機動戦士ガンダム 第13話 再会、母よ・・・

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ナレーション:「人類の全てをみずからの手に収めようとするザビ家のジオン公国は、月の向こうに浮かぶ巨大な宇宙都市国家である。その独裁を撃破すべく地球連邦軍は、地球上で、宇宙で、執拗な抵抗を続けていた。一方、ジオンの宇宙巡洋艦の攻撃を逃れたホワイトベースは、宇宙都市サイド7を脱出して地球に降りたった。しかし、連邦軍と連絡の取れぬまま少年達は戦い続けなければならなかった。それは恐怖の連続であった」

タイトルコール:「再会、母よ・・・」

リュウ:「よいしょっと、なんとなんと、おおっと・・・」
キッカ:「わーい」
カツ:「やめろよー」
セイラ:「太陽の光が一ヶ所から来るってわざとらしいわね」
ミライ:「・・・でも、これが自然というものなのねー」
セイラ:「そうね。宇宙の広がりというのはこういうことを言うのよね、きっと」
カイ:「アムロを知らないかい?」
ミライ:「お母さんに会いに行ったわ」
カイ:「へえ、さっきのコアファイターがそうかい?」
ミライ:「故郷が30キロほど東にあるんだって」
カイ:「ヘッ、裏切られたな。奴もエリート族かよ・・・」
ミライ:「地球に住んでる人がみんなエリートじゃないわ。現にアムロのお父さんは宇宙暮らしで、アムロはお母さんとはほとんど暮らしたことがないのよ」
カイ:「地球に家があるだけでもエリートさ・・・」
セイラ:「この辺りもだいぶ空襲の跡があったようだけど、大丈夫なのかしら?」
ミライ:「どうかしらね。ゲリラ戦地帯だっていう噂だし・・・」

アムロ(母さん、怪我なんてしてやしないだろうけど・・・)
「あっ」

連邦兵A:「・・・うおーい、酒もってこーい!」
連邦兵B:「おっと・・・」
連邦兵C:「なんだ、ヘヘヘヘ・・・」
連邦兵A:「う?」
連邦兵B:「な、なんだ、お前は?」
アムロ:「ここは僕の家なんです」
連邦兵B:「な、なにい?」
連邦士官A:「やめろい」
連邦兵B:「し、し、しかし、この野郎」
連邦士官A:「ちっ、からっぽか、ヘッ。無断で君の家に入ったことは謝る。誰もいなかったんでね」
アムロ:「誰もいない?」
連邦兵A:「ヘッ、ずっと空家になってるんだ、ケヘへへ」
アムロ:「あ、空家・・・」
連邦兵A:「ん?」
アムロ:「母さん!!」
連邦兵A:「母さん?ヘッ、母さんか・・・」
アムロ:「母さん!!」
連邦兵A:「うたぐってやんだ」
連邦兵B:「逃げ出して死んだんじゃねえのか、なあ」
連邦兵A:「ヘヘヘヘ、・・・も一杯いこう」
連邦兵B:「よしよし」

テム:「アムロと離れるのが嫌ならお前も来ればいいんだ」
カマリア:「でも、宇宙に出るのは・・・」
テム:「サイドの建設を見てごらん。そりゃ素晴らしいもんだよ。アムロに見せておきたいんだ」
カマリア:「それはわかりますが、でもあたくしは・・・ごめんね、アムロ。私は宇宙の暮らしって馴染めなくって」

連邦兵A:「どうしたんだい?坊や。おままごと?それともママが恋しくなったのかい?ひひひひ」

おばさん:「お願いです、お金を払ってください!あたし共はこれで暮らしてるんです、お金を払ってください!」
連邦兵D:「あーん、もう。ほいっと」
おばさん:「あっ」
アムロ:「やめろおばさん。拾っちゃ駄目だ。兵隊に拾ってもらうんだ!」
連邦兵E:「な、なんだ、こいつ?」
おばさん:「a・・・あの子は」
連邦兵D:「小僧、もう一度言ってみろ」
連邦兵E:「生意気な」
アムロ:「ひ、拾えと言ったんだ・・・」
連邦兵D:「なにを、このっ、うっ」
アムロ:「拾えっ!拾えっ!拾えっ!」
連邦兵D:「うっ・・・」
アムロ:「う・・・」
連邦兵E:「やろう、こいつ」
アムロ:「うっ」
連邦兵A:「てめえみたいなヒヨッコに何がわかるんだ。この町に俺達がいなかったらな、とっくの昔にジオンのものになってたんだぞ、偉ぶりやがって!」
アムロ:「く・・・」
おばさん:「そ、そうだよ。あの子、娘の友達だったアムロだよ」
連邦兵D:「とうっ・・・」
おばさん:「おやめなさい、相手はまだ子供じゃないですか」
連邦兵D:「なにを?よくも」
おばさん:「お金はこの通りお返ししますから行ってください」
アムロ:「・・・」

おばさん:「生き残った兵隊さんは本部から見捨てられちゃってね。仲間が助けに来ないもんだからあんな風になっちまって。やだねえ、戦争って」
アムロ:「そうか、コミリーは死んだのか・・・」
おばさん:「娘だけじゃないよ、主人もね。あたしだけ生き残るなんて因果なもんさ。お母さんには会ったんだろ?」
アムロ:「いえ」
おばさん:「おや、手紙もらってないのかい?お母さんなら避難民キャンプでボランティアやってるよ」
アムロ:「え、い、生きてるんですね!?」
おばさん:「ほら、教会があるのを憶えてるかい?あの丘だよ。コミリーとよく遊びに行ったろ」
アムロ:「おばさん、ありがとう!!」
おばさん:「気をつけて行くんだよ!」

ジオン兵A:「敵さん、完全撤退したな」
ジオン兵B:「戦闘機一機もお出迎えなしじゃ機銃が錆びつくぜ」
ジオン兵A:「これも任務さ。こちら、ルッグンスリー。304地区、異常なし」
ジオン兵C:「了解」

マーカー:「各員艦内に戻れ、艦内に戻れ。敵機発見、対空戦闘急げ!」

ブライト:「敵か?」
マーカー:「はい、味方の識別信号を出していません。海上10キロをこちらへ向かっています」
ミライ:「ホワイトベースを発進させます?」
ブライト:「いや、かえって発見させやすくするだけだ」
ミライ:「そうね」
ブライト:「敵の本隊に連絡されては面倒になる。先手を取って叩き落す」
ミライ:「はい」

リュウ:「コアファイター発進準備完了!」
ミライ:「OK、発進路クリアー。コアファイター発進、どうぞ」
リュウ:「了解。行きます!」

ジオン兵A:「な、何か来るぞ」
ジオン兵B:「敵か?」
ジオン兵A:「いや、戦闘機の様だ。い、いかん、うしろにまわられた」
ジオン兵B:「な、なに?」
リュウ:「遅いわ」
ジオン兵B:「うわあっ」
ジオン兵C:「こ、降下しろ!」
リュウ:「逃がすかあ」
ジオン兵C:「ってえい、ってえい」
リュウ:「うっ、パ、パトロール機のくせに・・・」

アムロ:「ここだ、ここに母さんが・・・」

村人A:「ん?」
村人達:「おっ?」
子供A:「あっ、な、なんか来るぞ」
子供B:「飛行機よー!」
子供C:「行ってみようぜ!」
子供B:「うん!」
村人B:「おい、ありゃあ連邦軍の戦闘機じゃないか?」
村人C:「ああ、確かにそうだ」
村人B:「まずいぞ、これは」
子供A:「すげえ、本物の戦闘機だ」
子供C:「かっこいいなあ」
村人B:「ちょ、ちょっと待ってくれ」
アムロ:「えっ?」
村人B:「あんた、軍人さんじゃろ?ここへ何しに来たか知らんがすぐにあの戦闘機を隠してくれんか?」
アムロ:「なぜです?僕はただ」
村人C:「いやいや、あの山の向こうには敵の前線基地があってな、一日一回見回りに来るんじゃよ」
村人B:「それでなくても、もう敵にキャッチされたかもしれんのじゃ。用事ならそのあとでもよろしかろうが」
アムロ:「わ、わかりました」
カマリア:「ア、アムロ、アムロなのね?アムロ・・・」
アムロ:「か、母さん・・・・」
カマリア:「・・・ア、アムロ・・・」
アムロ:「か、母さん・・・」
カマリア:「アムロ・・・」
アムロ:「母さん!」
カマリア:「・・・」
子供A:「いいなあ」
村人B:「・・・すまんが、あの戦闘機を」
カマリア:「・・・そ、そうでした。アムロ、早く隠してきなさい。話はそれからにしましょう」
アムロ:「うん」
村人B:「あんたの息子さんかい?」
カマリア:「ええ」

カマリア:「そう、あんなサイドにもジオンの空襲があったの。じゃあ、父さんわからないわね・・・」
子供A:「また兵隊が来たよ!」
カマリア:「えっ?」
アムロ:「ぇ・・・」
カマリア:「動くんじゃないのよ!」

アイキャッチ

リュウ:「ええい、見とれ」
ジオン兵A:「なんて戦闘機だ?」
ジオン兵B:「さ、さあ」
ジオン兵A:「こちらパトロール・ホットドック、敵戦闘機発見。現在位置、Y207」
ジオン兵B:「いかん、見ろ!」
ジオン兵A:「なに?おおっ!」
ジオン兵B:「うっ」
リュウ:「もらった!」
ジオン兵A、B:「うわあーっ」
リュウ:「とどめだ。おおっ・・・」
「燃料が漏れてるのか・・・」

リュウ:「ブライト、燃料タンクをやられたらしい。敵にはダメージを与えたが逃げられた!」
ブライト:「なに?確認できないのか?」
リュウ:「だ、駄目です、これ以上は・・・」
ブライト:「オペレーター、敵の脱出方向は計算できるか?」
マーカー:「南西方面というくらいしかわかりません」
ブライト:「アムロのふるさとの方向か。連絡するか。リュウ、帰艦できるか?」
リュウ:「そりゃあ大丈夫だが、しかし」
ブライト:「あとはアムロにやらせる」
リュウ:「・・・すまん!」
ブライト:「セイラ、アムロに緊急サインを送るんだ。急げ」
セイラ:「はい」

ジオン兵D:「よーし、みんなじっとしてろ。そのまま動くな」
「敵の戦闘機らしきものがこの辺に着陸したという報告も入ってる。知っている者はいないか?ん、僕、飛行機知らないかい?おじさんにだけ教えてくれないかな」
子供A:「知るもんか!」
村人A:「おお」
ジオン兵D:「憎まれたもんだな。チョコレートをやるよ」
子供A:「いらないやい、とうちゃんとかあちゃんをかえせ!!」
村人A:「こ、これ」
ジオン兵D:「おーこわ。ははは、チョコレートを貰いそこなったな、坊や」
ジオン兵E:「ん?」
ジオン兵D:「おっ、な、なんだこの音は?」
アムロ:(こ、こんな時に呼び出し信号が)
ジオン兵D:「なんだと言ってるんだ、言え!」
村人B:「あたしゃ89歳になります」
ジオン兵D:「チッ」
「おっ」
「おい女、そこに寝ている奴は何者だ!?」
カマリア:「え?い、いえね、た、ただの怪我人なんですよ、ただの・・・」
ジオン兵D:「見せろ!」
カマリア:「あっ・・・私の子供です、怪我をしているのです」
ジオン兵D:「怪しいのでなければ見せろ!」
カマリア:「あっ」
ジオン兵D:「あっ」
アムロ:「わあーっ!!!」
ジオン兵E:「・・・ああっ!!」
カマリア:「アムロ、待ちなさい!ア、アムロ!アムロ・・・」
アムロ:「・・・」
カマリア:「アムロ!」
村人C:「命には別状ない、医者を呼んでくれ」
カマリア:「あ、あの人達だって子供もあるだろうに、それを鉄砲向けて撃つなんて・・・すさんだねえ・・・」
アムロ:「じ、じゃあ、母さんは僕がやられてもいいって言うのかい!!せ、戦争なんだよ!」
カマリア:「そ、そうだけど。そうだけど人様に鉄砲を向けるなんて!」
アムロ:「母さん、母さんは・・・僕を・・・愛してないの?」
カマリア:「そんな、子供を愛さない母親がいるものかい!」
アムロ:「嘘をつけ!」
カマリア:「アムロ!」
セイラ:「アムロ、何かあったの?」
アムロ:「いえ」
セイラ:「そう。緊急事態発生、ジオンのパトロール機がそちらの方向に向かったの。気をつけて。ホワイトベースも発進して合流するわ」
アムロ:「了解」
カマリア:「アムロ、私はおまえをこんな風に育てた覚えはないよ。昔のおまえに戻っておくれ」
アムロ:「今は・・・戦争なんだ!」
カマリア:「なんて情けない子だろう!!」

アムロ:「ん、あれか?やってやる!」
「どこに行くつもりだ?基地でもあるのか?基地があろうとなかろうと構うもんか!」


ジオン士官B:「ええい、たどり着けなかったのか。対空砲火急げ、ドップを発進させろ!」
アムロ:「うわーっ!!」
「あ、当たらなかった?」
「させるか・・・」
「・・・ガンペリー?そうか、ガンダムを持ってきてくれたのか。よーし!」

カイ:「よう、アムロ、空中換装ってやつをやってみるかい?」
アムロ:「空中換装?よーし、いきなり実戦テストもいいだろうさ」
ジョブ:「カイさん、駄目ですよ。マチルダさんの持ってきてくれたドッキングパーツ、まだテストしてないんですから」
カイ:「アムロがやるってんだからいいじゃねえか。俺の都合じゃねえよ」

カマリア:「男手で育てたからかしら・・・あんな子じゃなかったのに。虫も殺せなかった子が・・・うぅ・・・」

アムロ:「高度差50、ドッキングサーチャー始動」
カイ:「レーザーサーチャー同調、5、4、3、2、1、ガンダムBパーツ投下!」
アムロ:「コアチェンジ!ドッキングゴー!」
カイ:「よーしいいぞ。ガンダムAパーツ投下!」
アムロ:「カ、カイめ、シンクロしてないのに!・・・ええい」
「わあっ!」


ブライト:「アムロめ、な、何をしているんだ・・・」
フラウ:「敵の基地をやっつけているんでしょ?」
ブライト:「あんな地方の前進基地を叩く必要がどこにあるか。カイもカイだ。テストもしていないのに敵前でガンダムをドッキングさせたりして。単なる消耗戦だぞ。今の我々には自分の首を絞めるに等しい」
ミライ:「ブライトさん・・・」
ブライト:「間違っているかね?」
ミライ:「いいえ・・・」

カマリア:「嫌なのかい?」
アムロ:「嫌とかじゃないんだ。あそこには仲間がいるんだ」
ブライト:「お母様でいらっしゃいますね?」
カマリア:「アムロがお世話になっております」
ブライト:「我々こそアムロ君のおかげで命拾いをさせてもらってます」
カマリア:「そ、そんな・・・」
ブライト:「いや、事実です。今日の彼の活躍も目覚しいものでした」
カマリア:「まあ、そうですか・・・」
ブライト:「アムロ君、どうするね?我々は出発するが」
アムロ:「は、はい・・・」
「こ、これからもお達者で、お母さん」

ブライト:「失礼いたします。お子様をお預かりします」
カマリア:(嗚咽)
「・・・アムロ」
(嗚咽)

次回予告:「武器、弾薬が少ないのはホワイトベースだけではなかった。クワラン曹長のガンダム強襲作戦はアムロ達を恐怖させるのに十分であった。彼らは勇敢にガンダムに迫る。アムロはこれを突破できるのか?機動戦士ガンダム、次回、『時間よ、とまれ』。君は、生き延びることができるか?」


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