鉄血のオルフェンズ 第1話 鉄と血と

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(オルガ):「・・・!く・・・!」
(三日月):「っ・・・!ねぇ、次はどうすればいい?オルガ」

オルガ:「・・・!」
三日月:「オルガ」
オルガ:「は・・・!おお・・・ミカ」
三日月:「おおじゃないよ、またこんな所でサボって。見つかったらまた何されるか」
オルガ:「わかってるよ」
雪之丞:「おおい!いたか、三日月!」
三日月:「ああ」
オルガ:「どうした、おやっさん」
雪之丞:「どうしたじゃねえよ!アルバが呼んでるぞ!」
オルガ:「社長が?」
雪之丞:「つーかここ入るなって言ったろ!」
オルガ:「いやここ年中暖けぇからさ」
雪之丞:「ったく!一応この動力室は最高機密扱いなんだぞ」
オルガ:「ミカ!行くぞ!」
三日月:「ああ」

スナップショット 1 (2015-10-04 23-19)


火星 アーブラウ領 クリュセ独立自治区
郊外 CGS クリュセ・ガード・セキュリティ

アルバ:「クリュセ独立自治区、その代表の愛娘を地球まで運ぶ。そいつの護衛を・・・お前ら参番組に任せる」
オルガ:「ぉぉ、ぉ・・・」
ビスケット:「あの、代表の娘って、クーデリア・バーンスタインですか?」
アルバ:「知ってんのか、ビスケット」
ビスケット:「えと、確か独立運動をやっているとかって・・・」
アルバ:「今回の地球行きも火星の独立運動絡みらしい。ご立派なことだ」
オルガ:「でもそんなでかい仕事なんで俺らに?」
アルバ:「お嬢様直々のご指名なんだよ」
ビスケット:「え、それって・・・」
ハエダ:「形はどうあれ、やることはいつもと変わんねえ!お前らガキ共はしっかり俺らの言うこと聞いてりゃ良いんだよ!」
ダンジ:「ったく!ありえねぇ地雷設置訓練とかよ!」
ライド:「ただのいじめだろ?明日は撤去訓練だぜ」
ダンジ:「まじか~・・・」
ライド:「あ?」
ダンジ:「あ?」

ユージン:「ぐ・・くそっ!三日月の野郎!」
三日月:「あ・・・」
昭弘:「このタイミングで躱すかよ!三日月・オーガス!」
タカキ:「かっけえな~・・・いつか俺も」
ライド:「・・・!」
タカキ:「・・・あっ」
ササイ:「何を!ちんたらやってんだ!トド!ガキのしつけはてめぇの仕事だろうが!!」
タカキ:「うっ・・・」
トド:「へへへ・・・おらーっ!てめえらー!キリキリやれ!この!・・・」
ササイ:「ったく!・・・へっ!宇宙ネズミがはしゃぎやがって」
ダンジ:「おい、大丈夫か?」
タカキ:「うん・・・平気」

ユージン:「俺たちがお嬢様の護衛?」
シノ:「お嬢様って良い匂いするんだろうなー!!なぁ三日月!」
三日月:「お嬢様って言っても同じ人間なんだし、そんなに変わんないだろ?」
シノ:「あぁ~!?」
ダンジ:「女に飢えてない三日月さんにそんな事聞いてもムダっすよ!」
シノ:「何だとこら!」
ダンジ:「シノうるさいよ」
シノ:「・・・!」
三日月:「タカキ」
タカキ:「はい、水ですか?」
三日月:「いやその傷・・・」
タカキ:「あ・・・平気っす。いつもの事で」
ユージン:「でもあれだな、社長もよ、口だけの社員様より結局は俺らの力を認めてるって事なんじゃねえの。で、これをきっかけによ、社員のやつら出し抜いて俺らが一軍になって・・・!」
オルガ:「いくらアルバのオヤジが耄碌したって、使い捨ての駒ぐれえにしか思ってねぇ俺らを認める訳ねぇだろ」
ユージン:「・・・っ!おい・・・俺ら参番組隊長のお前がそんなだからいつまで経ってもこんな扱いじゃねえのか!」
ビスケット:「やめなよユージン」
ユージン:「うっせー!ビスケット!てめえは黙ってろ!大体てめぇ・・・ああっ!ぐぅっ!」
三日月:「喧嘩かユージン?俺は嫌だな」
ユージン:「取れる、取れるって!」
オルガ:「喧嘩じゃねーよ。これぐらい、な?」
ユージン:「あ・・・ああ、あったりめぇだろ!だから離して三日月、取れちまうから!すいません!すいませんでした!」
オルガ:「悪いな昭弘。騒がしくってよ」
昭弘:「いつものことだ」
オルガ:「フ・・・」

アーブラウ領 クリュセ独立自治政府 首相官邸
クーデリア:「それではお母様、行って参ります」
朋巳:「あら藍那、もう行くの?くれぐれも地球の方々に失礼が無いようにね」
クーデリア:「お父様は私の運動に反対なさっていると思っていたのに、今回地球との調停役という大役をいきなり任せて下さるなんて・・・」
朋巳:「何でも悪く取るのはあなたの悪い癖、お父様はあなたのことをいつも心配して下さっているのよ」

クーデリア:「お母様は目を逸らしているのよ。この屋敷の外で何が起こっているのか知ろうとも思わない。私はそんなの嫌。本当の事を見たいし、本当の事に触れたいの」
フミタン:「それで今回の護衛役に彼らを?」
クーデリア:「そう!彼ら非正規の少年兵たちは長く続く地球圏からの支配が生んだ今の火星が抱える問題そのものなのよ。そんな彼らと触れ合う事で私は少しでもその痛みをわかち合えたらって思うの」

ギャラルホルン 火星本部 静止軌道基地 アーレス
コーラル:「若さとは、純真さとはなんと美しいことだろう。地球との関わりの深いバーンスタイン家の娘が独立運動の旗頭として扱われるとは皮肉なものだな。ノーマン・バーンスタイン君」
ノーマン:「はぁ・・・愚かな娘で・・・」
コーラル:「いや、愚かさもあそこまでいけば立派なものだ。だからこそクリュセの・・・いや火星中のならず者たちも彼女を支持するのだろう。ならば完全なるカリスマとして永遠に民衆の記憶に残るよう、我々も手助けをしようじゃないか」
ノーマン:「・・・はい、お手柔らかに、コーラル閣下」

コーラル:(自分の娘を売っておきながらお手柔らかにときた。ふぬけとはあの男のことだな。娘の爪の垢でも飲むといい。しかしこれで厄介な地球からの監査も好機になる。ノブリスからの援助を受けるためにもあの娘には頑張ってもらわないとな)
アナウンス:「これよりゼロGブロックに入ります」


コーラル:「オーリス!作戦が決まった!今回はお前に指揮を執ってもらう!」
オーリス:「了解!」
コーラル:「クランク!お前は元教え子をサポートしてやれ!」
クランク:「はっ!」
コーラル:「アイン!」
アイン:「は、はいっ!」
コーラル:「貴様は今回が初陣だ!しっかり励め!」
アイン:「了解であります!」

ガエリオ:「しっかし火星か・・・植民地としては旨味を吸い尽くした出涸らしみたいな星だ。ギャラルホルン本部の監査官様が直々に出向く必要があるのか?」
部下:「特務三佐殿。アリアドネ?の定期連絡です。確認をお願いします」
マクギリス:「確認した。辺境任務は退屈か?ガエリオ」
ガエリオ:「まさか。監査部付の武官として仕事はきっちりやるさ。マクギリス特務三佐殿」
マクギリス:「今の地球圏の経済はその出涸らしを組み敷いた上に成り立っている。今後共彼らに地球圏への変わらぬ献身を貫いてもらうためにも火星支部には我ら世界秩序の番人たるギャラルホルンの一員として襟を正してもらわねばな」
ガエリオ:「支部の連中には同情する」
マクギリス:「火星は今全土で独立の機運が高まってるらしい」
ガエリオ:「ん?」
マクギリス:「案外人の同情をしてる暇はないかもしれんぞ」

CGS少年たち(夜警):「えっと今日は南周りでDブロックまでかー」
「あー眠ぃ」
「さっさと行こうぜ」

CGS少年たち:「zzz」

昭弘:「ぐ・・・う・・・」
三日月:「・・・、・・・」
昭弘:「良いか・・・俺のほうが、体重いんだからな・・・!」
三日月:「はいはい・・・」
昭弘:「ぬおっ!」

雪之丞:「よーし。これで持ってく装備の確認は終いだ」
オルガ:「お疲れさん」
雪之丞:「もう明日か。例のお嬢さんが来るのは・・・」
オルガ:「ああ。で、明後日には出発。地球までの往復にあれやこれやで5ヶ月くれぇか」
雪之丞:「ここも静かになるなぁ。ま、ご指名の仕事なんだろ?良かったじゃねえか」
オルガ:「何が良いもんか。いつもどおり便利に使われるだけさ。マルバのおっさんは俺らのことをヒゲのおかげで他よりちょっとすばしっこいのが取り柄のネズミぐらいにしか思っちゃいねえからな」
雪之丞:「ふぅ~、ひでぇ。旧時代のマン・マシンインターフェイス、阿頼耶識か・・・ひでぇ話だな」
オルガ:「ま、こいつを埋め込むのがここで働く条件だからな」
雪之丞:「それでも仕事があるだけまだましか・・・ふっ、おめぇん時は笑えたよなあ。麻酔もねぇ手術なのに泣き声ひとつあげねぇで可愛げがねぇって殴られてよ」
オルガ:「泣けばだらしねえって殴られただろ。どっちにしろ、ここじゃ俺ら参番組はガス抜きするためのオモチャか弾除けぐらいの価値しかない。でも俺にも意地があるからな。格好悪いとこ見せられねぇよ」
雪之丞:「ふぅー。三日月にはか?」
オルガ:「フッ・・・」
雪之丞:「苦労するなぁ、隊長」

タイトル:「#01 鉄と血と」
スナップショット 2 (2015-10-05 1-09)

デモ隊:「クリュセ独立自治区は地球圏から独立をー!」
「独立をー!」
「植民地支配反対ー!!」
「反対ー!」
「火星の自主性を守れー!」

アトラ:「♪~」
ハバ:「ご機嫌だね」
アトラ:「・・・!!す、すみません!」
ハバ:「良いよ。今日はデモだなんだと騒がしくて客なんか来やしない。ふ、それあの坊主ににかい?」
アトラ:「う・・・!あの・・・」
ハバ:「良いよ良いよ。なんかでかい仕事が入ってしばらく会えなくなるんだろ?明日の納品に間に合わせないとね」
アトラ:「はい・・・」

マルバ:「いや~光栄ですな。クーデリア様の崇高な志には私は常々・・・、入れ」
オルガ:「参番組、オルガ・イツカ以下4名、到着しました」
マルバ:「ふむ・・・こいつらが護衛を担当する予定の・・・?」
クーデリア:「初めまして。クーデリア・藍那・バーンスタインです」
オルガ:「・・・はい」
ユージン:「どうもっすー、あの・・・」
マルバ:「てめえら!挨拶もまともに出来ねえのか!ったく・・・!」
クーデリア:「ふ・・・」
マルバ:「では改めてこれからの段取りを・・・」
クーデリア:「あなた!」
三日月:「・・・?」
クーデリア:「お名前は?」
三日月:「三日月・オーガス・・・です」
クーデリア:「三日月。ここを案内してもらえますか?」
三日月:「は?」
マルバ:「はいぃ?」
クーデリア:「フミタン。ここはあなたに任せるわ」
フミタン:「かしこまりました」
マルバ:「あの・・・それは・・・」
クーデリア:「では、三日月」
フミタン:「お気になさらず。説明は私のほうでお伺いします」
マルバ:「ですが・・・」
フミタン:「何か問題でも?」
三日月:「じゃあこっちへ」
マルバ:「いや・・・その・・・」
クーデリア:「・・・あ、あの、ちょっと!」

三日月:「で、この奥が動力室」
クーデリア:「あの・・・」
三日月:「うちは自前のエイハブ・リアクターがあるんで・・・」
クーデリア:「あの・・・!」
三日月:「・・・?」
クーデリア:「はぁ、はぁ、あの握手を・・・あっ、握手をしましょう!」
三日月:「あー・・・」
クーデリア:「何故ですか?私はただあなたたちと対等の立場になりたいと思って・・・」
三日月:「手が汚れてたから遠慮したんだけど・・・」
クーデリア:「あ・・・その・・・私・・・」
三日月:「けどさ、それってつまり俺らは対等じゃないってことですよね」
クーデリア:「・・・!」

ビスケット:「眠れないの?オルガ」
オルガ:「お前もだろビスケット。なんせ胡散臭すぎる・・・」
ビスケット:「確かに、あのお嬢さん自身はただの天然ぽいけど、その出自と立場は本物。ギャラルホルンが直接動いてもおかしくないほどの大物だ。それがなんでうちみたいな小さな会社を・・・」
オルガ:「どうであれ、俺らに選ぶ自由は無い。たとえ罠でも罠ごと噛み砕くまでさ」

三日月:「・・・」

部下:「本部との定期連絡、終了しました」
ガエリオ:「ふむ、しかし厄介だな。いちいちこうやって中継器を介さねば通信もままならんとは」
マクギリス:「この船の動力も含め、エイハブ・リアクターが生み出すエネルギー無しに、宇宙での生活は立ち行かない。多少の弊害には目をつぶらざるを得ないさ」
ガエリオ:「しかしそのせいで地球からの目が届きにくくなり、我々のような監査官の仕事が増える!300年前の大戦だってこれが原因みたいなものだろう?」
マクギリス:「それでも一度手にした力は手放しがたい物なのさ、人類というものは。たとえそれが自らを滅ぼす力であったとしても」

夜警A:「ぅいっつ!?すぁ・・・」
夜警B:「おらあと少しで夜明けだ。そしたら交代・・・」
夜警A:「ん・・・?どうし・・・」

観測手:「クリア」
スナイパー:「良し次は?」
観測手・スナイパー:「あ」

オーリス:「ちっ、いきなりしくじりやがった!ヘマしたスナイパーは営倉にぶちこんでやる!」
クランク:「待てオーリス。ここは慎重に・・・」
オーリス:「もういい。全隊!攻撃開始!!」

クーデリア:「あっ・・・!何・・・!?・・・?フミタン?」
フミタン:「様子を見てきます。お嬢様はここでお待ちを」
クーデリア:「・・・!待って!私も・・・うっ!」

ユージン:「おわっ!」
オルガ:「状況は?」
ユージン:「おせえぞ!今三日月と当直のシノの隊が出たとこだ。第2ハンガーから昭弘たちも出てる」
ハエダ:「何やってんだ!お前ら参番組は総員で敵の頭を抑えろ!」
トド:「おら動け動け!」
オルガ:「敵って・・・相手がわかったんですか?」
ハエダ:「ぐっ・・・そ、それは・・・」

シノ:「くそっ!金持ちかよ!ボカスカ撃ちやがって!誰か知らねえが、このまま俺らを塩漬けってか!」
三日月:「いや、来る」
シノ:「・・・!?嘘だろ!?あのモビルワーカーは!」

アルバ:「ギャラルホルンだと!?くそったれ!なんでヤツらがうちを。大体うちにはたいした資産も・・・くそっ!パスワードが思い出せん。たしかガキの頃飼ってた雌犬に関係が、・・・!?資産、メス犬、ササイ!」
ササイ:「う・・・へい!」

ユージン:「どうしてギャラルホルンが!?」
ハエダ:「知るわけねえだろ!!」
トド:「いいからとっとと出ろ!」
オルガ:「一軍は?本隊はどう動くんです?連携は?」
ハエダ:「お、俺たちは回りこんで背後を撃つ。挟撃だ!だからそれまで、お前らは相手をしっかり抑えとけ!」
トド:「わかったな!おら!早く!」
ユージン:「ちぃ!行くしかねえか!」
ビスケット:「オルガ。うちの動力炉以外のエイハブ・ウェーブが観測されてる」
オルガ:「ええ?」
ビスケット:「相手がギャラルホルンならもしかすると・・・」
オルガ:「・・・」
ユージン:「オルガ!早くしろよ!」
オルガ:「ビスケット。頼みがある」
ビスケット:「うん・・・!」

シノ:「助かったぜ、三日月!」
三日月:「良いよ。にしても数が多い・・・弾の残りも・・・」
オルガ:「シノの隊は一旦下がれ!」
三日月:「あ・・・」
オルガ:「ダンテの隊と交代で補給だ!
シノ:「オルガ!?遅えぞ!」
オルガ:「わりぃな。ミカと昭弘も戻れよ!」
ダンジ:「オルガさん!数足んないなら俺を出してください!モビルワーカーが1台空いてます!」

タカキ:「ダンジ!お前そんな・・・」
オルガ:「シノが戻ったらその下につけ。無理はすんなよ」
ダンジ:「ぁ・・・!しゃーっ!」
タカキ:「ぁ・・・!えーっ!」

ササイ:「いぃっ!くそっ!女の面倒は参番組が見るんじゃなかったのかよ!マルバの野郎・・・、失礼しますよ!・・・って・・・」

クーデリア:「どこへ行くのですか?私はフミタンを待たねば・・・」
ビスケット:「あのままあそこにいたら死にますよ!」
クーデリア:「・・・!し、死ぬ・・・私は死ぬのですか・・・?」
ビスケット:「そうならないように努力してるところです!」
雪之丞:「ヤマギ!5番のケーブル!」
ヤマギ:「はい!おやっさん!」
雪之丞:「おう!もう始めてるぞ!本当に良いんだな?」
クーデリア:「・・・!」
ビスケット:「頼みます。俺はこれからまだやる事があるから」
ヤマギ:「5番見つからないっす!」
雪之丞:「そこの下にあんだろ!」

少年兵たち:「うわあぁー!!」
「死ぬー!」
「ちきしょー!」
「足がぁー!」
オルガ:「3班!すぐ応援が到着する!もう少し耐えてくれ!5班突っ込み甘い!当たり負けるぞ!ユージン移動!」
ユージン:「移動は良いけどよ、このままじゃジリ貧だぜ!」
シノ:「来るぞ~!着弾集めて・・・おっ!こら!何やってる!!ダンジ!!」
ダンジ:「向こうの方が固いんだ!近づかなきゃ手柄は・・・!うわぁー!!ぐっ!」
シノ:「動け!足止めたら死ぬぞ!!」
ダンジ:「うわぁ~!あ~!あ・・・」
三日月:「ごめん、待たせた」
ダンジ:「わぁ・・・あ・・・」
「三日月さん!」
三日月:「・・・」
昭弘:「お前にばっかり良いカッコさせるかよ!」
オルガ:「よし!ミカと昭弘が食いついた!混戦ならあいつらに勝てるのはそうはいねぇ。宇宙ネズミの本領発揮ってとこだ。今のうちに立て直すぞ!負傷者もなるべく下げろ!」
ユージン:「けどよ、こんなのはただの時間稼ぎだぜ!ジリ貧なのは変わんねえ、それより本隊は!?一軍はどうした!?一体いつになったら来るんだよ!」
ビスケット:「オルガ!」
オルガ:「ビスケットか!どうだ?」
ビスケット:「悪い方の読みが当たったよ。一軍は今社長と一緒に裏口から全速で戦闘域を離脱中!」
ユージン:「・・・!おいおいどうすんだよ!俺らこのままじゃ犬死にかよ!!」
オルガ:「いいや、違うな」
ユージン:「はぁ!?」
オルガ:「それじゃ筋が通らねぇ。なあ?ビスケット」
ビスケット:「だね」

CGS社員:「へ?うわぁー!」
タカキ?:「なんだあれ?」
ライド?:「信号弾?」
ユージン:「な、なんだありゃ?一軍か!?」
オルガ:「ああ、どうやら俺たちのために囮になってくださるみてえだ」

ハエダ:「おい!トド!てめえどういうつもりだ!!」
トド:「いやいやいや!俺本当に何もしてねえっす!」
ハエダ:「ガキどもがぁ~!!!」

シノ:「おおっ!敵が移動してくぞ!」
オルガ:「だろうな」
ユージン:「はぁ・・・?」
オルガ:「俺の読み通りなら今ここから逃げ出すヤツを無視できねぇ」

雪之丞:「ヤマギ!12番!」
ヤマギ:「はい!すぐに!」
クーデリア:「あ、あの!私も何か・・・」
雪之丞:「お嬢さんは危ねえからもっと下がってな!」
クーデリア:「・・・」

ダンジ:「あれは・・・」
タカキ:「俺たちの埋めた地雷!」
ライド:「俺たちの埋めた地雷!」

ユージン:「うわぁー!」
オルガ:「さあ反撃開始といこうか!」
三日月:「・・・!」
ユージン:「・・・!?重砲!?どっから!?」
オルガ:「これは!?」
CGS兵:「なんだってんだ!う、うわっ」

オーリス:「まったく!この程度の施設制圧に何を手間取る!モビルワーカー隊は全員減給だ!」
ユージン:「マジかよ・・・」
クランク:「オーリス!なぜ撃った!?我々の目的は・・・」
オーリス:「黙っていてもらおう。指揮官は私だ!そんなに目的が大事なら、回収はそちらに任せよう。アイン!貴様もだ!」
アイン:「りょ、了解!」

ユージン:「冗談だろ?モビルスーツなんて勝てるわけねえ・・・」
シノ:「どうすんだよ!これ!」
ダンジ:「に、逃げなきゃ・・・」
昭弘:「どこに?」
オルガ:「そうだ。どこにも逃げ場なんてねぇぞ。ハナっからな。なぁ!ミカ!」
三日月:「うん。で、次はどうすればいい?オルガ」
オルガ:「へっ・・・」

オーリス:「ハッハッハッ!まるで虫けらだぁ!」
アイン:「クランクニ尉、オーリス隊長を・・・」
クランク:「放っておけぇっ!」
(我らがもっと早く出ていれば、味方にこんな犠牲が出ることなどなかったというのに!)

オルガ:「無理はするな!ミカが戻るまで少し時間が稼げりゃ良いんだ。そしたらよこのクソッたれな状況に、一発かましてやれるんだ。だからそれまで・・・」

ダンジ:「基地がっ!やめろ!そこには俺の仲間がぁっ!」
シノ:「ダンジィ!!チキショー!!ダンジが!!」
オルガ:「・・・!足を止めるなぁ!!あと少し、あと少しで!」
ユージン:「・・・!オルガ!なんかこっち見てる!」
オーリス:「貴様が指揮をしているのか?」
ユージン:「死ぬ死ぬ死ぬ~!!」
オルガ:「死なねぇ!死んでたまるか!このままじゃ・・・こんなところじゃ・・・!終われねぇ!!」
オーリス:「ハッハッハー!!」
オルガ:「だろ?ミカ!!」

(三日月):「ねえ、次はどうすればいい?オルガ」
(オルガ):「決まってんだろ」
(三日月):「ん?」
(オルガ):「行くんだよ」
(三日月):「どこに?」
(オルガ):「ここじゃないどこか、俺たちの、本当の居場所に」
三日月:「うん、行こう。俺たち皆で」

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次回予告:「ブレスレット、喜んでくれるといいなぁ・・・いつもつけてくれるかなぁ?あっ、そしたら臭くなっちゃうかな!?たまに日の当たる所で干してくれると良いんだけど・・・あっ!でも宇宙に行っちゃったら無理だよね!?どうしよ~!次回、機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ、第2話『バルバトス』」


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