機動戦士ガンダムUC RE:0096 第13話 戦士、バナージ・リンクス

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ロニ:「ジーク・ジオン・・・ジーク・ジオン・・・ジーク・ジオン・・・」
ナレーター:「ラプラス・プログラムの示した座標、コロニーが落ちた地、オーストラリアのトリントン基地」
リディ:「バナージ!このまま撃て!」
バナージ:「撃てません!」
ナレーター:「ロニ・ガーベイとニュータイプ同士の感応を行うものの彼女を血の呪縛から救えなかったバナージ、失意のバナージを黒いユニコーンガンダムが襲う」

OP「Into the Sky」SawanoHiroyuki[nZk]:Tielle


英語字幕:「接近中のVC202に告ぐ!こちらトリントン・コントロール、所属と目的を明らかにされたし」
英語字幕:「こちらは参謀本部の特命任務を受けたビスト財団所属の輸送機、現在試作モビルスーツを輸送中。ベースジャバーに搭載しそちらへ向かわせた。参謀本部からの作戦コードを送る」
英語字幕:「作戦コード受領、特命任務照会確認した。規定の高度まで降下せよ。最終進入コースへ誘導する」
英語字幕:「これより任務を遂行。機体を分離・・・投下する!」
英語字幕:「任務?任務とは何だ?おい!進入中のベースジャバー!こちらの管制指示に従え!繰り返す!管制指示に従え!」

リディ:「ああっ・・・黒い・・・」
バナージ:「ユニコーン?」
リディ:「友軍?いや!逃げろ!バナージ!」
バナージ:「ウワッ!」

バナージ:「ウーン・・・アア・・・あっ・・・うあっ!あっ・・・ハァ・・・あっ!?」
黒服:「ハッチ開きません」
アルベルト:「解除コードは伝えたはずだ。さっさと引きずり出せ!」
リディ:「おい!なんであんたがここにいる!あの黒いユニコーンは何だ?」
アルベルト:「ああ・・・『バンシィ』のことですな。ひと言では言えない事情があるのですよ。早くしろ!」
リディ:「待てよ!ンッ・・・アアッ・・・ウッ!」
アルベルト:「これは家庭の問題でもある。他人の家の問題には軍といえども口を出せるものではないでしょう」
リディ:「『家』だって?」
アルベルト:「お恥ずかしい話だが彼・・・バナージ・リンクスは父・前当主カーディアス・ビストが愛人に産ませた子どもです」
リディ:「なっ!?」
アルベルト:「ですので詮索はご遠慮を」
リディ:「バナージが・・・」
作業員:「ハッチ開きます」

アルベルト:「あらゆる干渉を拒絶してシステムは完全に沈黙しています」
マーサ:「ハァ・・・それで?恐らくバナージ・リンクスがブロックをかけたのではないかと・・・彼の認証がなければラプラス・プログラムが新たに開示した情報を得ることはできません」
マーサ:「血のなせる業かしらね」
アルベルト:「えっ・・・」
マーサ:「気づいていたの?」
アルベルト:「あっ・・・いえ・・・彼が生まれたとき私は寄宿学校に・・・まさかあの少年が・・・」
マーサ:「頑固なところがそっくり。彼女に説得してもらったほうがよさそうね」

マーサ:「オードリー・バーン。偽名にしてもステキな響きですわね」
ミネバ:「私の移送はローナン・マーセナス議長も了解してのことか?」
マーサ:「無論です。ローナン議長とは同じ目的のために働いておりますから」
ミネバ:「・・・!?」
マーサ:「『ラプラスの箱』を封印いたします。殿下もそれを望んでネオ・ジオンを出立なされたと・・・ほどなく箱の鍵・ユニコーンガンダムがこのガルダへ運ばれてくる。それまではパイロットの少年がその守人となってくれます。殿下も知らない仲ではありませんわね。バナージ・リンクス、昨日の戦闘で開示された座標データをロックし秘匿しているそうです。愚かな父親の妄想を妾腹の子が受け継いで・・・どれだけこちらが迷惑していることか」
ミネバ:「ハッ・・・バナージの・・・あの方が?」
マーサ:「フゥ・・・私と組んではいただけないかしら?ミネバ殿下」
ミネバ:「バナージを説得しろと?」
マーサ:「悪いようにはしませんよ。あなたに付き従うジオン残党の立場も保証します」
ミネバ:「ならばまずマリーダ・クルスの身柄を返してもらいたい」
マーサ:「マリーダ中尉・・・プルトゥエルブが私たちの下で働いているのは彼女自身の意思です」
ミネバ:「無理やり再調整しておいて・・・」
マーサ:「ええさせていただきました。かつてネオ・ジオンがそうしたように」
ミネバ:「・・・!」
マーサ:「あのあわれな生き物を造ったのは私たちではありません」
ミネバ:「クッ・・・」
マーサ:「私は彼女の内にあるものを解き放って復讐の機会を与えてあげただけです」
ミネバ:「復讐?」
マーサ:「ええ自分のようなものを造った世界、男たちの論理が支配する世界への復讐」
ミネバ:「ンンッ・・・」

ダリル:「最低限の情報は下ろしてもらわないと艦は守れません」
ワッツ:「民間人に好きにやられちゃたまらんですよ」
ブライト:「今の我々は参謀本部の意向で動いている。財団もその一部と考えてもらっていい。ロンド・ベルの任務に変更はない。地球に侵入したネオ・ジオンの船を捜索するのが目下の本艦の仕事だ。もっとも・・・当初の情勢が変わってきたことは間違いないがな」
リディ:「あっ・・・クッ・・・」
ブライト:「捕獲したガンダム・タイプをシャトルで宇宙に上げる。それが済めばビスト財団も本艦から引きあげる。思うところはあるだろうが各自軽挙盲動は慎め!以上だ」

メラン:「ガルダに運び込まれた物資、貴賓用の物ばかりだということです」
ブライト:「ルオ商会の情報どおりということか、彼と話はできるか?」
メラン:「あっさり了承されました。盗聴の危険はあると思ってください」
ブライト:「自分の艦なのだがな・・・」

ブライト:「ちょっと話がしたい。いいかな?ブライト・ノアだ。このラー・カイラムの艦長を務めている。尋問官の手を焼かせているようだな。機体ともどもだんまりというわけか。技術スタッフが頭を抱えているよ」
バナージ:「誰にも見せちゃダメなんです。あれを誰かに知られたらまたその場所が戦場になって多くの人が死ぬ。ロニさんだって・・・」
ブライト:「そのことはそのまま黙っていればいい」
バナージ:「えっ?」
ブライト:「あの偽装貨物船を脱出してきたのか?」
バナージ:「脱出っていうのとは違います。『送り出してくれた』って思ってますから。あんな作戦、キャプテンだって納得してなかったんです」
ブライト:「そうだろうな・・・あの船の動きにはそんな気分があった。君は捕虜として扱われてはいなかった。自分の意思で行動する自由があったということか?」
ブライト:「それは・・・そうです。連邦の人たちが言うような敵っていう感触は持っていませんでした」
ブライト:「なぜかな?」
バナージ:「俺は軍人じゃありませんから・・・敵味方っていう人の区別のしかたにはなじめないし、でもそんな必要もない空気があの船にはあったんです」
ブライト:「そうか。よく分かった。ありがとう。諦めるなよ、君の目には力がある。困難を糧にできる強い目だ。諦めずにいれば必ずチャンスをものにできる」
バナージ:「そんな力俺にはありませんよ。全部偶然なんです。ユニコーンに乗ったのもここでこうしているのも・・・」
ブライト:「本当にそうかな?そのとき君の目の前にガンダムがあったことは偶然かもしれない。これまでガンダムに乗ってきた者たちも皆そうだった。だがガンダムに乗るかどうかは自分で決めたことであって偶然ではないはずだ。違うか?そのとき君にガンダムに乗る決意をさせたものは何だ?」
バナージ:「・・・!助けたい人がいるんです。オードリー・バーン。みんなが『ミネバ・ザビ』って呼んでいる女の子です!」

ブライト:「確かなのか?ゼネラル・レビルが動き出したというのは」
ベルトーチカ:「試験航海中に参謀本部から直命を受けたようです。明らかに隠密任務をやらせるつもりですね。狙いはネェル・アーガマ・・・なるほど、それがローナン議長を釣ったエサか。箱の秘密を知った者を処分するビスト財団と参謀本部にも折り合うところがあったわけだ」
ベルトーチカ:「どうなさるおつもりですか?ゼネラル・レビルは地球艦隊再建の要狙われたらネェル・アーガマはひとたまりもありません。そちらからの直接連絡が難しければ私たちルオ商会を通して危機を伝えることも・・・」
ブライト:「ベルトーチカ、『袖付き』の偽装貨物船に連絡を取りたい」
メラン:「艦長?」
ブライト:「連邦とネオ・ジオン双方にコネを持つルオ商会ならできるはずだ」
ベルトーチカ:「本気ですか?ブライト艦長」
ブライト:「交渉するのに適役もいる。とびきりジオン嫌いなヤツだがな」
ベルトーチカ:「・・・」

カイ:「あんたらにとっても悪い話じゃないんじゃないか?いや千載一遇と言ってもいい・・・と思うがね。ラプラスの箱の鍵が搬送されたら財団の連中はおたくらの姫様ごと宇宙へ上がるつもりだ。そうしたらもう手出しできなくなる」
ジンネマン:「どうしてあんたらを信用できる?」
カイ:「参謀どもと結託してビスト財団が軍をいいように動かしているのは面白くない。そう考える現場の指揮官がいて一方には財団の商売敵ともいえるルオ商会がいる。ラプラスの箱とやらの正体が何であれ、これを機に連邦と財団の癒着が深まるって結末は見たくない」
ジンネマン:「『それを防ぐためならネオ・ジオンも利用する』か?」
フラスト:「キャプテン・・・」
ジンネマン:「ベースジャバーを1機用意してもらいたい」
カイ:「当たってみよう。ゲリラ屋なりのやり方があるというわけだな」
ジンネマン:「ただ我々だけでは心もとない。奇襲をかけて姫様を奪還できても離脱できないのでは意味がない」
カイ:「だから最初から共同作戦だと言ってるでしょう。応援は差し向ける。あんたらとは因縁浅からぬ艦だろうがね」

オットー:「とにかくな、こういうときはまず落ち着くことだ。待機を命じられて20日近く、いらだつのは分かる。しかしそれぞれの長たる諸君らには常に落ち着いた行動を・・・」
ミヒロ:「艦長!ハァ・・・至急電です!ハァ・・・」
オットー:「うーん・・・うん?おおっ!ンンッ・・・ううぇう!」

ブライト:「笑うなよ。あの子の直感に賭けてみるさ」

アルベルト:「フゥ・・・あっ・・・」
整備兵:「ガルダまでの移送になんでパイロットを乗せるんだよ」
整備兵:「上の考えることはよく分からんな」
リディ:「はぁ・・・」
バナージ:「リディ少尉!オードリーはどこです?一緒に地球に降りたんでしょう?彼女はどこにいるんです?リディさん!ハァハァハァ・・・アアッ・・・」
ブライト:「少し借りるぞ」
バナージ:「あっ・・・」
黒服:「ウオッ・・・」
ダリル:「おっと、地球で転ぶとケガするぜ」
ワッツ:「分かってねえなぁ、この艦の艦長はあの人なんだよ」
バナージ:「オードリーが!?」
ブライト:「間違いない。ガルダへの空中輸送の隙をついて袖付きのガランシェールが奪還作戦を決行する。彼らと共闘しろ。宇宙に上がって救援に来るネェル・アーガマと合流するんだ。それ以外に箱の鍵を謀略の手から遠ざける方法は・・・彼女を救う方法はない。やれるか?」
バナージ:「やります」
ブライト:「私にできるのはここまでだ。かつてガンダムに乗った者たちと同じく君もガンダムに選ばれたのだと思いたい。いつもそれは結果的に必然だった。よくも悪くも・・・だがな」
バナージ:「ブライト艦長・・・」
ブライト:「あとは君しだいだ。状況に潰されるな!」
バナージ:「アッ・・・」
ブライト:(絶望を退ける勇気を持て。君がガンダムのパイロット・・・ニュータイプであるなら)
バナージ:「オードリー、行くよ」

(マーサ):「そのプライドの高さには敬意を表するわ。でもそのプライドが人を殺すこともある。お分かり?あなたはたった今あなたを慕うジオンの生き残りたちから未来を奪ったのよ。ビスト財団と共生するという唯一の未来をね。プライドで男を殺せるのも女、いい女になることね。バナージ・リンクスという坊やのことも肥やしにして」
ミネバ:「バナージ・・・」

ダリル:「艦長、あのガキに何を・・・妙な騒ぎの巻き添えはごめんだぜ」
ワッツ:「お坊ちゃんは知ってんのかな?」
ナイジェル:「いや、あいつも置いてきぼりだろう。ブライト艦長のやることだ。何があっても慌てるな」
ブライト:「リディ少尉、ユニコーンを頼む。今はあれを守ることがお前にとってもプラスになる。父上の判断は父上のものだ。お前は若い自分の判断で行動しろ」
リディ:「了解」
リディ:(言われるまでもない。あそこにミネバがいるなら)
ナイジェル:「出るぞ!」
リディ:「クッ・・・」

ED「bL∞dy f8 -eUC-」by SawanoHiroyuki[nZk]:Aimer


ナレーター:「次回、機動戦士ガンダムユニコーン『死闘、二機のユニコーン』君の中の可能性が目を覚ます!」

バナージ・リンクス
内山昂輝
オードリー・バーン
藤村 歩
フル・フロンタル
池田秀一
リディ・マーセナス
浪川大輔
マリーダ・クルス
甲斐田裕子
アンジェロ・ザウパー
柿原徹也
スベロア・ジンネマン
手塚秀彰
ミコット・バーチ
戸松 遥
タクヤ・イレイ
下野 紘
カーディアス・ビスト
菅生隆之
アルベルト
高木 渉
サイアム・ビスト
永井一郎

脚本:むとうやすゆき
絵コンテ:村瀬修功、古橋一浩
演出:佐藤照雄
総作画監督:高橋久美子、玄馬宣彦、茂木信二郎
キャラクター作画監督:赤堀重雄、堀内博之、辻 繁人、柴田 淳、飯島弘也、富岡隆司、藤澤俊幸、杉本幸子
メカ作画監督:中谷誠一、仲 盛文、城前龍治、津野田勝敏


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