鉄血のオルフェンズ 第26話 新しい血

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三日月:「もうすぐ夜明けだね。」
オルガ:「ああ。いよいよ歳星へ出発だ。そこでテイワズと盃を交わしゃあ、俺らはいよいよ名瀬の兄貴と肩を並べることになる。テイワズの直系団体だ。この規模の農場だけじゃまだまだ金は足りねぇ。鉄華団に入りてぇって居場所のねぇヤツらもわんさと集まってくる。いつかはまっとうな商売だけでやっていく。そのためにも最短で行く。どうせ止まれねぇならなりふり構っちゃいられねぇ。まごついてる暇なんかねぇんだ。ビスケットだったら俺を止めたかな?」
三日月:「俺には分からないよ。」
オルガ:「ふっ。」
三日月:「ただオルガが止まらないかぎり俺も止まらない。これまでもこれからも。」
オルガ:「朝だ。」

ナレーション:「蒔苗さんがアーブラウ代表となり、ギャラルホルンの腐敗が暴かれたことで世界は少しだけ、でも確実に変わっていった。鉄華団、代表指名選挙を巡る戦いで一躍名を上げた彼らはハーフメタル利権を手土産についにテイワズの直系団体となる。そしてギャラルホルン頼みだったアーブラウの防衛力強化のため、正規軍の軍事顧問を任命され地球支部を開設。混乱する情勢の中でその実績を買われ、同業者も羨む急成長企業となった。クーデリアさんはテイワズと協力し、アーブラウ植民地域のハーフメタルの採掘、一次加工、輸送業務を行うアドモス商会を設立。また鉄華団と提携して桜農園の敷地内に孤児院を設立。社会的弱者への能動的支援と火星全土の経済的独立のため、日々奔走している。その反面でギャラルホルンは社会的信用を失い、世界の治安はより悪化する結果となった。鉄華団の活躍により少年兵の有用性が示された結果、子供たちは戦場へ大量に投入されヒューマン・デブリも増加。また戦力としてのモビルスーツの重要性も再認識され、各地で大戦期のモビルスーツの復元と改修が進み、モビルスーツの総数は爆発的に伸びている。力なき子供たちが搾取される世の中はいまだ続く。」

雪之丞:「ゆっくりゆっくりだ。こんな所で傷付けたら承知しねぇぞ!」
ハッシュ:「失礼しま~す。予備隊のハッシュ・ミディですけど、獅電の動作テストが始まるって・・・。んだよ誰もいねぇじゃねぇか。ったく・・・。うわっ!んんっ・・・なんだこの人か。ま~た寝てる。何なんだろうなほんと。他の人は鬼神とか悪魔とか言ってるけどこんなのただの産廃だろ。」
ヤマギ:「そういうのは俺に聞こえないとこで言ってね、これからは。」
ハッシュ:「ああっいや・・・。」
ヤマギ:「まあしかたないか。バルバトスもグシオンも今はテイワズで改修中。入ってきたばかりの君はまだ本当の三日月を見てないからね。」
ハッシュ:「ん?」
ヤマギ:「獅電の件は了解。行こうデイン。」
デイン:「うっす。」
ヤマギ:「それ終わったらそのまま新兵訓練行っていいからね。」
デイン:「うっ・・・す。」
ハッシュ:「なんだよ、本当って。」

シノ:「おらぁ~!ペース落ちてんぞ!走れ走れ新入りども!」
ザック:「ああ~違う地平が見えてきたっす~。」
シノ:「ザック!もう一周行くか!?」
ザック:「ええ~!?」
ユージン:「おいシノ、あんま厳しくすっと一軍のじじいどもと変わらねぇぞ。」
シノ:「分かってるけどよぉ、適当に甘くしてそれで死なれたら目覚め悪ぃしよ。おめぇは優しくしてやれよ。嫌われんのは俺だけで十分だからよ副団長さん!おお~あっちはもう模擬戦かよ。」

ラフタ:「へへへん。」
ダンテ:「くっそ!」
アジー:「ダンテ!反応遅い!」
ダンテ:「んなこと言われても・・・。」
ラフタ:「ほらよそ見!」
ダンテ:「くっそ~!」
雪之丞:「ったくダンテの野郎。」
エーコ:「獅電のイオ・フレームは百里百錬をベースにテイワズが開発したマスプロダクトモデルですからね。」
雪之丞:「さすがに・・・。練度が違うか。」
ラフタ:「もう~勘弁してよね!あんたらが使い物になんないと・・・。」
アジー:「うちら名瀬んとこに帰れないんだからね!」
雪之丞:「なんかすまねぇな。」
エーコ:「いえ・・・。」

団員:「かっけぇ。」
団員:「あれがモビルスーツかぁ。」
ザック:「はあ~すっげぇな。あれ初めて乗ってんだろ?」
デイン:「うん。」
ハッシュ:「あれが『阿頼耶識』の力か。」
ザック:「ああ~なるほど。だよな。じゃなきゃあんなふうに動けるはず・・・。」
シノ:「獅電に阿頼耶識は付いてねぇよ。」
ザック:「えっそうなんすか?」
シノ:「あれは厄祭戦時代のシステムで今じゃよく分かんねぇことが多すぎてテイワズの新しいシステムにはのせられねぇんだと。」
ハッシュ:「でもそれモビルスーツ以外でも使えるんでしょ?」
シノ:「あっ?」
ハッシュ:「モビルワーカーだって宇宙で働くときだって。」
団員:「確かに。」
団員:「ちょっと手術するだけでそんな力が手に入るんだもんなぁ。」
ザック:「な~んで団長は俺らにはしてくれねぇんだろう?」
団員:「だよな。」
団員:「ずりぃよ。」
シノ:「お前ら・・・。」
ユージン:「俺らはな、何もすき好んで手術を受けたわけじゃねぇ。こんな博打みてぇな手術に頼んなくていい。そういう世界をこれからお前らと作っていくんだよ。」
ザック:「はあ・・・。」
シノ:「ふっ。さてとお前らもう十分休んだろ。追加は10周くれぇでいいか?」
ザック:「ええ~!?」
シノ:「おらぁ走れ走れ~!」
ザック:「ああ~!」

シノ:「さすがいいこと言うね副団長。」
ユージン:「オルガがよぉ・・・。」
シノ:「ん?」
ユージン:「団長が似合わねぇまねやってんだ。俺もちったぁ役に立たねぇとよ。」
シノ:「だな。」

オルガ:「おい、なんかここ数合わなくねぇか?」
団員:「えっああっ・・・すみません。」
オルガ:「他の2つはチェック終わったぞ。」
デクスター:「はい。ありがとうございます。」
メリビット:「名瀬さんからQCCSで連絡が入っていま・・・。」
オルガ:「兄貴が!?あっ・・・ああ分かった。向こうで受ける。回してくれ。」
メリビット:「はい。」
オルガ:「ああ~それとエイゼン商会が新しい事務所開くって話、花出すの忘れんなよ。」
団員:「あっはい!」
デクスター:「頑張ってますねぇ団長。最初は机に座ってるのもつらそうだったのに。」
メリビット:「ええ本当に。」

名瀬:「どうだ調子は?オルガ。」
オルガ:「まあぼちぼちです。」
名瀬:「何言ってんだ。お前はハーフメタルってシノギをテイワズにもたらした英雄だぜ。まあそれを疎ましく思うヤツもいるだろうが・・・。」
オルガ:「兄貴・・・。」
名瀬:「まあそりゃ俺も同じだ。お互いぽっと出は疎まれるもんさ。」
オルガ:「テイワズ全体の輸送網を仕切ってるタービンズと俺らじゃ格が違う。鉄華団が買われてんのはギャラルホルンに一発かましたっていう戦闘力くらいのもんです。」
アミダ:「不服かい?」
オルガ:「んなこと口が裂けても言えやしません。テイワズ製新型モビルスーツの格安提供、それにバルバトス、グシオン、2台のガンダム・フレームの改修もテイワズ持ち。ありがたいことです。けど俺らはここで終わるつもりはありません。」
名瀬:「ふっ。ああ、楽しみにしてるぜ、兄弟。」

アリウム:「いや~私も鼻が高い。あの『ノアキスの七月会議』にまだ無名だったあなたを登壇させた甲斐があったというものです。革命の乙女、クーデリア・藍那・バーンスタイン。」
クーデリア:「その節はお世話になりました。ギョウジャンさん。」
アリウム:「いえいえ。それで今日伺ったのはほかでもない。来月クリュセで再びこのアリウム・ギョウジャンが主催する大きな集会を開くのですが、ぜひそこで再びひと言・・・。」
クーデリア:「申し訳ありませんが、今は公の場での発言は控えたいと考えています。」
アリウム:「ふむ・・・なるほど。『今は』ですか。そういえば月末にはアーブラウ以外の各植民地の方々を招いてハーフメタル採掘現場の視察を行うそうですねぇ。」
クーデリア:「その話どこで・・・。」
アリウム:「その視察、私もクリュセの思想家の代表としてお手伝いしましょう。」
クーデリア:「はい?」
アリウム:「あなたの思想はもともと私の影響を強く受けていた。その私が隣に立てば必ずお力になれるでしょう。」
クーデリア:「あの・・・。」
ククビータ:「失礼します。社長、そろそろ次の予定の時間ですが。」
アリウム:「失礼だな。まだ私が・・・。」
クーデリア:「ありがとうククビータさん。ギョウジャンさん、今のお話はお断りします。」
アリウム:「なっ!?」
クーデリア:「私の今の活動に特定の思想は必要ありません。今は口だけで動ける時代ではないのです。」
アリウム:「・・・」

ククビータ:「あの男の率いる活動家団体、テラ・リベリオニスは今や風前のともし火ですからねぇ。有名人の社長の名前を使ってもう一度いい思いをしたいんでしょう。まったくなんて小さな男だ。」
クーデリア:「しかし彼は視察の件を知っていました。侮っていい相手ではありません。」

部下:「どうでした?反応は。」
アリウム:「話にならん。」
部下:「では・・・。」
アリウム:「あの男に連絡を取れ。」
クーデリア:「鉄華団に連絡を取ってください。」

生徒:「ええ~!本当に鉄華団が迎えに来るの~?」
クッキー:「たぶんね。」
クラッカ:「きっとね。」
生徒:「決まってんだろ。だってこいつらの兄ちゃんって火星のために死んだ鉄華団の英雄だぜ!」
生徒:「名誉の戦死だ!」
生徒:「かっこいい!」
生徒:「すご~い。」
生徒:「俺も鉄華団に入りたいな~。あっ。ふふっ。」
生徒:「あっあれじゃない?」
生徒:「ほんとだ。」
生徒:「あれが鉄華団?」
生徒:「すご~い。」
クラッカ:「わあ~!」
クッキー:「あれって!」

アトラ:「どう?寄宿舎の生活は慣れた?お金持ちの子ばっかりなんでしょ?いじめられてない?」
クッキー:「大丈夫だよ。」
クラッカ:「うん。お兄ちゃんが入れてくれた学校だもん。もう三日月より難しい本読めるよ。」
三日月:「俺だって前より読めるようになったし。」
クッキー:「早くおばあちゃんに会いたいな。」
クラッカ:「春休み中はいっぱいおばあちゃんのお手伝いするんだ!」
クッキー・クラッカ:「きゃあ~!」
アトラ:「ば・・・爆発!?」
三日月:「アトラ、エンジンはそのまま。ベルトは外しておいて。」
アトラ:「えっ?」
団員:「車が爆発したようです。こちらに負傷者はなし。詳しいことは今確認していますが・・・。」
三日月:「分かった。俺も出る。」
クッキー・クラッカ:「ダメ!」
クラッカ:「行かないで三日月!」
クッキー:「お願い、危ない所に行かないで・・・。」
三日月:「・・・」

男性:「またテロかよ。」
男性:「ギャラルホルンは何やってんだよ。」

オルガ:「双子はどうだった?」
三日月:「元気だったよ。」
オルガ:「そうか。」
三日月:「で?」
オルガ:「明日一番でおやっさんとバルバトスを受け取りに行ってもらう。」
三日月:「分かった。」
オルガ:「普通『なんで?』とか・・・。」
三日月:「仕事でしょ。」
オルガ:「ふっ。2週間後、お嬢さんの案件だ。少しきな臭くてな。まあそれでも間に合うかは微妙だが・・・。」
三日月:「間に合わせるよ。」
オルガ:「ん?」
三日月:「それがオルガの命令ならね。」
オルガ:「ああ、頼むぜ、遊撃隊長。」

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オルガ:「ってわけで来週末、アドモス商会の仕切りで採掘現場の視察が行われる。そこで・・・。」
ユージン:「そいつの護衛任務が俺たちの次の仕事ってわけだ。」
ザック:「うわっお姫様と一緒!?」
シノ:「はあ?んだそりゃ?」
ザック:「クーデリアさんに決まってんじゃないですか。」
シノ:「はあ?」
ユージン:「いいか。これがお前らの初陣になる。」
一同:「あっ・・・。」
ハッシュ:「初陣・・・」
ユージン:「とりあえずモビルワーカー隊として昭弘の二番隊に入ってもらう。」
昭弘:「うん。ああ~いいか・・・。」
ライド:「いいか!訓練じゃねぇんだぞ。しっかり気ぃ入れろよ!俺ら二番隊は甘くねぇぞ!」
団員たち:「は・・・はい!」
昭弘:「おいライド俺のセリフ・・・。」
ハッシュ:「・・・実戦」

ガルス:「地球外縁軌道統制統合艦隊を組織改編し、アーブラウの件で難しくなった地球上での活動を再編各経済圏との新たな関係を構築した手腕、見事だな。ファリド家当主マクギリス・ファリド新司令。」
マクギリス:「いえこれも皆様方のご指導のたまものです。」
ファルク:「いやいや地球外縁軌道統制統合艦隊をもうお飾りなどと呼べませんなぁ。」
マクギリス:「私のこれまでの仕事は前任者であるカルタ・イシューの遺志を継いだにすぎません。それに私は過去に大きな問題を抱えています。」
イオク:「ん?問題?」
マクギリス:「監査局時代、私の査察により火星支部から膨大な量の汚職が発覚しました。しかしそれにより火星支部は弱体化。その管理区域は現在海賊組織などの跳梁により無法地帯と化している。正義を執行したからこその副産物とはいえ、これは私のまいた種。私にその清算をさせていただきたいのです。我が地球外縁軌道統制統合艦隊が火星区域へ干渉することを許可いただければと・・・。」
イオク:「っ・・・!それは!エリオン公のアリアンロッド艦隊の職域を侵す行為だ!」
ガルス:「クジャン公。」
イオク:「圏外圏の治安を守るのはアリアンロッドの仕事ではないのですか!」
ガルス:「少し落ち着いて。」
ラスタル:「ははははっ。いや~いいではないですか。若者たちが血気盛んなのは。」
イオク:「ラスタルさ・・・エリオン公それは・・・。」
ラスタル:「クジャン公、我らギャラルホルンは世界の秩序を守るためにある。そのためならば『誰が』など小さな問題にすぎない。我々に必要なのは秩序を維持するための力なのだからな。」

ジュリエッタ:「ラスタル様。」
ラスタル:「ん?おう待たせたなジュリエッタ。」
ジュリエッタ:「どうでした?とは・・・よっ。ヤボな質問でしたねぇ。イオク様の顔を見れば全て分かります。」
イオク:「ぐっ!このサル何を・・・。」
ラスタル:「マクギリスは地球外縁軌道統制統合艦隊を圏外圏で活動させるきっかけを探していた。火星を自らの拠点としその足掛かりを作ろうというのだろう。」
イオク:「ラスタル様そこまで承知していながら・・・。」
ラスタル:「私はギャラルホルン最大最強を誇る月外縁軌道統合艦隊アリアンロッドの司令だぞ。受けて立つさ。真っ向からな。」
イオク:「あぁ・・・。」
ラスタル:「肉を食って帰るぞ。」
ジュリエッタ:「肉!私は大好物です!」
イオク:「ちょっ・・・私も!」

石動:「火星側はどう出るでしょうか?」
マクギリス:「問題ない。今の火星支部の臨時司令は監査局時代に私が推薦した男だ。」
石動:「なるほど。」
マクギリス:「それにあそこには頼りになる味方もいる。」
石動:「ご友人ですか?」
マクギリス:「石動、私にもう友人はいない。」

ハッシュ:「ったく、な~にが実戦だよ。」
メイル:「だよな~。」
ザック:「ここに来てからもう1週間。昼はよく分かんねぇお偉いさんの護衛に夜はひと晩中交代で哨戒。」
メイル:「結局な~んもないまま明日で終わりだもんなぁ。」
ザック:「お姫様はきれいだったけどよ。」
メイル:「まあな。あっ。な・・・なんだ?」
昭弘:「お前ら早く持ち場につけ!」
ザック:「へっ?」
ライド:「団長から連絡が来た。」
メイル:「連絡?」
ライド:「来るんだよ!敵が!」
ハッシュ:「へへっ。」

クーデリア:「ど・・・どうしたんですか?こんな時間に。」
オルガ:「視察団の連中は?」
クーデリア:「明日の最後の視察の打ち合わせを・・・。」
オルガ:「悪いがそいつは中止だ。」
クーデリア:「えっ?」
オルガ:「『夜明けの地平線団』が3日前火星に降りたって情報が入った。」
クーデリア:「『夜明けの・・・』?」
オルガ:「海賊だ。艦艇10隻構成員2500。テイワズも手を焼くほどの大海賊。そいつがあんたの言ってたテラ・リベリオニスの依頼を受けたらしい。」
クーデリア:「そ・・・それは・・・。」
オルガ:「くそっもう来やがった。すまねぇ。情報の裏を取るのに手間取ってこのザマだ。とりあえずあんたらはここのシェルターに。」
クーデリア:「あの・・・三日月は?」
オルガ:「ちょっと出張中でな。こっちに向かってるはずだが。何、心配いらねぇさ。俺たちは・・・鉄華団だ。」

ハッシュ:「ザック!俺たちも前に出るぞ!こんな所にいたんじゃ手柄も立てらんねぇ!」
ザック:「お・・・おう。・・・!?」
ライド:「隊長、これって!」
昭弘:「やっぱり来やがったか。」
ザック:「おいこの警報って!」
ハッシュ:「エイハブ・ウェーブ?」
鉄華団員:「モビルスーツ・・・モビルスーツだ!」
鉄華団員:「逃げなきゃ!」
鉄華団員:「死ぬ~!」
地平線団隊長:「モビルワーカー隊は後退!モビルスーツ隊はこのまま突撃!」
地平線団員たち:「了解!」
地平線団隊長:「出てこいよ悪魔とやら。虚名を暴きお頭への土産にしてやる!」
鉄華団員「下がれ!下がれ!」
レイル:「やめて!やだやだ死にたく・・・。」
鉄華団員:「メイルが・・・メイルが・・・。」
ハッシュ:「くそっ俺はこんな所で・・・。」

シノ:「待たせたなてめぇら!」
ユージン:「遅ぇんだよ!とっとと働け!」
シノ:「ったりめぇだ!鉄華団実働一番隊!いや!流星隊行っくぜ~!」
デルマ:「流星隊って・・・。」
ダンテ:「俺らのことか?」
ハッシュ:「すげぇ・・・。」

エンビ:「おい!何やってんだ!」
エルガー:「今のうちに補給だ急げ!」
ザック:「えっでもうちら押してんじゃないっすか。そんな慌てなくても・・・。」
エンビ:「何のんきなこと言ってんだ!」
ハッシュ:「えっ?」
ダンテ:「くっ!」

地平線団員:「おい!お前んとこの悪魔ってのはどうしたんだよ?」
シノ:「ああっ!?てめぇらなんぞ俺らだけで十分だっつぅの!」
地平線団員:「なんだよそれじゃせっかくのおもてなしが無駄になっちまうじゃねぇか。」
シノ:「・・・!別動隊か!」
ユージン:「くそっ!数は?」
鉄華団員:「リアクターの反応6。あと5・・・いや4分で接敵します。」
ユージン:「くっ・・・。シノ!」
シノ:「1分で片づけてそっちに向かう!」
地平線団員:「ほざけ!」
シノ:「くっ!こいつ硬ぇ!」

ダンテ:「ぐわっ!」
デルマ:「だあぁ~!」
ダンテ:「助かったデルマ。」
デルマ:「気にすんな。すぐに向かうぞ。スラスターのガスは?」
ダンテ:「補給してる暇なんてあるかよ。もたせる。行くぞ!」
デルマ:「おう!」

昭弘:「モビルワーカー隊はもう一度ライン作るぞ!シノたちが来るまで少しでも足を止める。」
ザック:「マジかよ・・・モビルワーカーでモビルスーツを?」
トロウ:「おらぁ!とっとと出るぞ!」
ザック:「で・・・でもモビルスーツの相手なんて・・・。」
トロウ:「やるしかねぇだろ!俺たちには他に行く場所なんてねぇんだぞ!」
ハッシュ:「何なんだよこの人たち・・・。」

クーデリア:「団長。視察団の避難終わりました。」
オルガ:「あんたも避難しろよ。」
クーデリア:「その言葉そのままお返しします。」
オルガ:「俺たちはあんたとは違う。立派な理想も志もねぇ。土台のねぇ俺らは進み続けることでしか自分たちの居場所を守ることはできねぇんだ。」
クーデリア:「進み続ける・・・。」
オルガ:「・・・まあどっちにしろ・・・。」

ライド:「えっ?」
昭弘:「ありゃ・・・。」
デルマ:「マジかよ。」
ダンテ:「ったく。」
ユージン:「遅ぇんだよ。」
雪之丞:「これ以上降りるとシャトルが的になっちまう。ほんとにいいんだな!?」
三日月:「うん大丈夫。」
雪之丞:「ったく知らねぇぞ~!」
三日月:「慣性制御システムスラスター全開。」
ハッシュ:「なんだ?ぐっ!」
オルガ:「あいつがいるかぎり俺は逃げることなんてできねぇんだけどよ。・・・ふっ。」
三日月:「あと5つか。」
オルガ:「ようミカ。おかえり。」
三日月:「うん。ただいま。」

ED「少年の果て」GRANRODEO



アトラ:「次回、機動戦士ガンダム、鉄血のオルフェンズ『嫉心の渦中で』。そろそろ三日月のブレスレット洗ってあげなきゃ。私のは大丈夫。私はお花の香りがするもん!」


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