘えちゃおうかな。」
タカキ:「なんだよそれ。フウカがこんなに勉強好きだなんて思わなかったな。」
フウカ:「うん、すごく楽しいよ。勉強だけじゃなくて地球に来てから毎日がすっごく楽しい。」
タカキ:「そっか。」
フウカ:「施設の子たちと別れるのはちょっと寂しかったけど、でも地球でも友達いっぱいできたし、それにアストンさんたちも優しくしてくれる。」
タカキ:「ふ~ん。」
フウカ:「お兄ちゃんとずっと一緒にいられるし、私ここ大好きだよ。」
タカキ:「ああ俺も大好きだ。」
フウカ:「ああっ洗濯物取り込んでなかったんだ!」
タカキ:「ああっ俺も手伝うよ。」
フウカ:「じゃあお兄ちゃんカゴ持ってきて!」
タカキ:「了解!」

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シノ:「へえ~チャドのヤツ張り切ってんだろうなぁ。よっと!獅電を送る便のタイミングがもうちょっと早けりゃあもっと見栄えよくしてやれてたのに。」
昭弘:「まったくだ。」
ラフタ:「うれしそうじゃん昭弘。」
昭弘:「まあ・・・。あいつと俺は同じヒューマン・デブリだったからな。」
ラフタ:「そっか。」
ダンテ:「あいつならしっかりこなすだろう。」
ライド:「だよな~。昭弘さんだったら緊張してがっちがちに固まっちまいそう。」
昭弘:「ああっ!?」
ライド:「うっ!」
シノ:「ライド!お前も行くか?」
ライド:「いや・・・いいや。俺は俺でこっちでできる仕事頑張るよ。タカキに負けてられっかっつぅの。」
シノ:「ほう~。」
ライド:「お~い!そっちはどうだ?」
ザック:「どした?」
ハッシュ:「地球・・・三日月さん行くのかな?」
ザック:「獅電送るだけだし待機じゃねぇの?なんで?」
ハッシュ:「もし戦闘になる可能性が少しでもあんなら俺も行きてぇなって。」
ザック:「はあ?お前まだんなこと言ってんの?デインやばいぞこいつ。」
デイン:「ん・・・。」

オルガ:「悪いなアトラ。もう店じまいするとこだったろ。」
アトラ:「大丈夫です。それよりこのままでいいんですか?あっため直さないで。」
オルガ:「ああ。」
アトラ:「あっ果物あったんだ。」
三日月:「あっため直せばいいのに。」
オルガ:「ふっ・・・ははっ。いやいいんだこのままで。」
三日月:「なんで?」
オルガ:「飯も仕事も厄介事も一緒だ。目の前のもんをひたすら片づけていく。そうしねぇと先に進めねぇからな。」
三日月:「ふ~ん。」
オルガ:「ん?なんだよ?そんなに見られてたら食えねぇだろ。」
三日月:「痩せた?」
オルガ:「えっそうか?(ミカ、火星ヤシの実をご飯に振りかける)・・・!お前・・・。」
三日月:「栄養。オルガがみみっちくなるのはなんかやだ。」
オルガ:「・・・」
アトラ:「あっ三日月も果物いる?」
三日月:「いらない。皮むくの面倒だし。」
アトラ:「ええ~?」
オルガ:「・・・!」
三日月:「あれ?ハズレ?」
オルガ:「ん・・・いや・・・。ありがとなミカ。」

イオク:「申し訳ありません。マクギリスの思惑をみすみす見逃す形になってしまいました。」
ジュリエッタ:「見逃したと言うより推し進めたと言う方が適切かもしれませんね。」
イオク:「ぐぐっ・・・。」
ラスタル:「まあいい。火星では先手を打たれたが次はこちらの番だ。」
イオク:「こちらの?」
ラスタル:「次の舞台は地球だ。」
ジュリエッタ:「えっ?」
イオク:「地球はマクギリス陣営にとっての本丸。我々が活動するにはセブンスターズ内での問題が。」
ラスタル:「そのためにあの男の協力を仰いである。」
イオク:「『あの男』?まさか・・・。」
ジュリエッタ:「ヒゲのおじ様?」
ラスタル:「ふっ。」

イオク:「俺はあの男は苦手だ。どうも圧が強いというか。」
ジュリエッタ:「確かに。おじ様は強靱な心と体の持ち主です。どちらも脆弱なイオク様では対峙するだけでも気後れすることでしょう。」
イオク:「ぐぐっ・・・。」
ジュリエッタ:「では私はこれで。」
イオク:「ったくあのサルめ!」
ジュリエッタ:「(おじ様に見てもらいたい私の今の力を。ん?)」
ジュリエッタ:「私には理解不能です。ギャラルホルンには多くの人間がいるというのにそれを差し置いて・・・っと。どこの馬の骨かも分からないあなたを側近にするなど。これはゆゆしき問題です。」
ヴィダール:「ゆゆしき?」
ジュリエッタ:「端的に言えばラスタル様によるえこひいきです。」
ヴィダール:「ふっ。」
ジュリエッタ:「なっ!今笑いましたか?」
ヴィダール:「ああ。君のこともこの艦隊の人間がそううわさしていたから。」
ジュリエッタ:「確かに私は階級も後ろ盾もありません。けれどモビルスーツの操縦の腕一つでラスタル様は私を認めてくださったのです。」
ヴィダール:「ラスタルを信用してるんだな。」
ジュリエッタ:「当たり前です。ラスタル様は私の誇り。尊敬すべき上官ですから。」
ヴィダール:「そうか。誇り・・・か。」

チャド:「式典は10時から開始される。要人の会場入りは9時からだ。不審な動きがあればすぐに俺に報告しに来てくれ。いいな?」
一同:「はい!」
チャド:「じゃあみんな持ち場についてくれ。」
団員:「よし行くぞ。」
チャド:「タカキ。」
タカキ:「えっ?」
チャド:「俺がいない間はお前が指揮を執るんだ。いいな?」
タカキ:「はい!」

閣僚:「ここに新たにアーブラウ防衛軍が結成されることとなり、これまでギャラルホルンの軍事力の傘に頼る以外防衛の手段を持たなかった我々がかような力を手中に収めることが可能となったのは・・・。」
タカキ:「式始まったみたいだな。アストン?」
アストン:「えっ?あっ・・・。」
タカキ:「こないだからなんかおかしいよ。」
アストン:「俺頭悪いからなんて言っていいのか分からないんだけど・・・。」
タカキ:「ん?」
アストン:「正装したチャドさんを見てすごく驚いたっていうかみんなにチャドさんを見てほしいっていうか・・・。んん・・・。」
タカキ:「誇らしいってこと?」
アストン:「あっそれだ、誇らしい。」
タカキ:「なんだ喜んでたんだね。」
アストン:「うん・・・。」

蒔苗:「鉄華団は軍事顧問としての仕事を立派に務め上げてくれている。今日という日が来たのも鉄華団のおかげだ。礼を言う。」
チャド:「あっ・・・いや。」
蒔苗:「鉄華団を指揮する者としてこれからも頼んだぞ、チャド・チャダーン。」
チャド:「あっ俺の名前・・・。」
秘書:「失礼します。蒔苗先生、間もなく挨拶となりますので・・・あれ?」
蒔苗:「ん?」
秘書:「それいつからそこに?事前に確認したときには・・・。」
蒔苗:「この花がか?」
チャド:「蒔苗先生!」

男性:「爆発!?」
男性:「た・・・建物の中からだ!待てアストン!中の警備はアーブラウが担当してる。大丈夫。中にはチャドさんがいる。」
アストン:「けど・・・。」
タカキ:「それより俺たちは不審者がいないか会場の外を見回らないと。」
関係者:「被害の状況は?」
関係者:「分からん。」
関係者:「負傷者はいるのか?」
関係者:「分からないって言ってるだろうが!」
関係者:「蒔苗先生が負傷したらしいぞ!」
関係者:「ほんとか!?」
タカキ:「えっ?」
アストン:「おい!チャドさんは?」
関係者:「チャ・・・チャド?」
アストン:「蒔苗と一緒にいた警備の人だ!」
関係者:「さあ・・・警備の人間にも負傷者は出ているようだが。」

男性:「なんだ?」
男性:「爆発だって。」
女性:「あれよほらあそこ。」
ガラン:「開幕ののろしだな。これからが本番。あれとは比べ物にならん爆炎が上がる。」
ラディーチェ:「それより報酬の件について先にお話を。」
ガラン:「そこは安心してくれ。君の提示していた条件は全てのむつもりだ。しかし君は心が痛まないのかな?仮にも今まで寝食を共にしてきた子供たちを戦火に放り込むことになるが。」
ラディーチェ:「彼らは教育も受けず野放しにされた獣のようなものです。私はアレルギーがありましてね、動物は苦手で。」
ガラン:「ははははっ!そうか。いや君は実に面白いな。ふっ。俺は面白い男が好きだよ。」

30.png

部下:「組織的な犯行か単独犯によるものか、動機、目的も含め現在捜査中とのことです。」
マクギリス:「ふむ。」
部下:「一部には防衛軍の設立を快く思っていない勢力によるものではないかとの憶測も飛んでいるようです。」
マクギリス:「最近各地でギャラルホルンに頼らず独立した軍事組織を作る動きが盛んになっている。それが火種になっていると言えば分かりやすいが・・・。式典会場を警備していたのはアーブラウ防衛軍と鉄華団か。」

団員:「今日でもう3日たつぞ!チャドさんどうなっちゃったんだ。」
タカキ:「ラディーチェさんが言うにはまだ意識が戻らない状態だって。」
団員:「そんな!団長はなんて?」
タカキ:「本部との連絡はラディーチェさんが取ってるから。」
団員:「なんだよ『ラディーチェさんラディーチェさん』って!」
団員:「こうなったらチャドさんの敵俺らで取りに行こうぜ!」
タカキ:「ダメだ!そんな勝手なこと。」
団員:「なんでだよ!?オルガ団長だったらそう指示してくれるはずだ!」
タカキ:「だからその団長の指示がまだないんだ。俺たちが勝手に動くことはできないよ。」
団員:「ちっ。」
団員:「まったく・・・。」

ラディーチェ:「蒔苗氏の意識もまだ戻らないようですね。」
タカキ:「あの・・・。」
ラディーチェ:「捜査の手がかりもなかなかつかめないようで警備の不備が問われています。こちらに矛先が向いてくることもあるかもしれません。」
タカキ:「あの!俺からも一度団長に直接聞きたいことが・・・。」
ラディーチェ:「前に伝えましたとおり、チャドさん不在の間は本部との連絡は私に一任するとおっしゃられています。」
タカキ:「でもそれじゃあ団員たちの収まりがつかないんです。」
ラディーチェ:「それをなんとかするのはあなたの役目でしょう。私はまとめなければいけない書類がありますので。」
タカキ:「分かりました・・・。」

タカキ:「チャドさんが言ってたんだ『指揮はお前に任せるって』。だからこそみんなは納得できないかもしれないけど勝手なことはできないんだ。俺の考えでみんなを危険な目に遭わせるなんてことは。」
アストン:「俺もみんなと同じだ。チャドさんの敵を討ちに行きたい。」
タカキ:「アストン・・・。だけどそれより前に俺はお前の味方だ。」
タカキ:「あっ・・・。うん、ありがとうアストン。」

ユージン:「ああ~ダメだ、らちが明かねぇ!」
オルガ:「地球支部はなんて?」
ユージン:「状況は変わんねぇよ。『チャドと蒔苗さんが負傷した。現場の判断はこちらに預けてくれ』ってそれ以上さっぱり分かんねぇ。」
昭弘:「タカキに話は聞けねぇのか?」
ユージン:「チャドの代わりにあちこち飛び回っててそれどころじゃねぇってよ。」
昭弘:「ん・・・。」
オルガ:「どうも引っ掛かるな。」
昭弘:「あっ?」
オルガ:「お前すぐ出られるか?」
ユージン:「出られるって・・・どこに?」
オルガ:「地球支部に獅電を送るスケジュールを前倒す。」
ユージン:「はあ?」
オルガ:「お前らはそれに乗って地球へ行ってくれ。」
昭弘:「・・・」

団員:「おいやばいぞ!」
団員:「どうしたよ?」
団員:「さっきアーブラウ防衛軍のヤツらがうわさしてるのを聞いちまったんだ。このままだとよぉ戦争になっちまうかもしれねぇって。」
アストン:「えっ!」
タカキ:「戦争?」

タカキ:「ラディーチェさん!式典の事件にSAUが関係してるって・・・経済圏同士の戦争になるかもしれないって本当ですか!?」
ラディーチェ:「その可能性は否定できませんね。」
タカキ:「あの・・・団長はなんて言ってるんですか?」
ラディーチェ:「もちろん連絡は入れています。」
タカキ:「だったら!」
ラディーチェ:「地球にいる我々に分からないことが火星の彼らに分かると思いますか?」
タカキ:「それは・・・。」
ラディーチェ:「確かに予断を許さない状況ではあります。けれどもし本当に開戦となったら時間の猶予はないんです。現場で判断し動くしかない。火星とどれだけ距離があると思っているんですか。」
タカキ:「けど・・・。」
ラディーチェ:「チャドさん不在の今現場を任せられるのはあなたしかいないんです。タカキ・ウノ。あなたに懸かっているんですよ。鉄華団地球支部のこれから、あなたたちの地球での生活も。」
タカキ:「あっ・・・。」
雪之丞:「よ~し、積み荷はこれで全部か?」
三日月:「いやあと・・・ん?あれ?クーデリア。」
クーデリア:「よろしくお願いします。」
雪之丞:「ああ聞いてるよお嬢さん。蒔苗の先生も心配だよな。」
昭弘:「急ごう。どうも嫌な予感がする。」
ユージン:「ああ。」

アストン:「本部の助けもなく戦争なんて・・・。」
タカキ:「いやラディーチェさんの言うとおりだ。ここは俺たちでなんとかするしかない。」
アストン:「あいつを信用してるのか?」
タカキ:「鉄華団は家族だろ?ラディーチェさんはもう鉄華団の一員なんだから。家族を信用できなきゃおしまいじゃないか。」
フウカ:「んん・・・。」
タカキ:「あっ。」
アストン:「あっ。」
タカキ:「フウカのためにも俺は地球で頑張っていきたいんだ。」
アストン:「俺はお前らの幸せを守るためだったらなんだってする。」
タカキ:「なんだってって・・・。」
アストン:「まあ俺にできるのは殺したりお前を守って死ぬくらいだけど・・・。」
タカキ:「やめてくれ!」
アストン:「えっ・・・タカキ?」
タカキ:「死ぬとか殺すとかそんな簡単に言っちゃダメだろ!」
アストン:「そりゃあ・・・。」
フウカ:「ん?んん~・・・。お兄ちゃん?あっ。」
タカキ:「ごめん。なんかちょっと疲れてるのかもしれない。」
タカキ:「(そのとき俺は本当の意味では分かってなかったんだ)」

マクギリス:「正式にSAUからギャラルホルンに調停の要請が来た。」
部下:「本気で開戦するつもりでしょうか?」
マクギリス:「ここまで事態が進んでしまっては避けられないかもしれんな。」
部下:「ではお引き受けに?」
マクギリス:「要請が来たからには当然だろう。」
部下:「しかし万が一調停が長引けば・・・。」
マクギリス:「分かっている。そこにつけ込みこちらの足を引っ張ろうとする勢力がいることもな。」

タカキ:「(俺たちが想像もできないような状況にいつの間にか誰かの手によって追い込まれていたことに・・・)」

ユージン:「SAUと戦争だって!?」
オルガ:「なるかもしれねぇって段階だがな。相当きな臭ぇことになってるのは確かだ。」
クーデリア:「そんな・・・。」
ユージン:「マジかよ。けどこっちもいくら急いだとしても地球に着くのは・・・。」
オルガ:「最低でも3週間だな。」
ユージン:「くっ!」

タカキ:「(そしてその場所からは・・・)」

タカキ:「失礼します。」
ラディーチェ:「待っていましたよタカキ君。こちら今回の件に関してアーブラウ防衛軍の方を指揮する予定の・・・。」
ガラン:「ガラン・モッサだ。よろしく頼むぞ少年。」
タカキ:「あっ・・・。」
タカキ:「(何をどうしたって逃げ出せないんだってことを・・・)」

ED「少年の果て」GRANRODEO



ガラン:「次回、機動戦士ガンダム、鉄血のオルフェンズ『無音の戦争』。食うかと勧めてみても大概は断られる説。」


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