機動戦士ガンダム 第14話 時間よ、とまれ

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ナレーション:「全ての人類をみずからの独裁の手に収めようとするザビ家のジオン公国は、月の向こうに浮かぶ宇宙都市国家である。ザビ家の総帥ギレン・ザビは人類を己の前に跪かせるべく、地球連邦に戦いを挑んできた。ジオンの攻撃を避けて宇宙都市サイド7を脱出したホワイトベースは地球に降りたった。しかし、少年達には束の間の休息も無かった。ことに、母との別れを背負ったアムロにとって、ただ疲れを重ねるだけのことであった」

タイトルコール:「時間よ、とまれ」


ナレーション:「全ての人類をみずからの独裁の手に収めようとするザビ家のジオン公国は、月の向こうに浮かぶ宇宙都市国家である。ザビ家の総帥ギレン・ザビは人類を己の前に跪かせるべく、地球連邦に戦いを挑んできた。ジオンの攻撃を避けて宇宙都市サイド7を脱出したホワイトベースは地球に降りたった。しかし、少年達には束の間の休息も無かった。ことに、母との別れを背負ったアムロにとって、ただ疲れを重ねるだけのことであった」

タイトルコール:「時間よ、とまれ」


マジシャン:「ジオン公国の勝利を祈って・・・」
ジオン兵達:「おいおい、面白くねえんだよ!」
「いつまでやってんだ!」

ギャル:「このっ、お前の代わりにこっちは弾の一つも欲しいんだよ」
クワラン:「ギャル!鳩にあたったってしょうがねえだろ!」
ギャル:「こんな国境近くでザクを磨くしかなけりゃ腹も立つよ!」
クワラン:「いいから降りてこいよ。話があるんだ」
ギャル:「ああ」
「なんだい、レクリエーション部隊が来てんだろ?」
クワラン:「男ばかりじゃ面白くもなかろう」

ギャル:「連邦軍のモビルスーツが出動しているってのか?」
クワラン:「ああ。ソルが司令官直属の通信兵だろ、聞き出したんだよ」
ギャル:「じゃあ、俺達部隊も出動するのか?」
クワラン:「ばーか、パトロールが任務の俺達が出る訳ねえだろ。それにあの気の小さい隊長だ、こっちから仕掛けやしねえよ」
ギャル:「それで?」
クワラン:「そのモビルスーツを俺達若い者だけでやろうってんだ」
ギャル:「モ、モビルスーツをか?何機ぐらいを相手にするんだ?」
クワラン:「俺達が勝手にやって敵をやっつけるぶんには構わねえと隊長も言ってくれたんだ。うまくいきゃあ本国に帰れるぞ。こんな虫のいない、清潔なジオンの本国へよ」
ギャル:「そりゃあそうだけど、この部隊にはザクは俺の奴が一機しかないんだぜ。お前らだって」
クワラン:「ソル、説明してやれ」
ソル:「相手のモビルスーツって一機なんですよ、それもにわか造りのね」
ギャル:「ふーん・・・」

マチルダ:「明け方までにはエンジンの整備は終わります。大丈夫です。で、私への質問ってなんです?」
ブライト:「僕らは正規軍ではありません。なのに、どうしてあなた方の補給を受け、こうして修理まで・・・」
マチルダ:「連邦軍もホワイトベースを捨てたりはしませんし、ここにもあなたの上官を送るつもりはあります。けれど、ヨーロッパでの大きな作戦の予定があります。それに、現実に実戦に耐えているあなた方に余分な兵をまわせるほど連邦軍は楽ではないのです」
ブライト:「そんなにひどいのですか・・・?」
マチルダ:「ジオンも似たようなものです。それに、今はホワイトベースはデーター収集が第一の任務になっています」
ブライト:「データー集め?」
マチルダ:「ええ。プロよりアマチュアの方が面白い作戦を考えるものです。それをコンピューターの記憶バンクから拾いだす」
ブライト:「じゃあ、わざと我々を放っておいてモルモットにしている?」
マチルダ:「モルモットはお嫌?ブライト少尉」
ブライト:「命令として受けてはおりません。少尉?僕が?」
マチルダ:「ええ、レビル将軍がそうおっしゃってますよ。そのうち通知があるでしょう」
ブライト:「いちいち勝手ですね」
マチルダ:「レビル将軍がいらっしゃらなければあなたはとっくの昔に死刑ですよ」
ブライト:「し、死刑?」
マチルダ:「ええ」
ブライト:「アムロ、なんだ?」
アムロ:「あ、い、いえ」
ブライト:「お前は寝てなくっちゃならん時間だろ」
アムロ:「は、はい」
マチルダ:「君、ブライトさんの言う通りよ。寝るのもパイロットの仕事のうちですよ」
アムロ:「は、はい。き、気をつけます」
ブライト:「なんて奴だ・・・ホワイトベースとガンダムを動かした事、そんなに重罪なんですか?」
マチルダ:「この間まではね。ブライト・ノア少尉」

フラウ:「どこに行ってたの?」
アムロ:「トイレさ」
フラウ:「トイレむこうでしょ」
アムロ:「いいじゃないか・・・・なんだい?」
フラウ:「ううん、なんでもないわ・・・・ハロ、いらっしゃい」
アムロ:「なんだよ・・・」

アムロ:「はあはあ・・・」
「はぁ・・・」

ブライト:「アムロ、食事はすんだか?」
「アムロ、食事はすんだのか?」

アムロ:「は、はい、まだです」
ブライト:「これからジオンのパトロール網を飛び越える。いいか、ガンダムをスタンバっておけ」
アムロ:「は、はい」
マーカー:「ブライトさん、マチルダ機の脱出方向です。ホワイトベースです。ともに進路クリアーです」
ミライ:「我々を脱出させてくれるかしら?」
ブライト:「ジオン次第さ」

マチルダ:「左前方、何か光が見えたが?」
連邦兵A:「ミノフスキー粒子が濃くて識別不能です。発光信号を出します」
マチルダ:「時刻表にないパトロールか」
「発光信号に応答なし」
連邦兵A:「はい」
マチルダ:「降下。戦闘スピードで脱出します。対空砲用意」

ジオン兵A:「ミデア輸送機です。最大戦闘スピードで飛んでいます」
ジオン兵B:「ということは荷物を積んでないな。どこかこの近くで荷物を降ろしたかな?」
ジオン兵A:「は、クワラン曹長の言っていた木馬の件でしょうか?」
ジオン兵B:「あり得るな。発光信号を上げろ!」
ジオン兵A:「は」

クワラン:「ザクの発進を手伝ってやれ!」
ジオン兵C:「はい!」
クワラン:「隊長に出動すると言ってこい!」
ジオン兵D:「はい!」
ギャル:「俺が攻撃を掛けりゃ、敵もモビルスーツを出してくるだろう!いいな!?クワランに伝えろよ!」
ジオン兵E:「はい、軍曹!」
ギャル:「クワラン、遅れるなよ」

ソル:「クワラン曹長」
クワラン:「おう!ソル、急げ!モビルスーツが現れた。作戦はゆうべ話した通りだ。成功したら本国に帰れるんだって事を忘れるな!ソル、いいか?」
ソル:「は、曹長」

ジオン兵F:「朝っぱらからうるせえなあ」
ジオン兵G:「クワランの野郎はいつもあれよ」

ギャル:「いたぞ、ミデア輸送機だ」

マチルダ:「一時の方向に応戦を。降下しなさい。あの攻撃の仕方はザクです、敵の頭上すれすれに」

ギャル:「や、やるな、でっかい図体をして」
「どこに?ルッグンの奴、援護をしてくれりゃあ。あっ」

連邦兵B:「ああっ、コンテナに直撃です!」
マチルダ:「構いません、このまま」
ギャル:「うわあっ!」

マーカー:「レーザー測定です。ミデア交戦中の様です」
ミライ:「マチルダさんが!?」
ブライト:「ミデアがジオンのパトロールに引っ掛かった。ホワイトベースは援護に向かう」
アムロ:「ブ、ブライトさん、ガンダム出ます。ホワイトベースは補給の整備がまだ十分じゃないんでしょ?」
ブライト:「ん?そりゃそうだが。行くか?」
アムロ:「はい。発進します!」

アムロ:「あ、あれか?マチルダさんに何もなければいいけど」
「よし」

ギャル:「れ、連邦軍のモビルスーツだ・・・」

連邦兵B:「ガンダムです」
マチルダ:「フッ、来なくてもいいものを」
連邦兵B:「は?」
マチルダ:「ガンダムの好意に甘えて脱出しましょう」
連邦兵B:「はっ」

アムロ:「ご無事で、マチルダさん」
マチルダ:「深追いはしないでね、アムロ」

アムロ:「ん?」
「やったか?」
「なんの音だ?」

ジオン兵達:「わあーっ」
アムロ:「ああっ。む、剥き出しの兵が。機関銃ぐらいでガンダムを。どういう攻撃をするつもりなんだ?」
「・・・うっ・・・クッ、どうしたんだ?なぜ動く?ん?逃がすものか」


アイキャッチ

アムロ:「出てきたお前達がいけないんだ!」
クワラン:「木の下に隠れろ!上から狙い撃ちされる!」
アムロ:「どこにいる?」
「わあーっ!!」

ジオン兵達:「うおっ!」

ソル:「この野郎!」
アムロ:「なんだ?何をしようっていうんだ?」
クワラン:「装甲板の弱そうな所だ」
アムロ:「ええい」
ブライト:「アムロ、応答しろ。アムロ、ザクは撃墜できたのか?アムロ、応答できんのか?」
クワラン:「戦艦が来たぞ。後退してモビルスーツに着けた爆弾を狙い撃ちしろ」
ソル:「行きます」
ジオン兵F:「へったくそなパイロット!」
クワラン:「こっちは貼り付けた爆弾に当たりゃあいちころでやっつけられるのによ」
アムロ:「お、お前らなめるなよ、馬鹿にするなよ!僕だって!うっ、た、盾が爆発か?」
「そうか、ば、爆弾を仕掛けていたのか。そ、それを」

ジオン兵達:「うわっ」
「ああっ」
アムロ:「あっ、こ、これか?い、いくつ着けてったんだ?連中め」
ブライト:「アムロ、どうした?」
アムロ:「ガンダムに爆弾が仕掛けられました。ここは場所が悪いので正面の平原地帯へ移動して調べます!」
ブライト:「了解した。オムルを呼び出せ。彼は爆弾に詳しいはずだ」

ジオン兵H:「俺達の仕掛けた時限装置は30分しないと駄目だなんて」
クワラン:「そう言うな。ああも簡単に着けられるなんて思わなかったんでな」
ソル:「連中、あのモビルスーツを助けられますかね?」
クワラン:「こんな事になるんだったらリモコンがありゃあなあ。今頃はドカーンよ!」
ソル:「本当、俺達パトロール隊には碌な物ねえんだものな。けどあれ30分で取り外せますかね?」
クワラン:「五個だよな。さっき一発爆発しちまったから、見物だな」

オムル:「よ、よくわかりません。この爆弾の時限装置が働いていることは間違いないんです」
ブライト:「アムロ、そのレントゲン写真を見て何かわかったか?」
アムロ:「わ、わかった事ってこの細い線が信管がわりだろって、そのくらいで」
「つまりプラスチック爆弾を磁石からむしり取ろうとしたら爆発するってことでしょう?オムルさん」

オムル:「うん、そうだな」
アムロ:「とにかく剥がすしかないんです」
ブライト:「よし、俺がやろう」
アムロ:「こ、これは僕の責任です。お二人は下がってください。時間はまったくないかもしれません。かかります」

ソル:「ん?パイロットらしい奴が爆弾をはずすらしいですぜ」
クワラン:「常識的に考えたってもう爆発するってのはわかるはずだ。それをはずそうってのか」
「あと、12分しかないんだぞ、本気でやるつもりかよ」

アムロ:「はぁ・・・」

ソル:「二つ目をはずしたらしいですぜ」
クワラン:「やるねえ、連邦軍のパイロットもよ。3つ目にかかったのか?」
ソル:「クレーンが上がってる感じですけどね」
クワラン:「ふうん、8分前だがな。間に合うのかな?」

フラウ:「ブライトさん!なんでみんなで助けないんですか?一緒にやればもっと早くすむのに・・・」
ブライト:「今爆発するかもわからんのだ。犠牲者を一人でも少なくする為にはアムロにやってもらう以外にはない」
フラウ:「そんな!」
ミライ:「フラウ・ボゥ」
フラウ:「ミライさん!あなただって卑怯です。弱虫です!」
ミライ:「なんと言ってもいいわ。我慢するのも勇気なのよ。アムロと一緒にあなたまで犠牲にはできないわ」
フラウ:「それは逆です、アムロはパイロットです。あたしが代わりにやってきます」
ミライ:「フラウ・ボゥ、あなたにアムロより上手にできて?」
フラウ:「ミライさん、ひどいのね!」

クワラン:「うーん、頑張るな」

アムロ(今これが爆発したらガンダムは勿論、僕だって・・・)

クワラン:「あと一個か二個だろ?」
ソル:「そのはずです」
クワラン:「粘るじゃないか」
ソル:「どんな奴がやってんでしょう?」
クワラン:「いくらなんでも時限装置には気がついてんだろう。それでやってるとなりゃあ、よほど勇敢な奴だろうさ」
ギャル:「勇敢な奴ですか?」
ジオン兵達:「ははははっ」

アムロ:「はぁ・・・ぅ・・・く・・・」

ソル:「時間かかりますね、出てきませんよ」
クワラン:「見せろ。背中の方にまわってんだな?」
ソル:「はい」
クワラン:「そろそろ時間だぜ。ん?」

アムロ:「し、しまった・・・」

ブライト:「ア、アムロ!」
オムル:「だ、駄目だ、ア、アムロ!」
アムロ:「・・・」
フラウ:「アムロ!!」
ブライト:「よ、よし、足と手をちょっと上げるだけなら。あとを頼む!」

ブライト:「お前らはホワイトベースに待機しているんだ!」

アムロ:「えっ?」
ブライト:「よし、そこまでだ」

クワラン:「1分20秒だ。間に合わねえのか?」

アムロ:「くっ、・・・」
ブライト:「アムロ、急げ。だいぶ時間が経っている!」
アムロ:「・・・はい!」
「頼みます!」

カイ:「よっしゃあ!!1キロだけ離れるぞ!!!」

ソル:「ちっ、全部はずしたのかよ」
クワラン:「あと18秒だ」
「ははははははっ!ははははっ!これで帰国も駄目になったか。命懸けってのはどうも俺達だけじゃなさそうだな。よう、爆弾をはずした馬鹿ってどんな奴かな?」

アムロ:「・・・おかわり」
フラウ:「はい。あら?車が来るわ」
ブライト:「なに?」
カイ:「民間のトラックだぜ。いや、ワゴンだ」
ブライト:「なんだ?妙だな、こんな所に」

ジオン兵I:「おいおい、珍しいよ」
ジオン兵J:「これ、ジオンのモビルスーツかい?」
ジオン兵K:「違うんじゃない?感じが」
ソル:「おやおや」
ミライ:「あなた方、どこの方ですか?」
ジオン兵I:「俺たちゃここの地付きの青年団よ」
ジオン兵J:「これ、連邦軍のモビルスーツだろ?」
ソル:「そっちの白いの着てんの、ひょっとするとモビルスーツのパイロットさん?」
クワラン:「どうしたの?怪我でもしたのかい、パイロットさん」
ソル:「恐い顔しないでよ、パイロットさん」
クワラン:「これからも頑張れよ、大将。じゃあな。はははははっ!」
アムロ:「いいなあ、地球に住んでる人って。気楽で・・・」
ブライト:「連中だな、仕掛けたの・・・」
ミライ:「ええ、そうらしいわね・・・」

次回予告:「ジオンの歴戦の勇士ドアンも、巨大な戦争が生み出した男だ。戦争孤児を守る為に戦う男の姿にアムロは憎しみを越えた戦いをする。爽やかな感動をこめて。機動戦士ガンダム、次回、『ククルス・ドアンの島』。君は、生き延びることができるか?」


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