機動戦士ガンダム 00 ダブルオー セカンドシーズン 第4話 戦う理由

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(研究員):「被験体E-57、脳量子波施行手術、終了。術後の経過観察に入る」

(マリー):(誰か・・・誰か・・・。聞こえる・・・?誰か・・・)
(アレルヤ):「頭の中に声が響く・・・」
(マリー):(ここよ・・・私はここにいる・・・)
(アレルヤ):「ここ・・・」
(マリー):(誰か・・・私の声を・・・)
(アレルヤ):「君が僕に言ってるの・・・?」
(マリー):(あっ!私の声が聞こえるの!?どこ?どこにいるの?)
(アレルヤ):「・・・君の目の前にいるじゃないか」
(マリー):(・・・ごめんね・・・わからないの・・・)
(アレルヤ):「えっ・・・」
(マリー):(でも、お話出来て嬉しいわ。ずっと一人ぼっちだったから。ここまで来てくれてありがとう)
(アレルヤ):「君は?」
(マリー):(マリー)
(アレルヤ):「マリー・・・」
(マリー):(あなたは?)
(アレルヤ):「・・・わかんない・・・思い出せないんだ・・・。僕が誰だったか・・・何故ここにいるのか・・・名前さえ、思い出せない」
(マリー):(だったら、私が名前を付けてあげる)
(アレルヤ):「えっ・・・」
(マリー):(そうね、あなたの名前は・・・アレルヤがいいわ)
(アレルヤ):「アレルヤ?」
(マリー):(神様への感謝の言葉よ)
(アレルヤ):「・・・感謝・・・?何に感謝するの?」
(マリー):(決まっているじゃない。生きている事によ)
(アレルヤ):「・・・!!」

アレルヤ:(それは文字通り、僕にとっての洗礼だった)

タイトル:「#04 戦う理由」

マリナ:「助けて頂いた事、そして5年前、アザディスタンの内紛を止めて頂いた事、本当にありがとうございました。戦いを行わずに内紛を止めた・・・あの行為はとても素晴らしいものだと私は考えます」
刹那:「そんな事はいい。これからどうする?」
マリナ:「アザディスタンに戻ります」
ラッセ:「無茶だろ・・・!」
刹那:「保安局が来る」
ティエリア:「あなたを口実に連邦が介入してくる可能性もある」
マリナ:「連邦に参加しなかったアザディスタンは、世界から見捨てられています。経済が破綻し、保守派の指導者であるラサーが亡くなられ、改革派との争いも泥沼化の様相を呈している。でも、だからこそ私は・・・」
刹那:「わかった。トレミーの進路をアザディスタンに向ける」
ティエリア:「刹那・・・」
イアン:「了解した、刹那」
ラッセ:「ブリッジに行く」
ミレイナ:「付かぬ事を聞くです!」
イアン:「ん?」
ミレイナ:「2人は恋人なのですか?」
刹那:「違う」
マリナ:「違います」
ミレイナ:「あっ・・・ん~・・・乙女の勘が外れたです」
ラッセ:「スメラギさんは?」
イアン:「・・・制服の袖に腕を通す気はまだないようだな」

ライル:「くっ・・・」
「・・・ハロ、命中率は?」

ハロ(オレンジ):「78%、78%」
ライル:「ふむ・・・兄さんのようにはいかないな・・・おっ」
フェルト:「あっ・・・」
ライル:「よう。どうかした?」
フェルト:「ううん・・・何でも・・・」
ライル:「フェルトっていったよなぁ?君の視線よく感じるんだけど、何で?」
フェルト:「あっ・・・そんな事・・・」
ハロ(オレンジ):「フェルト、ロックオンスキ、フェルト、ロックオンスキ」
フェルト:「あっ・・・あぁ・・・ハロ!」
ライル:「俺は兄さんじゃない」
フェルト:「わかってる・・・うん、わかってる・・・あっ」
ライル:「あんたがそれでも良いっていうなら付き合うけど」
フェルト:「えっ・・・?ん・・・」
ライル:「その気があるなら後で部屋・・・」
フェルト:「・・・!!」
ハロ(オレンジ):「フラレタ、フラレタ」
ライル:「気付かせてやったんだ。比較されたら堪らんだろ・・・」

スメラギ:「あっ・・・」
アレルヤ:「一杯、付き合ってもらえませんか?」
スメラギ:「・・・」

アーサー:「捕虜のガンダムパイロットを奪われ、その上カタロンにまで遅れを取るとは・・・失態だなぁ、大佐」
マネキン:「ソレスタルビーイングの戦力を見誤っておりました」
アーサー:「言い訳は聞かん。無能な者はアロウズには不要だ。リント少佐、次の作戦は貴官が立てろ」
リント:「かしこまりました。アロウズのやり方というものを教えて差し上げますよ、大佐」
マネキン:「勉強させて頂こう」
アーサー:「もう良い。下がれ」
マネキン:「はっ」

マネキン:(掃討作戦を得意としたアーバ・リント少佐・・・あの悪名高い男を連れて来るとは)

リント:「保安局員の証言によると、ガンダムは収監中だったアザディスタンの皇女を連れ去ったそうですね」
アーサー:「貴官はどう見る?」
リント:「ガンダムパイロットには中東出身者がいると聞いておりますが」
アーサー:「うら若き姫君の為、白馬に乗ったナイトを気取るか」
リント:「今のソレスタルビーイングは私情で動いていると私は推測します。仲間のパイロットを助けたのが何よりの証拠。となれば、この辺りで網を張るのが妥当でしょう」
アーサー:「了解した。トリロバイトの使用を許可する」
リント:「ありがとうございます。もう1つ、本作戦には彼も参加を願いたいのですが」
アーサー:「ミスター・ブシドー・・・」

マネキン:(僅か5分足らずの電撃作戦・・・艦船を海中に沈め、津波を発生。それにより部隊は混乱。また周囲の湿度を高め、粒子兵器の効力も半減させた。それにガンダム4機の連携。大胆さと繊細さを併せ持つこの戦術・・・どこかで・・・)
アナウンス:「トリロバイト、発進準備。トリロバイト、発進準備」
マネキン:「・・・トリロバイト?資料にあった新型か」

ソーマ:「GNドライブ搭載型のモビルアーマーまで開発しているとは」
アンドレイ:「噂では多額の寄付をした女性がいるそうですが」
ソーマ:「物好きな者がいる・・・」
ルイス:「あっ」
アンドレイ:「第4小隊に地上への移動命令が下りました。ハレヴィ准尉、至急ブリッジにお越し下さい」
ルイス:「了解」

アナウンス:「モビルスーツ隊、発進準備!」

カタロン隊員A:「ジーン1からの情報が来た。やはりアザディスタンに向かうらしい」
カタロン隊員B:「本当にやるのか?クラウス」
クラウス:「ソレスタルビーイングは我々の目的に必要な存在だ。それに彼等を助ければマリナ姫を保護する事も出来る」
シーリン:「クラウス・・・」
クラウス:「必ず助けてみせる。君の大切な友人を」
シーリン:「・・・、マリナ・・・」

(マリナ):「王宮から出ていくって・・・!」
(シーリン):「姫様、今の連邦政府の政策では例え連邦に加盟出来たとしても、この国に未来はないわ。なら私は私のやり方でこの国の未来を作ってみせる」
(マリナ):「アザディスタンではあなたのやり方は出来ないの・・・?」
(シーリン):「この国を建て直すだけでは駄目なのよ」

シーリン:「・・・クラウス、私も部隊に同行させて」
クラウス:「・・・それは危険だ」
シーリン:「邪魔はしないわ。お願いよ、クラウス」

マリナ:「私にも何かやれる事はある筈・・・」
刹那:「ここにいたのか」
マリナ:「・・・!刹那・・・」
刹那:「どうした?」
マリナ:「・・・あ・・・、・・・刹那!私と一緒に来ない?アザディスタンに」
刹那:「・・・!」
マリナ:「国を建て直したいの。争いのない、皆が普通に暮らせる国に。あなたにも手伝って欲しい!」
刹那:「それは出来ない」
マリナ:「なぜ・・・!?」
刹那:「俺に出来るのは戦う事だけだ」
マリナ:「悲しい事を言わないで・・・刹那、争いからは何も生み出せない。無くしていくばかりよ」
刹那:「ソレスタルビーイングに入る前は俺もそう思っていた。だが、破壊の中から生み出せるものはある。世界の歪みをガンダムで断ち切る。未来の為に。それが、俺とガンダムの戦う理由だ」
マリナ:「・・・」

フェルト:「進路、3200で固定します」
沙慈:「あのー・・・良いんですか?こんな秘密事項を僕に見せちゃって」
イアン:「人手が足りないんだ。宇宙技士の2種免持ってるんだろ?」
沙慈:「あ・・・まぁ・・・」
イアン:「それにな、働かざる者食うべからずってな」
沙慈:「わかりましたよ。えっと・・・」
イアン:「イアンだ。イアン・ヴァスティ」
沙慈:「イアンさん、あなたはどうしてここにいるんですか?」
イアン:「嫌という程戦場を見てきて、戦争を無くしたいと思ったからだ。ここにいる連中も同じだ。戦場の最前線へ送られた者・・・軍に体を改造された者・・・家族をテロで失った者・・・ゲリラに仕立て上げられた者・・・皆戦争で大切なものを失ってる。世界にはそういう現実があるんだ」
沙慈:「でも・・・」
イアン:「・・・そうさ、わしらは犯罪者だ。罰は受ける。戦争を無くしてからな」

スメラギ:「ソーマ・ピーリス・・・確か、人革の超兵だったわね」
アレルヤ:「どうして気付かなかったんでしょうね。僕の脳量子波にあれだけの介入が出来るのはマリーしかいなかったのに。国連軍に捕まった時、僕は罪を償う時が来たのだと感じました。あのまま朽ち果ててもいいとさえ思った。でも、今は違います。僕はマリーを取り戻したい」
スメラギ:「相手は敵よ?」
アレルヤ:「わかっています」
スメラギ:「それにあなたは超人機関の施設を・・・」
アレルヤ:「はい・・・。僕は同胞達を殺しました。マリーがそれを知ったら僕の事を憎むでしょうね。僕はそれだけの事をした・・・でも例え憎まれてるとしても・・・」
スメラギ:「羨ましいわ」
アレルヤ:「えっ?」
スメラギ:「あなたには戦う理由が出来たのね。私の戦いに、そんな理由があったかしら・・・」
アレルヤ:「イオリアの計画に賛同して参加したんじゃないんですか?」
スメラギ:「もちろんしてたわ。争いを無くしたいとも思った。でもね、それとは別に私は自分の忌まわしい過去を払拭しようと思ったの」
アレルヤ:「忌まわしい過去・・・」
スメラギ:「その思いで戦った。そうよ、私は自分のエゴで多くの命を犠牲にしたのよ」
アレルヤ:「スメラギさん・・・」
スメラギ:「でも私は過去を払拭出来なかった。今の私には戦う理由がないの。ここにいる理由も・・・」
アレルヤ:「あなたがここにいる理由はあると僕は思います」
スメラギ:「そんなの・・・」
アレルヤ:「だったら、どうして僕を助けてくれたんですか?」
スメラギ:「・・・!」
アレルヤ:「戦う意味、見付けられますよ。あなたになら」

アレルヤ:「アリオスガンダム・・・キュリオスの後継機。この機体で、ガンダムで、僕はマリーを取り戻す。ハレルヤが逝き、脳量子波が使えないとしても・・・」
ティエリア:「戦う理由か・・・昔なら否定していただろうな」

スメラギ:「ロックオン・・・クリス・・・リヒティ・・・モレノさん・・・もう一度私に出来るかしら。世界と向き合う事が。そして、大切な人を守る事が。エミリオ・・・」
ミレイナ:「トレミー、間もなくホルムズ海峡を抜けるです」
スメラギ:「・・・周辺が静か過ぎる。魚達の姿も、この深度で・・・あっ!」
ミレイナ:「Eソナーに反応!6つの敵が高速で接近してくるです!」
ラッセ:「そりゃ魚雷だ!フェルト!」
フェルト:「GNフィールド、最大展開!」

沙慈:「ああっ・・・何だ!?」
イアン:「敵襲!?」
沙慈:「うわぁっ!」

フェルト:「魚雷の中に重化合物が!」
ミレイナ:「ソナーを無効化されたです」
ラッセ:「この深度で動ける敵だと!?」
スメラギ:「新型!?」

トリロバイトパイロットA:「予定ポイントで敵艦の足を止める!虎の子を撃つぞ!」

刹那:「・・・船の中央に行け!」
マリナ:「刹那!」
フェルト:「第二波、来ます!」
マリナ:「・・・!」
ミレイナ:「大型魚雷が2発です!GNフィールド、突破されたです!」
ラッセ:「新兵器か!?」
フェルト:「下部コンテナに浸水!」

ティエリア:「ガンダムを発進させようにもこの深度では!」

ラッセ:「トレミーを浮上させる!ガンダムを出せる深度へ!」
ミレイナ:「あっ!」

スメラギ:「うっ・・・海上からの爆雷・・・恐らく使用しているのは・・・ケミカルボム!」

リント:「2分間の爆撃の後、トリロバイトで近接戦闘を行います。敵艦が圧壊する様が見られないのは残念ですが」
マネキン:(リント少佐・・・索敵と初期行動までは見事。しかし、相手の指揮官がどう出るか・・・)

フェルト:「船体を覆った樹脂で砲門が開きません!」
ラッセ:「操舵もだ!くそっ!敵は何処だ!?」
ミレイナ:「Eセンサー、使用不可です!」
ラッセ:「打つ手なしかよ!」
スメラギ:「落ち着いて!」
ミレイナ:「あっ」
スメラギ:「手はあるわよ」
フェルト:「スメラギさん!」
スメラギ:「もうすぐ爆雷が止む」
ラッセ:「あっ・・・あ・・・」
ミレイナ:「「あっ・・・あ・・・」
スメラギ:「そして海中の敵がこちらに接近し、直接攻撃を仕掛けてくる」
ミレイナ:「あぁっ!」
フェルト:「敵が船体左舷に突撃しました。被害甚大!このままでは圧壊する恐れも・・・!」
スメラギ:「ラッキーね。私達は」
フェルト:「あっ・・・」
ラッセ:「何を・・・!?」
スメラギ:「索敵不能の敵がそこにいて、トレミーはガンダム出撃深度まで到達している。しかも敵は下部コンテナの給水時間まで短縮してくれたわ」

トリロバイトパイロットA:「モビルスーツの推力でこのトリロバイトに!」
ティエリア:「切り札はある。トランザム!!」
トリロバイトパイロットA:「な・・・何だと!?・・・!」
ライル:「水中でもこんだけ近けりゃ!」
トリロバイトパイロットA:「ぐっ!うう・・・!」
トリロバイトパイロットB:「距離を取って魚雷を!」
フェルト:「刹那!」
刹那:「了解。ダブルオー、目標を・・・」

(マリナ):「私と一緒に来ない?アザディスタンに」

刹那:「くっ・・・目標を・・・駆逐する!」
トリロバイトパイロットB:「ば・・・馬鹿な!」
トリロバイトパイロットA:「トリロバイトが!う・・・う・・・うわっ!」
アレルヤ:「刹那!海上へ出る!」
刹那:「了解!」
アレルヤ:「トランザム!!」

リント:「何事!?」
オペレーター:「ガ・・・ガンダムです!」
リント:「まさかトリロバイトが・・・!」
マネキン:「艦を後退させろ!」
リント:「・・・モビルスーツ隊を!」
マネキン:「もう遅い!」
リント:「へあ~・・・」
マネキン:「あのアヘッドは!?」
リント:「ミスター・ブシドー!」
刹那:「アロウズの新型!?この動き・・・手強い奴か!」
グラハム:「その剣捌き・・・間違いない・・・あの時の少年だ。なんという僥倖!生き恥を晒した甲斐が、あったというもの!!」

ソーマ:「その機体・・・被験体E-57!」
アレルヤ:「ぐわっ・・・あぁっ!機体のせいじゃない・・・僕の能力が・・・!ぐっ!・・・来る!」
ソーマ:「墜ちろガンダムー!!」
「あれは!?まさか・・・カタロン!?」


刹那:「これは・・・?」
グラハム:「反政府組織が・・・私の道を阻むな!!」
マネキン:「撤退して体勢を立て直す!」
グラハム:「何っ!?あっ・・・、・・・手合わせを拒まれたか」
マネキン:「大変勉強になりましたよ、少佐殿」
リント:「あ・・・、くっ・・・!」

刹那:「反政府組織カタロン・・・これ程の戦力を・・・」
マリナ:「誰なのかしら。私に会いたい人って」
シーリン:「久し振りね。マリナ・イスマイール」
マリナ:「あっ・・・シーリン・・・シーリン・バフティヤール!どうしてあなたが!?」
シーリン:「私は今、カタロンの構成員。地球連邦のやり方に異議を唱える女よ」

ホーマー:「ようやく決心したか、ビリー」
ビリー:「お世話になります。叔父さん」
ホーマー:「ここでは司令と呼びたまえ。君には亡きエイフマン教授の後を継いで新型モビルスーツの開発主任を担当してもらう」
ビリー:「了解しました」

アレルヤ:「スメラギさん!」
イアン:「おっ」
スメラギ:「サイズ合わないの・・・キツくて・・・」
フェルト:「あっ、すぐに他のを用意します!」
イアン:「わしはそのままが良いなぁ」
ミレイナ:「セクハラです!パパ!」
刹那:「スメラギ・李・ノリエガ」

ビリー:(九条・・・君はずっと前から僕の事を利用していたんだね。そして踏みにじったんだ。僕の気持ちを・・・!)

次回予告:「アロウズの無慈悲なまでの攻撃に翻弄されるマイスター。そして刹那は紅蓮の炎のなかで劇的を味わう。次回『故国燃ゆ』その再会は劇薬か」


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