機動戦士ガンダムUC RE:0096 第17話 奪還!ネェル・アーガマ

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ナレーター:「地球圏で待機していたネェル・アーガマはガランシェールと合流。バナージとミネバはタクヤたちと再会した」
タクヤ:「『ラプラスの箱』の座標、もう分かってんだろう?いつまでも隠しておくわけにはいかないぜ」
ナレーター:「現状を打破するためネェル・アーガマのオットー艦長はネオ・ジオンと共同戦線を張ることに」
オットー:「あんた方にラプラスの箱を渡して地球圏を再び騒乱に巻き込むなどもってのほかだ!」
ナレーター:「ミネバに本当のねらいを明かすよう求められたフル・フロンタルは地球を除く各サイドが経済的な結び付きを強める『サイド共栄圏構想』を説く」
バナージ:「なんだか他人事みたいだ。自分たちの今後を語っているのにあなたの言葉には他人事みたいな冷たさを感じる」
ミネバ:「インダストリアル7、そのコロニービルダーたるメガラニカ。そこがラプラス・プログラムが示した最終座標だ」
ナレーター:「一方ミネバに拒絶され深い傷を負ったリディはアルベルト・ビストからバンシィ・ノルンを受け取り、ユニコーンガンダムを追った」

OP「Into the Sky」SawanoHiroyuki[nZk]:Tielle


ハロ:「バナージ、お客さんお客さん」
バナージ:「あっ・・・」
マリーダ:「あっ・・・」
バナージ:「マリーダさん・・・!もう起きても・・・」
マリーダ:「これの・・・」
バナージ:「うん?」
マリーダ:「味が苦手なんだ。手伝ってくれ」
バナージ:「えっ?」
マリーダ:「病人用で身体にはいいらしいが・・・とにかくまずい!」
ハロ:「バナージ、手伝え手伝え。とにかくまずい」

バナージ:「ウワッ!ホントにまずい・・・」
マリーダ:「だろう?」
バナージ:「マリーダさん!好きな食べ物は何ですか?」
マリーダ:「何だ?急に」
バナージ:「嫌いな物より好きな物が知りたいから」
マリーダ:「考えたこともない」
バナージ:「特においしいと思う物は?何かあるでしょう?ほら甘い物とか」
ハロ:「デザートデザート」
マリーダ:「アイスクリーム・・・かな」
バナージ:「あります!うまい店がインダストリアル7に、今度・・・あっ・・・」
マリーダ:「大佐の言うことは正しいな」
バナージ:「そう思います。でも・・・いつもそうなんだ。『でも』『それでも』・・・そう思ってやったことがみんな裏目に出てしまう。いくらあがいたってもう・・・」
マリーダ:「だがそのおかげで私は今こうしてお前と話をしている。お前の感じ方は間違っていない。『自分の中の可能性を信じて、なすべきと感じたことに力を尽くせばよい』あれは呪縛ではない。お前にそれを伝えた人もまたそう生きたのだろう。何の確信もなく、ただよかれと信じて」
バナージ:「でも無責任ですよ、それは・・・。自分でやり遂げもせず」
マリーダ:「そうかもしれない。でもそれでも・・・他人ではない存在に委ねられたのは何よりの幸いだった。きっとこんなふうにして世界は少しずつ前に進んでいく。諦めることなくとらわれることなく、望みを持ち続ければ、チャンスは必ず来る。そのときは迷わず・・・ガンダムに乗れ!」

マリーダ:「姫様」
ミネバ:「もういいのか?」
マリーダ:「はい」
ミネバ:「すまない、マリーダ、私は・・・」
マリーダ:「姫様もどうかお心のままに」
ミネバ:「あっ・・・、・・・」

タクヤ:「コンロイさんには伝えたよ。『慎重にやれ』ってさ」
シドー:「艦の総意が得られん以上、しかたがない」
ギブニー:「よし、こいつが突破口になりゃヤツらを追い出せる」
タクヤ:「でもさミコット・・・あの子が行動を起こすつもりだなんて本当に信じてんのかよ?フル・フロンタルに箱の座標を教えちまったんだぜ」
ミコット:「油断させるためよ」
タクヤ:「でもさ・・・」
ミコット:「女のウソはね肌にピリピリくるの。あの子は本気よ」
タクヤ:「女は分からねえなぁ」
アンジェロ:「何をしている?」

ジンネマン:「脚がありませんな」
フロンタル:「ゼネラル・レビルの奇襲がなければ、キャプテンなら我々が現れなくてもネェル・アーガマを占拠していたのではないか?」
ジンネマン:「それをお聞きになりたかったんで?」
フロンタル:「むなしくなったのかな?永遠に晴らしようのない恨みを抱き続けるのがむなしくなって、別の可能性を夢みた。そうさせたのはあの少年・・・それともマリーダ中尉」
ジンネマン:「確かに晴らして晴らせる恨みじゃない。でも『むなしい』ってのとはちょっと違う。疲れたんでしょう何もかも諦めて暗い所でうずくまってる自分ってやつに・・・シャアも・・・ザビ家への復讐より父親が夢みたニュータイプの世界を開くことを望んだ。シャア・アズナブルも今の私と同じ心境だったんじゃありませんか?」
フロンタル:「もしシャア・アズナブルが今も生きているとしたら、それはもう人ではなくなっているのではないかな」
ジンネマン:「・・・」
フロンタル:「どうした?」
部下:「大佐、こちらに接近する船があります。連邦のパトロール艦のようです」

連邦兵:「こちらL1パトロール所属、哨戒艦・エルファロ、ロンド・ベル、ネェル・アーガマ、貴艦よりの救難信号を受信した。応答されたし」
オットー:「どういうことだ?救難信号なんぞ誰が出した?あんな艦1隻で・・・ミヒロ少尉!」
ミヒロ:「はい!」
オットー:「すぐに帰ってもらえ。ウロウロさせておいたらネオ・ジオンの連中が黙っていないぞ」
ミヒロ:「了解!」
連邦兵:「ちょっと待て!ロンド・ベル、ネェル・アーガマ、至急応答されたし!貴艦の周囲にネオ・ジオンの艦艇を確認。ムサカ級・2レウルーラ級・1、いずれも連邦軍の識別信号を発している。貴艦からの説明を求む。状況しだいではこちらは戦闘態勢に入る。応答されたし」
ミヒロ:「ハァ・・・」
連邦兵:「ロンド・ベル、ネェル・アーガマ・・・」
レイアム:「艦長」
オットー:「うーむ・・・」
アンジェロ:「沈めるのだ。艦長。早く攻撃の指示を出せ」
オットー:「バカを言うな。相手は味方だぞ!」
アンジェロ:「そうしなければヤツらは援軍を呼ぶ。こちらが沈められるぞ」
オットー:「ンン・・・」
アンジェロ:「これはあなたの責任だ」
サーセル:「あっ・・・」
レイアム・オットー:「なっ!」
アンジェロ:「艦内に不心得者を出して我々の共同戦線を危機にさらした」
レイアム:「彼らが救難信号を!?」
アンジェロ:「我々の艦から撃ってもいい。だが自分たちの始末は自らつけるべきだ。断るなら共同戦線は破棄されたものと見なす」
連邦兵:「至急応答せよ!繰り返す・・・」
オットー:「グッ・・・ンンッ・・・」
アンジェロ:「決断を!オットー艦長!」

連邦兵:「これ以上応答がない場合、当守備隊の規定に従い貴艦に対処する」
バナージ:「ダメだ、そんなこと」

アンジェロ:「早く決断しろ!民間人だっているんだぞ」
レイアム:「あっ・・・」
オットー:「ンンッ・・・フゥ・・・、彼らに指一本触れてみろ!その首をねじ斬ってやるぞ若造!」
アンジェロ:「なっ!?グッ・・・」
オットー:「あんたらは軍人じゃない!やはりテロリストだ!テロリストと交渉はせん!あんたたちとのつきあいはこれまでだ!」
コンロイ:「よく言った艦長」

アンジェロ:「ハッ・・・アアッ・・・ンンッ・・・グッ・・・貴様ら!」
ウタルデ:「ウオッ・・・ウッ・・・ウワッ!」
レイアム:「ウッ・・・アアッ・・・」
オットー:「パトロール艦に状況知らせ!離脱させろ!」
ミヒロ:「はい!」
アンジェロ:「大佐がお留守のときに!」
アレク:「どうすんです?」
フラスト:「『どうする』ったって・・・モビルスーツ・デッキだ!ガランシェール隊の機体だけは確保しとけ!」

バナージ:「アアッ・・・」
コンロイ:「バナージか、モビルスーツ・デッキへ急げ」
バナージ:「えっ?」
コンロイ:「ガンダムに乗ってネオ・ジオンのモビルスーツのコックピットを残らず潰せ。ムダな戦闘を防げる」
バナージ:「はい!」
コンロイ:「バナージ!気負うなよ。ダグザ隊長にもらった命ムダにするな」
バナージ:「はい!」

コンロイ:「ガンダムに乗ってネオ・ジオンのモビルスーツのコックピットを残らず潰せ。ムダな戦闘を防げる」
バナージ:「はい!」
コンロイ:「バナージ!」
コンロイ:「気負うなよ。ダグザ隊長にもらった命ムダにするな」
バナージ:「はい!」

オペレーター:「ネオ・ジオンの連中を艦から出すなレウルーラに対して人質に使える!」
「エンジンブロック制圧!」
「艦首方向へ2人逃走!」
「モビルスーツ・デッキの守りを固めろ!」
「モビルスーツ・デッキ依然敵兵と交戦中!応援を要請する!」

エコーズ隊員:「整備指揮所制圧完了!復旧作業開始!」
エコーズ隊員:「敵パイロットをモビルスーツに行かせるな!」
バナージ:「アアッ!ウウッ・・・グッ・・・」
フロンタル:「そこまでだ、バナージ君。下手なマネはしないほうがいい。箱の在りかが明らかになった今、我々はためらいなく君を殺すことができる。ユニコーンを壊すこともな」
バナージ:「ンンッ!」
フロンタル:「なぜ否定する?連邦に箱を引き渡せばこれまでどおりのいびつな世界が続くだけのことだ。それは変革を願っていた君の父上の意志に反することではないのか?箱を使って棄民たるスペースノイドの宿願を果たせるのは我々だけだ。君に何ができる?君はラプラスの箱をどう使うというのだ?」
バナージ:「みんなのために・・・みんなのために使う!連邦もジオンも宇宙も地球も関係ない。みんなのためにラプラスの箱を!」
アンジェロ:「大佐!クッ・・・」
フロンタル:「君の言う『みんな』とは何だ?ひとりの人間が全ての意思の代弁者になることはできない。器にでもならないかぎり・・・だが器になれるのは己を空にし狂気の更に向こうへ立ち入った者だけだ。それは容易なことではない・・・が君には才能がある。君が本当に器たらんとするなら私と共に来い。父の思いを託され訓練を受けさせられた君は一種の強化人間だ。その力を示してしまった以上もう君は『みんな』の中には帰れない。いつか私と同じ絶望に突き当たることになる」
マリーダ:「『それでも』と言い続けろ、バナージ!」
アンジェロ:「あっ・・・、死に損ないが!」
ミネバ:「兵を引きなさいフル・フロンタル。私たちはお前と同じ道は歩まない!」
バナージ:「オードリー!」
ミネバ:「『赤い彗星の再来』・・・その力強さにすがったときもあった。連邦に追い詰められた私たちにはほかに何もなかった。でもお前はシャアではない!私の知っているシャア・アズナブルは人の可能性を信じていた!」
アンジェロ:「なぜ大佐のお考えを理解しようとしない!グワッ!」
ミネバ:「ガランシェール隊、ネオ・ジオンの将兵たちも聞いてもらいたい。ラプラスの箱がどのようなものであれそれは私たちに大きな転機を与える。フロンタルの言うような未来を呼び込むこともできるでしょう。それは恐らく正しい。人類を永続させていくためには唯一無二の現実的な解答かもしれない。でもそれは本当に未来と呼べるものか。未来とは今とは違う時間、よりよき世界を指す言葉ではなかったか。そこにジオン・ダイクンが夢みた人の進化と調和はない。ジオンの名を受け継ぐ者として一年戦争の惨禍を引き起こした者として、私たちには責任があるのです!現実を現実と受け入れるだけでは・・・その責任を果たせない。ユニコーンが示したあの光は・・・」
ジンネマン:「マリーダ・クルス。コックピットを開けろ」
ミネバ:「マリーダ!」
アンジェロ:「ザビ家の忘れ形見が言うことか!」
バナージ:「オードリー!」
ジンネマン:「それでいい。姫様を連れてコックピットから出ろ」
ミネバ:「マリーダ!しっかりしてマリーダ!ジンネマン!お前はまだ過去にとらわれているのか!マリーダがいるというのに!お前も責任を果たしなさい!ジンネマン!マリーダを救ったときからあなたは・・・」
ジンネマン:「理屈では消せんのです。恨みも後悔も・・・何も・・・してやれなかった!恐かったろうに、痛かったろうに・・・何も・・・フィー・・・マリィ・・・」
マリーダ:「お・・・お父さん・・・」
ジンネマン:「うん!?」
マリーダ:「わがままを許してくれますか?」
ジンネマン:「ああっ・・・アア・・・許す・・・最後の命令だ。心に従え」
マリーダ:「了解!」
アンジェロ:「・・・ジンネマン!貴様!」
バナージ:「ウッ・・・ヤアッ!」
アンジェロ:「お前たちは・・・いつだってそうだ!無責任で!弱くて!だから・・・グハッ!だから人を超えた力がいる!大佐は人を超えられた方だ!」
バナージ:「人の未来は・・・人が作るものだろう。人は弱くて不完全で・・・だから託すんだ。託されて歩き続けるんだ。どんなにつらい道であっても!」
アンジェロ:「何だ!?この光」
フロンタル:「アンジェロ」
アンジェロ:「大佐!」
バナージ:「アンジェロ!」
フロンタル:「バナージ君、我々はこれで失礼する」
バナージ:「待て!」
フロンタル:「ここから先は競争だ」

マーサ:「会議中に失礼、とっておきの解決策があります。ローナン議長」

レイアム:「全艦最大戦速、消火作業中の各員は加速に注意しろ」

フラスト:「あれがフルアーマーか・・・で俺たちはどうします?」
ジンネマン:「『楽にしてくれ』と言ったら引き受けてくれるか?」
フラスト:「冗談じゃありませんよ。まだやらなきゃならないことがたくさんある。俺にもキャプテンにも」
ジンネマン:「フゥ・・・そうだな」

ED「bL∞dy f8 -eUC-」by SawanoHiroyuki[nZk]:Aimer


ナレーター:「次回、機動戦士ガンダムユニコーン『宿命の戦い』君の中の可能性が目を覚ます!」

バナージ・リンクス
内山昂輝
オードリー・バーン
藤村 歩
フル・フロンタル
池田秀一
リディ・マーセナス
浪川大輔
マリーダ・クルス
甲斐田裕子
アンジェロ・ザウパー
柿原徹也
スベロア・ジンネマン
手塚秀彰
ミコット・バーチ
戸松 遥
タクヤ・イレイ
下野 紘
カーディアス・ビスト
菅生隆之
アルベルト
高木 渉
サイアム・ビスト
永井一郎

脚本:むとうやすゆき
絵コンテ:松尾 衡、古橋一浩
演出:初見浩一
キャラクター作画監督:高橋久美子、寺岡 厳、柴田 淳、茂木信二郎、濱田邦彦
メカ作画監督:玄馬宣彦、中谷誠一、仲 盛文、城前龍治


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